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8-3 フショップ(2)

 ヨール王二三年七月十六日(金)。


 今日の午後のベンジーはキャンセルだな。午前中、工房で紙の説明をしている間のどこかで、アンにバギーで連絡に走ってもらおう。アンに不在の時間帯ができるなら、今日はベティも同行させるか。


 いつもの時刻にマーリン7を出発。オレ、エンリ、アン、ベティ。途中でテンギ達一行と会う。大人数だ。


「テンギ殿。おはよう。昨日の昼はまだ漁師小屋まで水の中を歩かないとダメだったけど、夕方には水は引いてたよ。流れ込んでくる川の水は元に戻ったけど、池はまだ濁ってる。」

「そうですか。昨日は休ませてもらったので、今日はあちこち点検からですよ。手が足りなかったら困るから、全員連れてきました。あと、夕食とか世話になってしまって、改めてありがとうございます。」

「そこは気にしなくていいよ。私とエンリの分、大エビ二匹で許す。」

「ハハハ。そうですね。小エビも付けます。秘伝の味付けの方法も付けましょう。」

「それはいいね。味付けを教えてくれたら、値が張りそうな大エビはナシでもいいや。でもそういうのは、点検とか修繕とか、そんなのが落ち着いてからでいいからね。壊れてるところとかあったら、それを直すのが優先で。無理はしないで。」

「そうさせてもらいますよ。じゃあ、池に行きますので。」



 昨日の解散時に「明日は二の鐘から始める」と伝えてあった。〇八四五M。工房には昨日のメンバーに加えてバースとゴールまで来ている。


「昨日も一緒に見たかったんだけどねえ。でも昨日は新池の水が増えてとか聞いたからねえ、午後はゴールと手分けしてあちこち見に行ってたんだよ。」

「どうでした?。」

「ネゲイの中では新池以外に大したことはなかったみたいだよ。あのくらいの雨なら今までにも降ってるからねえ。ネゲイの下流、サニアでも領境でちょっと話を聞いたけど、日照りが続いてたからこれで畑が助かったとか、そんな話だったね。もっとすごい雨だったら、どこで崩れたとかの話は入ってくるんだけどね。中途半端な降り方だと、自分で見に行かないと。まあ、新池のあたりでちょっと水が増えても、今まで誰も気にしてなかったしね。」


 この近辺で大きな問題はなかったようだ。だが夕立レベルで問題があるような場所なら、人は住まないともいえるが。新池に住んでるオレ達が少しばかりの例外だ。


「年に何回もあんなことを心配し続けるようなのはちょっと困りそうだとは思ってます。まあ、今日はその話の日ではないので、いつかテンギ殿も含めて話をする機会を作っていただければ。」

「雨が少なくて困ったときの話をゴールとやったとは聞いたよ。そのあたり、今日はその話の日じゃあないから、いつかテンギも含めて話をする機会を作るよ。」


 バースとゴールは完全見学組。昨日の実習生五名は一晩ゆっくり寝て力も戻っている。オレはアンにベンジーへ行くよう頼み。説明役はベティが務める。漉き桶には新しい水が張られていた。


「昨日は『潰し』をやっていただいてますけど、潰した材料をこの桶に入れます。最初の量は、大体このくらい。」


 新しい水と今の漉き桶の大きさに合わせた材料は既に準備してあった。準備済の草木類の配合比率も重量で木札に示してある。


「乾いてるとか乾いてないとかで比率は変わりますけど、今日は説明用に天日干しした材料を用意してますから、混ぜ方はこんな感じですね。」

「よく乾かしてから使うべきということですかね?」


 フショップが聞く。


「慣れてくれば、少しぐらい水気が残ってても量の加減はできるようになると思いますよ。あと、『糊』になる草は、種類によっては乾きすぎると役に立たなくなることもありますから、そのあたりも場所場所で変わってくると思います。」


 ベティは答え、用意されている材料を桶に入れた。桶の中を潰しに使っていた棒でかき混ぜる。全体が均質になってから、少し掌に掬い上げ、粘り気を確認する。


「このくらいですね。水滴の垂れ方がもっと細かいようなら、もっともう少し粘りの多い材料を足すとか、全部の材料を足すとか、調整をして下さい。」

「粘り気と全部の材料のどっちを足すべきかの見分け方は?。」


 またフショップが聞く。


「色の薄い『糊』を使ってる場合は、色で見分けられます。場所によっては『糊』に色があるものしか使えないこともあるでしょうから、その場合はまた別の見分け方を工夫していただかないと。」


 なおも漉き桶を混ぜ続けていたベティはエンリに向き直って言った。


「それでは先生。お願いします。」


 この小者感あふれる台詞を考えたのはβで、今日の手順について昨晩マーリン7で打ち合わせをしたときに、βも混ざっていたのだが、カースン語に翻訳されると何が面白いんだか。地球文化圏の生まれであるジェーン・ドゥ・オーキョーでも、これが使い古されたジョークであることには気付かないだろう。


 エンリは桶に歩み寄って漉き枠を沈め、少し揺すってから一回できれいに一枚分の紙を掬い上げ、乾燥台に貼り付けた。少し傾けてある乾燥台から水が滴る。


「ええっと、水の中でしばらく動かしてみて、枠の上の水の色がどこも同じくらいだなと思ったら、傾かせずにまっすぐ掬い上げるのが一番きれいにいくみたいです。」


 エンリが説明した。続いてエンリがもう一枚。今度は少し時間がかかった。


「手の細かい動かし方とか説明しようと思ったんですけど、言葉で整理しようとした途端に動きがおかしくなって失敗しそうですね。実際に手を動かしていただくしかないみたいです。説明が下手でごめんなさい。」


 エンリは謝ったが、職人達は気にしない。


「手の動かし方の細かいところを口で言うとか、嬢ちゃん、それは無理だって。ちょっと、稽古させてもらうよ。時々、手本を見せてくれたらいいよ。」


 また交替で紙漉きをやらせてみる。漉き枠の中に均一に材料が乗るように。持ち上げるときに傾いていたら。エンリは時々助言している。ベティは、ゴールとバースに改めて材料の潰し工程を説明していた。アンもベンジーから戻ってきて休憩用に飲み物の用意をしている。


 一回できれいに掬える者はいないが、ネリは二回目で成功させた。実は時間短縮のためにエンリの動作パターンを送り込んでいる。体格もほぼ同じなので補正すべき項目もほとんどない。その他の者は最低でも十回目ぐらいでやっと合格点。材料と道具をもっと最適化できれば、初心者のこの成績は改善できるだろうか?。



 全員が数枚ずつの「合格点」レベルの紙を乾燥台に貼り付け終わったら、裁断の説明に移る。昨日以前に用意していた未裁断の紙を一枚、エンリが裁断台の上に載せて見本を示す。四辺を落とし、半分に切って更にもう一度半分に。


「今切ってる大きさはよく使われてる木簡の大きさに合わせてます。建物の絵図なら切らないまま使うとか、もっと大きい漉き枠で大きな紙を作るとかもできると思いますけど、今はこんな感じですね。」


 裁断の工程は、誰も似たような作業の経験はあるのだろう。酷い失敗した者はいなかった。出来上がりは束にしてフショップに預ける。報告書に添付する、或いは、報告書そのものになるかもしれない。休憩を挟んで、午後は領主館で契約の話だ。ああ。移動の前に、フショップ達に売り渡すつもりで用意した新品の漉き枠とかの話もしておこう。



 カースンでの打ち合わせの時に工房に必要な水源や道具類の概要は話していたし、昨日今日で現物と工程の説明もできた。バースはカースンで話をした時に「国内の紙工房での出荷額の十二分の一の権利料」という基本線をまとめている。フショップは、「十二分の一」で契約書の下書きを終えていた。所々に空白がある。


「似たような案件の例を参考に作ってきました。まだ空欄になっているところもあります。全体を説明させていただいて、その後で空欄を埋めていく流れでいいですか?。場合によっては一から作り直しですけど、その場合の案も一応、用意してます。」


 フショップの言葉にバースが同意する。


「いいよ。まず今の案の説明からだね。読み上げてくれる?。」


 空欄に入れるべき内容についての選択肢の説明も挟みながら、フショップは第一案を読み終えた。紙の製造はネゲイにあるオレ達の工房も含めて工務省のに登録された工房だけに限る。オレ達の工房の取り分はバースの案のとおり工房からの出荷額の十二分の一。それ以外に、工房出荷額の二四分の一は国庫に入るとされていた。これはオレ達の工房も対象になる。新製品に対する新税だな。紙に関しては、工房からの出荷額のうち知恵の代金として十二分の一と、税として二四分の一、合計二四分の三は決算時期に取り分けておかねばならない。説明を聞いていると、「契約」というよりも、紙の扱いに関する新しい法律のような感じだ。翻訳がニュアンスを拾い切れていないか、AIが「契約」と翻訳している単語で示されるのが、「従うべき規則や約束」というような概念なのだろう。


 説明の最終項は「本契約に取り決めのない事項は別途協議の上取り決める」で終わった。バースも、自分がカースンで作っていたメモを見ながら聞いている。


「大筋は先月に話をしてるとおりだね。細かいところの補足付きで。カースンが二四分の一というのはこの前の話にはなかったけど、まあ聞いたことがある話だね。『知恵の代金』の関係の勅令のどこかにあった気がする。何年か前にも鍋か何かの話でこの契約をやったことがあった気がするな。細かいことは忘れたけど。二十四分の一も、売値が上がり過ぎることがなければ、いいんじゃないかな。」


 鍋というのはハパーの店で見た琺瑯のことだろうか。特許権の保護みたいな勅令があるんだな。法律との違いとかも気になるが、今はそれを聞くべき時間ではない。フショップが答えた。


「値段の話は、昨日今日で体を動かしてみた私と連れの職人が原価計算をやってみないと、決めにくいんです。マコト殿の工房で、今どんな計算になってて、紙一枚でどのくらいの値段にするのが適当と考えているか、それもお聞きしないと。あと、今日は一人が一四四枚までしか作れなかったとしても、来年の今頃には二八八枚になってるかもしれない。そうなると、『六年で見直し』というのもちょっと長すぎるかとか、そんな心配もしてます。」


「六年か。次の更新の時は、タタンも一緒に話に入れなきゃとか思ってたけど、短くすると一回目はタタンにはちょっと早いかな。ううん。前にも聞いたことがあるような気がするけど、マコト殿はどんな値段で考えてる?。」

「最初は同じ枚数の木簡と同じ程度か少し安くしようと思ってます。一枚で売るつもりもないので、例えばどこかの店で紙一四四枚組を銀貨一枚で買えるとして、その店の取り分が銅貨三~四枚、なら工房からの出荷が銅貨八~九。そこからネゲイと国で合計十二分の二を抜いたら工房は銅貨六枚と三分の二。銅貨一枚で紙二二枚。裁断前の大きなヤツ六枚分。慣れれば、一鐘の間に一四四回ぐらいは掬えるでしょう。一日に二鐘分働いたとして切る前の大判二八八枚。工房の取り分は銅で一九二〇、銀で一六〇、金で十三枚ちょっとになります。材料や道具の仕入れとか工房の家賃とか考えても、四~五人が食べていけるでしょ。」

「マコト殿、ゆっくりもう一度お願いします。」


 フショップはオレが並べた数字を蠟板に書き取ろうとしている。


「ベティ、書いてやってくれ。」


 ベティは自分の物入れから紙を一枚取り出し、立ったったまま、閉じた蠟板を台にしてオレの挙げた数字を書き始める。


「フショップ殿、あとでゆっくり見直してもらって、『一枚の値段を変えた場合』とか『十二分の一でなくて八分の一』とか試してもらえばいい。で、私としては、一番最初の値段設定はそのくらいで、職人が慣れてきたら、枚数を増やして値段を下げるとか、値段は好きに付けてもらってもっと粗雑な紙や高級な紙があってもいいと思ってる。そのあたり、また試作してみて、どんな需要があるか探すところから始めるけどね。」


 バースが言う。


「話を戻すよ。期限のことだけど、一回目は二年で、二年後の交渉で次回を四年後、その次は六年。そんな感じでどうかな。合計十二年も経ったらカースンの外でも作り始めてるだろうから、あまり『知恵の代金』の取り分にこだわってると値段で負けるしね。最後の六年の途中で状況を見て六年を待たずに廃止……。それなら最初からずっと三年刻みで行くか。フショップ殿。そのあたり、ここで決めててしまえるのかな?。カースンに聞かないとダメっていう部分もあるだろう?。」

「見直しの期限は、まだ私が預かってる権限の中ですよ。カースンに聞かないとまずいのは『二四分の一』の方でして、これは最大でネゲイと同じ十二分の一まで、ネゲイがもっと増額するなら同じ率まで、って、そんな話をしてからここに来ました。さっきのマコト殿の説明で、十二分の一でもいいかなとか思ってます。」

「手の内は明かさない方がいい……、って、こっちがもう同意した後か。カースンが二十四分の一って、ちょっと計算が面倒だっただけさ。計算しやすい数字を選んだんだよ。」

「いや、筋道を作ってもらって助かります。増額する方向なら、カースンにお伺いを立てずに決めることができます。」


 話の切れ目でベティがフショップにオレの計算を書いた紙を渡す。


「この紙で、半鐘分ほど職人達と相談させてもらっていいですか?。夕方には、修正したものをお見せすることができると思います。」


 バースが言う。


「工房がマコト殿に支払う分はこれとは別の契約だよ。前にも言ったけど、工房に入ってきた分の十二分の一で考えてる。マコト殿。まず、カースンとの契約の大筋についてどう思う?。」


 工房の経営責任者はノルンだ。今進めようとしている契約も、オレやバースが大いに口を出してはいるが、オレは技術責任者でしかない。国王陛下ヨール・ドゥ・カースンと、工房代表であるノルン・ノルンの契約になる。ノルンの保証人としてバースも副署するだろうからノルンに全責任が来るわけではないが。それに、商習慣についての知識はオレよりもノルンの方が豊富だ。話には、ノルンの判断も含めなければ。


「ノルン、カースンとの契約の内容についてどう思う?。」

「ええと、ウチから出荷してもカースン宛ての十二分の一を取り置きしておくんですよね。」

「会計のやり方は、きちんと確認しておいた方がいいぞ。勘違いで脱税だとか言われたくないからね。」

「ええと、蠟板の時のお金の動きとちょっと違うんで、間違えないようにしないと、って思います。」

「そのあたり、計算方法は整理しよう。まだ扱ってる品目が少ないウチにやっておいた方がいいだろう。」

「そうですね。工房の中の話ですけど、マコト殿かベティ殿あたりに計算方法の整理を手伝っていただけるなら、今聞いた内容で構わないと思います。」

「そういうことで、工房はカースンを相手とした今の契約案に賛成する。空欄を埋めなきゃな。空欄の日付とか、決済方法とか。そのあたりも、夕方には固められるかな?。」

「条件が絞れてきたから、『年内に』とか思っていたところが『十一月に』とか、考えやすくなると思います。」

「じゃあちょっと疲れたしね。一旦解散しようか。フショップ殿、半鐘ほどってことは、四の鐘過ぎにここにまた皆集まるってことでいいかな?。」

「ええ。この部屋、私と職人の話に使わせてもらっていいですか?。」

「いいよ。ジルに新しいお茶も用意させるからね。」


 一旦は、バースがこの場を終わらせた。



 応接室を出るとダラスに呼ばれた。


「マコト殿とノルン殿ご一行は、ちょっと来ていただけますか?。」


 案内された商務の大部屋でダラスはオレ達に蠟板を見せる。


「紙の話に関してマコト殿の取り分を決める契約の下書きです。これも似たような話の例から引っ張ってきました。あまり長くはないんですけど、マコト殿とノルン殿にはよく読んでおいていただかないと。」


 オレとノルンは蠟板を読む。契約当事者はオレとノルンだ。難しい内容ではない。「ヨール王○年○月○日に交わされたカースン国王ヨール・ドゥ・カースン(以下「甲」という。)とネゲイ領立工房長ノルン・ノルン(以下「乙」という。)の契約第○条に基づく○○金の取り扱いについて、乙とネゲイの知恵者マコト・ナガキ・ヤムーグ(以下「丙」という。)は、以下のとおり取り決める。第一条……。」


 オレとノルンは蠟板を読み終え、エンリにも文を見せる。ダラスが補足した。


「空欄は、今フショップ殿が悩んでる契約の本文を見てから埋めます。」

「ダラス殿。私はネゲイ領内で済む現金取引ばかりやってたんですけど、工房の収入は、カースン中から来るんですよね。手形ですか?。」

「私がここで新人だった頃、何年も前に色付きの鍋を作る話で同じように王様との契約があったんですけど、その時は現金が届いてたみたいですね。相手は、モルだけだったみたいですけど。」

「モルだけならそれでも行けるかもしれませんけど、手形は換金に手数料を取られたりするからなあ。」

「手数料って、どのくらいかかるんだい?。」

「色々ですよ。相手もその両替屋と取引があるとかないとか、最低で九六分の一からだったかな。よく知ってる相手でも、モルなら四八分の一です。初めて聞くような名前の工房が相手だと、十二分の一とか色々変わります。ネゲイだと、バンスの店が一番大手ですね。工房宛ての手形も扱ったことがありますよ。」

「ええ。ダラス殿に勧められて、工房の最初の頃に、バンスとか両替屋を紹介してもらってたんです。」

「さっき応接室で見てたフショップ殿の案で決済方法が空欄だったのは気になってたんだ。現金に限るとかの条件を付けようか。」


 ここでダラスが助け船を出してくれた。


「国に、まとめて集めてもらったらどうです?。それぞれの紙の工房も、ネゲイと国の両方に払うのは面倒だから、国で全部集めて、そこからネゲイの分を清算してもらうんです。四半期ごとにカースン商務省だか工務省の手形が一枚届くなら、換金しても手数料は最低ランクの九六分の一だったと思いますよ。」

「なるほど。全部の工房で一手間減るし、カースンは計算係一人の手間が少し増えるだけか。」

「又は、四半期決算ができなくなって多分私の手間が少し増えるんですけど、国でまとめて集めた分を、秋のネゲイから国への納税時期にその分は差し引いてもらうとかすれば、領主館から金貨か手形で工房に支払えます。この場合の手形も九六分の一ですよ。」

「うん。国でまとめてもらってという案に賛成。その後、四半期で手形にするか、領主館からの手形にするか、そのあたりはこの後の話に提案しよう。」

「そうですね。手形を何十枚も換金するなんて計算間違えそうですけど、毎期一枚で済んで手数料も最小限度なら、その案に乗りたいです。」


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