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「我を敬わないお前たちに協力なんてするか!! まあ? 土下座するのなら考えてやってもいいぞ?」
にやにや……とそれこそなんの威厳もない格好でお偉いモブリはやってる。よくその格好で余裕をみせられるなって思う。だってお偉いモブリはイケメンタンクの人の手によって首根っこを捕まえられてる状態だ。なんかちょっと大きなてるてる坊主みたいな? そんな状態だよ? それでよくそんな事をいえるなって思う。
なの威厳もないぞ。それに言ってることも最低だしな。こいつはプレイヤーである俺達全員を屈服させたいみたいだ。自身の立場、そして利用価値はわかってるようだ。だからこそこんな強気でいれる。自分を殺すなんて事はできないって……思ってるからな。
まあできないが……流石にNPCといってもこれだけ自身で思考して嫌なやつだけど心がちゃんとあるのだ。そんな奴を殺すなんてさ……流石にゲームでもできないのだ。いや、普通に復活するのなら殺してしまうのが脅し的にはいいけど……NPCには復活はないからな。
そうなるとこいつがいなくなるとこの世界樹の設備を動かせる奴がいなくなる。だから出来ない。それをわかってるからこいつはこんなに強気なんだ。
自分にしか出来ないこと……それを笠に気が大きい。ムカつくけど……それは確かなんだ。
「どうした? 早く我にへりくだれよ! 全員だぞ!」
そんな事を言い放つ。もう本当に殺そうか? 流石にピキピキとしてくる。実際はどうにか出来るんじゃないか? 会長ならどうにか出来ると思う。あいつの祝福なら、ハッキングとかしてさ……ここにいなくも世界樹の設備を動かすとかさ……出来るんじゃないか? だってここでこいつにへりくだってみろ……絶対にこいつは調子に乗る。
そうなると、ここから先もきっと厄介な要求をしてくるんじゃないか? そうなると俺達の行軍速度は落ちるだろう。そうなると月に侵攻してる側にだって迷惑がかかる。こんなやつのワガママで足踏みしてていいような状況じゃないんだ。
それならいっそここでこいつを切り捨てて、別の案を模索する……そっちの方が時短じゃないか? 俺はメッセージで会長に連絡を取ろうとする。けどその時だった、そのお偉いモブリも持ってたイケメンタンクの彼。その彼がガツン! となんとお偉いモブリを壁に叩きつけた。しかも一回じゃない? 何回も何回も……だ。
無言でそれをやる彼に、俺達もポカーンだった。




