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7-13 デルタふたたび

 デルタはカースン~トヨン地方時で午後になってからそれまでの西経四五~東経一三五度の極軌道を離れ、オレ達がいる東経四五、北緯四五附近に近づきつつある。まだ大気圏に入る前に一Gの逆進制動を二分弱ほど行い、ほぼ音速近くで大気圏にまで下がる。ここまで速度が落ちていれば大気上層で光り輝くこともないが、念のため一連の操作は人目に付きにくい海上で、ガンマとベータからも見えるコースで行った。オレがヴォルタ・ドゥとの「空に見えるものは」の約束をしてからコース変更までに時間があったのは、ベータからの観測ができる位置でデルタを動かすよう調整した結果である。今のデルタは音速の少し下、成層圏を抜けて対流圏の上層で、斥力場を左右に伸ばしたグライダー形態で滑空中。大気圏に入った時に目立った加熱もなかったが、高速で空気を切り裂いたおかげで小規模だが飛行機雲を作ってしまっていた。ベータの観測によれば、デルタの機体の後方に、翼端から機体とほぼ同じサイズの雲を引いているらしい。このサイズなら目立たないし、減速すれば消えるだろう。定点軌道からの観測になるガンマのカメラでも解像度は悪くなっているが雲の筋は捉えられている。


 海上にある間に、大気圏内で斥力場加速を行った場合のテストなども行っている。これは長い飛行機雲を作った。燃料を燃やしているわけではないのですぐに消えたが。亜音速や、もっと低速での場合、低空での場合など、海上にいる間に可能な範囲でテストをするように指示する。空を飛ぶのものは虫すらもいないヤーラ359-1だ。「飛行」という概念すら人々の頭にはないだろう。そんな場所で、飛行可能なものはできるだけ隠しておきたい。


 コースの都合上、ベータからの観測は周回一回の時間のうち五分の一ほどしかできなかったが、それでも夕方までには合計で一時間弱ほど、デルタの大気圏内での飛行状況を確認できた。高度、気圧、湿度などの情報と合わせて、今夜中にでも「目立たない」加減速の手順をまとめられると思う。



 市門を出て一時間弱でバギーを隠していた廃道に到着。侵入者の痕跡なし。まだ五の鐘前で日は落ちていないので動けない。もう少し市内観光をしてもよかったな。時間潰しにマーリン7を呼び出してみた。


『状況は把握してるわよ。エンリはいないわ。ネリに呼び出されて出かけてる。ルーナとかも含めて一緒に晩ご飯の約束をしてたわ。今日はゴールの家に泊まるみたい。来週の打ち合わせもあるみたいだし。』

「ちょっと話もしてみたかったけど、女子会の時間も必要だな。」

『午前中の状況はエンリも中継を見てたわ。だからエンリも状況はわかってる。』

「説明の手間が省けたというか、説明の会話がなくて寂しいというか、微妙な気分だ。」

『補足することは多分あるでしょう。契約の報告、届け出?でカースンに行かないといけない話はまだエンリも知らない。』

「カースンか。エンリのお披露目の前に済ませるか、フショップ達が来た時に預けるか、ああ、もしかしてフショップ達は今日あたりカースンを出発してるかもな。」

『移動にかかる日数を考えたら、そろそろかもね。契約の報告はネゲイとカースンの両方にしておいた方がいいでしょうから、明日ネゲイ、明後日カースン、デルタのいい使い方を思いついたら明日中にネゲイとカースンでも行けないことはないと思う。』

「カースンは中継用の『虫』を回収してあるから、また『虫』を撒きながらの移動になる。デルタを使いながら『虫』も使う方法を考えないとな。」

『今までの経験からすると、衛星経由で通信した場合の遅延は問題にならないかも。』

「なんで?。」

『例の長々しい話し方のおかげで、相手が話し終えるまでに意味の推測ができるようになってきてる。衛星経由のタイムラグ分はそれで稼げると思う。場合によっては、意味のある部分を話し終えてから二秒近くも付け足しを話してることがあるの。今日のトヨンでも、重要でない町中での会話、古着を仕入れた時とか、ガンマ経由の回線を使ってたのよ。』

「それは気付かなかった。でも、過去形の文章だと話し方も短くなるだろ?。」

『それこそ、終わったものは変えられないものだから、じっくり聞けばいいのよ。初めてエンリにあった頃に教わったでしょ。』

「なるほど。それなら、遅延があっても使えそうだな。」

『もちろん地上通信網の方も考えるけど、衛星回線でも普通の会話なら実用に支障はないって、そう考えてもらっていいわ。』

「使い分けとか、そういうのも考えていこうか。」

『そのつもりよ。』


 エンリが今夜は女子会が外泊という以外にネゲイでの特記事項的な動きはなかったようで、夏至から数日しか経っていない今はまだ日も落ちない。あと、やるべきことは……。


「ネゲイ、モル、カースン、トヨンの近くでデルタができるだけ目立たずにる着陸できる場所の候補を探すこと。それから、デルタを使って、少なくともカースンあたりまでは『虫』を使わない地上通信の中継機を置いていきたい。中継機も、候補地は考えてあるんだろ?。」

『立体地図で探してるだけで現地の細かいところは見てないけど、まずネゲイでは、新池から一キロほど上流で南東からヤダ川に合流してきてる少し大きい谷があるわ。新池からだと直線では見通せない。合流点近くを少し伐採すれば、その谷をデルタが地形追従飛行で移動して、町や街道からほとんど見えずに南原まで出入りできる。離陸もそのルートで山の裏で、乗り心地は悪くなるかもしれないけど三キロほど地形追従で真南に行くと岩盤の露出してる谷がある。ここなら真上に十Gで加速しても多分耐えられるわ。』

「いい感じの案だけど、伐採とか必要かな?。」

『少し整えた方がいいわ。小ニムエ達に適当な道具を持たせて頑張らせたら、一~二時間ね。今からでも始める?。今日の明るいうちに始めれば、夜は作業を中断しても明日の二の鐘頃までに終わると思う。』

「伐った木はどうする?。」

『根起こしまではやらないから、幹や枝葉は残ってる根株に引っかけておけば変に川に流れ出して悪さをする心配もないわ。紙の材料に使えそうなら回収してもいいし。』

「じゃあ、ネゲイのプランはますそれで。予想外の問題が起きたりしたら別の場所を考えよう。モルは?。」

『モルは、微妙ね。』

「微妙?。」

『デルタは普段極軌道で飛ばしておくつもりでしょ?。モルに行こうって決めた時点で軌道から呼び戻してって動き方だと、その時点でのデルタの位置にもよるけど、八割方、バギーで川を下った方が早いのよ。一応、候補地は見つけてあるけど。』

「『明日の二の鐘で』とか事前に計画を立ててればけど、『今すぐ行こう』って時にはデルタは使いにくいってことかな?。」

『そういうことよ。』

「その候補地は、伐採とかは?。」

『ネゲイと違って勝手に伐っていいかどうかわからないから、そういうことが必要ないと思われる場所を探してる。お陰で町からも少し離れてしまって。』

「わかった。どこかの時点で一度試してみるけど、モルは基本としてバギーだけということにしようか。」

『やることリストには入れておくわ。』

「カースンは?。カースンでの離着陸は海上でもいいかなと思ってるんだ。試したことはないけど、説明書にはそんな使い方も書いてあった。海岸から見て水平線より遠くなら、見えないだろ?。」

『それは湖とかの内水面での話よ。海だと、分離はできるけど、波があるから回収が難しいわ。カースンから少し東に人の入らない、陸上からだと近づきにくい入り江がある。そこなら、バギーを回収できると思う。』

「じゃあ、カースン沖、海上で分離して、用が済んだらその入り江で合流ということにしよう。」

『入り江からカースンを目指す方が早いわよ。多分、漁師以外に人が来ない場所だから、休憩のための仮小屋とかも作れるかも。』

「それはそのうちに。一回ぐらいは海上分離を試してみたいしね。」

『じゃあ、それをベースにカースン行きのプランを考えておくわ。』


 デルタが使えるようになって便利になるはずだが、なぜか仕事は増えてるような気がする。まあ、運用手順が確立するまでだろうが。薄暗くなるなるまで、少し寝ておこう。



 日没と同時に「虫」に回収信号を出した。バギーも動き出してデルタと合流できる場所を目指す。カタログスペックならVTOLなので機体の大きさ相当の場所があればいいが、初めてなので余裕は欲しい。バギーを隠していた場所は狭すぎてVTOLでも離着陸はできない。街道に出て、事前に衛星写真で探しておいた候補地に向かう。村と村の間、農耕に使われていない河原だ。そこまでの移動にかかった時間は二〇分ほど。市街地からの所要時間は合計で一時間強。「目立たないように」ということを心がけるなら基本は夜間の移動になるが。そうなると今の季節は待ち時間が長くなる。バギーの隠し場所、デルタの離着陸の場所、ともに、要改善だ。衛星写真だけでは探せなかった適地があるかもしれない。


 デルタは既に上空で旋回中だった。会合地点の南東一五〇キロほどの海上で旋回しながら日没を待ち、日没後にここまで移動してきている。現在高度は六千メートル。直射日光が当たらない領域では斥力場で飛行機雲ができても地上からはわからない。音速を超えなければ気付かれることはないだろう。


 会合地点でデルタを待つ。既にこの場所まで飛行可能な「虫」の回収は終えている。月明かりしかなく、少し雲もあって肉眼ではほとんど何も見えていないので、オレは久しぶりに情報ゴーグルを着用中だ。デルタの位置と高度はゴーグルでしかわからないが、距離の数字はどんどん小さくなっていく。デルタのセンサーがオレ達の位置を把握していることも確認できた。


 不意に風切り音が聞こえた。デルタが頭上を通り抜けたらしい。ゴーグルの表示では高度は百メートルほど。速度も時速で一五〇キロほどか。音の方向を見る。僅かな月明かりの反射で、何かがあることだけはわかる。オレ達の頭上を旋回している。機体の底面で赤い光が明滅した。情報ゴーグルに「着陸可能地点を確認中」との表示が出る。可視光で数回写真撮影をして立体画像を作っているのだ。数秒で表示が「確認しました」に変わり、続いて文字列が「着陸機動を開始」「エアブレーキによる減速」などと状態表示がスクロールしてゆく。機体は、斥力場を補助翼の形状からエアブレーキの形状に徐々に変化させているらしい。速度と高度両方の数字が低下する。間もなく、斥力場で接地。暗くて見えていないが、接地したときの勢いのまま滑っているらしい。草が倒される音が聞こえている。音源は徐々に近づいてきて、数十秒後、デルタはオレ達から二十メートルほど離れた場所に停止した。着陸脚が伸ばされ、底面の斥力場が解除される。斥力場がなくなると、情報ゴーグルでも赤外線でデルタの形状がはっきりと見えるようになった。機体は停止したが、ゴーグルには何をチェック中だとか正常だとか加熱気味だとかの表示が流れ続けている。自動チェックの項目がひととおり終わるまではオレ達も待機だ。


 数分後、情報ゴーグルにδの声が響いた。


「点検終了しました。ミスタ・ヤムーグお久しぶりです。格納しますので、船体の下にバギーを移動させて下さい。」

「声だけは時々聞いてたけど久しぶり。バギーを移動させる。前後左右の指示をイオナによろしく。準備ができたら収納してくれ。」


 デルタの底部ハッチが開く。イオナがバギーをその真下に移動させた。次いで、オレとイオナは格納庫内のウィンチから伸びてきた吊り下げ用のワイヤのフックをバギーの四隅に取り付ける。


「上げてくれ。」


 ウィンチが作動して四本のワイヤがピンと張る。次に水平の調整のためにウィンチは一基ずつ上下動して長さを調整した。長さが揃ったら、四本同時に巻き上げていく。車体が船内に入り、ハッチが閉じた。ひとつづつ、ステップは順調だ。慣れたらもう少し時間短縮もできるだろう。δのアナウンス。


「バギーの格納を確認しました。搭乗口を開きます。」


 バギーのハッチの少し前の底版が開いてタラップが降ろされる。デルタの出入口は三ヶ所。地上との出入りのための、今開いているタラップと、マーリン7からデルタに乗り込むための天井エアロック、そしてバギーに乗ったまま出入りができる底部ハッチだ。天井エアロックは、どうも使う機会がなさそうな気がしている。オレとイオナは船内に入った。操縦席はあって操縦も可能だが、基本はAIのδにお任せとなる。「目立たないように」使わねばならないので、オレが適当に操縦なんかしたら音速超えとか色々失敗しそうだ。それでも一応、操縦士の席に座ってシートベルトを締める。右の副操縦士席ではイオナが同じようにシートベルトを締めている。


「多分オレはこれで準備できてると思う。何か抜けてる手順はないか?。」

「コースの設定をお願いします。」


 δが答えた。


「今回のトヨン訪問のコースを逆に辿って、中継に置いてきた『虫』を回収しながらネゲイに戻りたい。」

『未回収の中継機の位置をδに送信中。』


 αが会話に割り込んだ。


『位置を確認。コースを設定します。設定完了。離陸してよろしいですか?。』


 δの問いに答える。


「離陸してくれ。初めてだから、状況の説明や報告はこまめに頼む。」

「斥力場を使った垂直離陸は地表に痕跡を残す可能性がありますので、短距離滑走の上で離陸します。」

「了解。その手順でいい。」


 デルタは着陸脚を収納して底面の斥力場で河原をタキシングしている。滑走距離が長く取れる位置まで移動しているのだろう。操縦室内では増光された外の風景も見えているし、河原周辺の拡大図の中での現在位置も表示されている。多分このあたりが離陸に向けた滑走開始地点だろうと予想していたあたりで機体は向きを変えた。


「離陸します。」


 主機の出力が増大し、上昇姿勢になってオレとイオナは座席に押しつけられる。数秒で、外の風景が変わった。離陸した。高度表示を見る。もう百を超えて、二百、三百……。五百メートルで水平飛行に。速度は、時速で八十キロ。


「これ以上高度を上げると『虫』の回収がやりにくくなります。この高度では、今よりも速度を上げると風切り音で地上に気付かれる可能性があります。当面はこの高度、速度を維持し、『虫』を回収する時だけ減速する設定を考えています。いかがですか?。」

「安全策を採ろうとしてることはわかった。ネゲイまで、日の出前に帰り着ければその設定でいい。海に出たら、速度は上げられるだろ?。」

「了解しました。海上では増速します。『虫』の回収に想定以上の時間がかかるようなら、適宜修正を行います。」


 カタログスペックでの数字なら、「虫」が最高速度でデルタが滑空の最低速度なら回収は可能なはずだった。だが一匹目の回収でそれを試すと、デルタ近辺の気流の乱れで「虫」は機体に取り付けないことがわかった。回収に使おうと考えていた外気採取口が小さすぎたのも悪かった。設計用途と違う使い方というのは、難しいものだ。二~三回失敗して空中回収を諦め、デルタをマーヤン川に着水させて「虫」を回収した。回収用の網でもあれば滑空しながらの回収もできたかもしれないが、そんなものを取り付けるハードポイントもないし、滑空中は「虫」の撒布はできても回収はできないと考えるべきだろう。


「『虫』一匹あたりの回収の所要時間が想定よりも長くなりそうなので、回収ポイント間の移動速度を上げます。あわせて、音が聞こえないよう、高度も上げます。また、複数の『虫』の同時回収が可能となるよう、カースン国内に置いた『虫』を適当な場所に集合させるようαに要請しますが、よろしいですか?。」


 再発進の前にδが聞いてきた。速度と高度はその案でいいと思うが、「虫」を数匹ずつのグループで集合させておくのは、地上中継線が切れることになる。ガンマ経由で指令は出せても、個々の「虫」からの受信確認などの情報はデルタが接近するまで確認できない。


「速度と高度はそれでいい。『虫』を事前に集めておくのは、地上中継網が途切れそうだけど大丈夫?。」


 操縦席のAI状態表示が「検討中」に変わり、地図上で検討中のデルタと「虫」のコースが明滅する。この明滅パターンは、以前βが使った「カーロ山」のロジックか?。


「高度三万メートルに上昇すれば複数の『虫』との同時接続が可能です。適当な山頂で二~三匹ずつ回収できます。」


 δの最終案がHUDに表示された。


「了解。それで行こう。」



 移動中に「カーロ山」について聞いてみた。機動中は無口になるδの代わりにαが答える。


『…今までに何度もやっている処理なら定例のルーチンに新しい変数を入れるだけだけど、そういうものがない初めての計算だと便利ね。正解にはたどり着けないけど、可能性の低いものを除外できる。何回かやれば、そこからパターンを取り出して定例のルーチンが作れるわ。』

「ヤーラ359-1以前ではやってないってことか。」

『…マーリン7としてはね。ヤーラ359までの基本コースは機構で軌道計算してたし、星系到着以降の軌道計算も基本パターンはあったからそれを使ってる。でも使える前情報が少ないときに乱数で粗いパターン設定をやるのは、NASAの時代からやってた方法みたいよ。』

「千年も前からの方法なんだな。」

『…マーリン7が出発してから初めての計算というパターンは少なくて、ヤダの谷を出るときにβが発掘してきてくれたやり方だけど、なかなかいいわね。紙の材料の検討をするときにも使ったし、石鹸の触媒を探した化学合成ルーチンの中にも仕込んであったわ。』


 化学合成のシミュレーションではパターンがあっという間に億や兆の単位になる。「可能性が低いもの」を排除するのに、この方法は有用だろう。


「『カーロ山』は、コンピュータの基礎の基礎を憶えた頃に円周率の計算をさせたことがあるけど、全然収束しなかったから使えない方法だと思ってたよ。

『…演習問題でよくあるヤツね。原理の理解にはいいけど、正解がわかっているなら効率が悪いと思うのは当然よ。でも正解がわかってない時に使うやり方としては、私だけじゃなくてβ、γもδも気に入ってるみたい。』



 予定通りにまだ暗いうちにネゲイに着いた。新池の横でバギーを降ろし、デルタは無人で離陸させる。今後しばらくのデルタは東経四五の極軌道で待機だ。月に数回は使う機会がありそうだが、「目立たないように」ということに関して、工夫が必要だろう。夜間にしか使えないなら、バギーでトヨンに行くのと変わらない。バギーで出入りできて、昼間でも使える人目に付きにくい離着陸の場所、そういう場所を主な町の近くに確保しなければ。候補地は撮り溜めた衛星写真から探すとして、実地確認は、これからしばらく夜中にデルタに飛び回ってもらおうか。「虫」も回収には意外に手間取った。回収不要の光電池付の中継点も考えてゆかねば。


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