第一幕 あたしの物語が始まると思ったらどうあがいても終わりそうな件について
約3か月ぶりの更新DEATH☆ 言い訳はしません、大人しく殺られます。ごめんなさい嘘です。これからは(多分)真面目にやります。許してください。
3日前からちょくちょくと投稿してある本文も訂正している箇所があったりするので、もしまだお読みくださってる方いらっしゃれば確認して頂ければ幸いです…… ! 本当すみませんでした!
黒桜高等学校?あたしは 聞いた事の無い学校名を聞いて、自分の頭の上にクエスチョンマークを浮かべる。
同級生達もあたしと同じような反応をし、教室内がじわじわとざわつき始めた。しかし、先生の「静かに」という意味を込めたであろう、パンパンっという手を叩く音が響いてピタリっとざわつきは止まった。
「それでは、天音心優さん。皆さんに一言挨拶を」
先生の言葉にこくりっと頷いた転校生。肩までありそうな長く美しい黒髪をポニーテールにした彼女は、強気な性格を思わせる猫の様な瞳を閉じて優雅に礼をし、それから口を開く。
「これから二年と半年、色々と不慣れで迷惑を掛ける事があると思いますが精一杯皆さんのお役に立てるよう、頑張らせて頂きますので、どうかよろしくお願いします」
まるで田舎の学校には不釣り合いな、お嬢様学校でしか聞くことが出来ないであろう出来過ぎた挨拶。皆の注目を集めるには充分だった。
それから昼休み。
「うわぁ……」
あたし自身も興味があったし、少しだけ天音さんと話してみよっか? 等と思っていたが、今目の前にある光景を見てあたしは即やめた。
何故なら、彼女目当ての沢山の野次馬(同級生)が集まって質問攻めにしまくっていたからだ。ちなみに野次馬っていう点ではあたしにもブーメランが突き刺さる。
あたしは質問攻めにされて大変そうな彼女から視線を外そうとしたその時、丁度天音さんがあたしの方へ視線を向けてきた。
そして、あたしの方をじーっと彼女は見てきて、何かしら嫌な予感がしたあたしは、そっと視線を外す。
待て待て、あたしは確かに好奇心が旺盛な気質はあるとは思うけど、かといって面倒臭そうな事に巻き込まれるのは嫌だわ。非常に申し訳ないけどあたしには貴女を救う事は……
「…… !?」
あたしが心の中で言い訳を述べまくっていると、突然横から殺気みたいなものを感じて背筋から冷たいものが走った。
一瞬だったので、すぐにその悪寒は収まったものの……
方向からして…… あの子だろうね…… ? でも、一体何故なのだろうか、助けようとしなかったから? いやでもそんな小さな理由で殺意を持たれる…… ?
そうだ、こういう時こそあたしの能力を使う時だろうね。
今まで使う機会が無かったから、すっかり忘れていた『件』であるあたしの未来を見る事が出来る能力…… 大量の妖力を使って疲れてしまうけどたまには良いだろう。
そう思い、あたしは再び彼女の方へ顔を向け、数年ぶりに能力を使った。
すると、あたしの頭の中に現れた映像には…… 彼女に殺されかけるあたしの姿が映っていたのだった……




