プロローグ あの日に彼女がやってきた
うばー\(^o^)/ 大幅な遅刻すみません!! 完璧に更新忘れてました() 次からはちゃんと一週間毎に更新できるようガンバリマス……
あたし『久田未来』があの子…… 心優と出会ったのは、一年前の初夏の頃だった。
当時、彼女はまだこのボロイ学校『西百合花高等学校』には居らず、あたしも友人なんて言える人が全く居なくて、毎日退屈で机に突っ伏しては寝ていたっけ。でも、この学校に彼女が転校して来てから、あたしのそんな退屈な日常は終わったのだ。
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一年前の六月、西百合花高等学校の教室。
外で小鳥が可愛らしい鳴き声を上げている、爽やかだけども憂鬱な月曜の朝。
あたしは夜更かしをしてどん底までにテンションが下がり気味の状態で、喧騒としているいつもの教室に入り、すぐ寝たり無い睡眠を要求している身体に答えるように自分の机に座るや、自分の両腕を枕にするや夢の世界へ旅立つ。
そう、ここまでがあたしのいつもの日常。
だけど、今回は少し違っていた。
始業のチャイムが鳴り響き、先生が教室へ入ってくる。ここで普通なら先生から起きろっという、意思表示を示す必中のチョーク投げがあたしに向けて披露させられる筈が、今日はそれが無かった。
おや? っと思いつつも、起きるのが怠いのでこのまま寝込もうかと決めていると。もう一人の足音が聞こえて、あたしはまどろみの中に居つつも気になって耳を澄ました。
「皆さんおはようございます、今日の朝礼はここへ新しく転校してきた子を紹介しようと思います」
転校生?
こんな古臭くて何も無い学校に、一体どのような理由でやって来たのだろう?
あたしは意識が覚醒しだし、とうとう自分から起きる決意をした。
一体どんな子がやって来たのだろう?
あたしは退屈な毎日から少しだけ違った事が起きた事による好奇心で身体を起こし、閉じていた瞼を開くと、いつもの茶色いブラウスを着ているおばちゃん先生の隣に、あたしが興味を示した生徒が立っていた。
「彼女は東京にある黒桜高等学校からやってきた天音心優さんです、皆さん今日から仲良くしてあげて下さいね」