表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
命改変プログラム  作者: 上松
前に進む為のyの解編
PR
2907/2929

244

(このままじゃ……)


 まずい……そんな風に俺は思う。いや、きっと俺だけじゃない。周囲の誰もが思ってるだろう。なにせ今は防戦一方だ。なんとか集まって態勢を整えることはできた。でも有利になったのか? といえば、そうじゃない。なにせ奴らはここで待ち構えてたのだ。それはつまり、ここが奴らにとって有利な場所だからだ。奴らが考えたとはおもえない。

 きっとセツリのやつだろう。あいつは頭はよくないが、ゲームは沢山やってるわけで、戦術とかなんかには触れてるし……あいつはランキングとかあるゲームとかではそのプレイスキルとかで結構を上位にまでいってたはずだ。

 だから難しくは理解してなくても、有利に立ち回ることくらいはできるだろう。きっとここなら、敵をはめられる……とかおもったんじゃないだろうか? そしてそれは間違ってない。

 最初に意表をついてきたのもよかった。こっちがいろいろと把握できない間に、月人達にいいようにやられた。しかも通常の月人に……だ。散々戦ってきて、今更やられるなんてないだろって思ってる通常の月人に……だ。


 いつもなら二足歩行をしてる通常の月人。攻略法が確立してる月人……けどその動きや攻撃方法を変えるだけで厄介なことになってる。なにせ本来なら普通の月人はただ突っ込んでそのパワーを押し付けるような戦闘をしてくるだけだ。

 でも、今の月人にはセツリの……いや知恵のあるやつの干渉が多大にはいってる。ないのはむしろあの両手が武器になってるデカい月人だけだろう。あいつはいつもの月人のような動きをしてる。

 そのパワーを思いっきり押し付けてくるようなさ……でも特殊個体だからそれが厄介だ。力を押し付けてくる奴、そして周囲で動き回るやつって役割分担してる。

 さらにはその外からの遠距離攻撃……完全にはまってる。そう向こうの戦略に……なんとかこの陣形にしてから誰かが減る……なんてことはなくなってるが……なんとか耐えてるだけで、攻勢にでれない。

 

「アギト君、このままじゃ……」

「ああ……」


 アイの言葉にそう返す。きっと同じようなことを皆が思ってるだろう。このままじゃだめだ。でもここでどうにかするのは厳しい。なにせここは完全に月側が完全に包囲してるからだ。

 ここで戦うのがそもそも得策じゃない。ここで耐えてても落ちた人たちは戻ってこないし……それなら、ここからどうにか離れる。それがきっと一番いい。でもどうやって?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ