第三章:呪われた運送状 PART.3
VIII.
パズ市外の廃煙突塔の上、ミハイルは展望台に立ち、遠くの街を見つめていた。
月光がその顔に落ち、長く裂けた傷痕を照らし出している。傷は眉骨から顎まで一筋に走っていた──深く、醜悪な傷跡だった。しかし彼はそれを気にも留めなかった。この傷こそが、自分が生き延びた証だった。
背後にもう一人、男が立っていた。キーである。
キーは古いトレンチコートをまとい、パイプを手に握っていた。火皿の熾火が明滅し、闇夜の中で赤く光っては消えた。
「すべて見届けたか?」キーが尋ねた。
ミハイルはうなずいた。
「あの娘は……母親に瓜二つだ」
キーはしばし沈黙した。
「どうするつもりだ?」
ミハイルは答えなかった。ただ街の灯りを見下ろしていた──教会の尖塔や、ドックに点在する灯りを。
「二十一年だ」彼は言った。声は低く、ざらついていた。「二十一年間、捜し続けてきた」
キーはため息をついた。ミハイルが娘を捜していることは知っていた。どれほど長い年月、捜し続けてきたかも知っていた。ミハイルは西方全域をくまなく渡り歩き、数えきれない人々に尋ねてきた。そしてその度に、打ちのめされるような失望に襲われてきたのだ。
「あの娘で間違いないのか?」
ミハイルは顔を向けて彼を見た。月光の下、その目には鋼のような執念が宿り、同時に希望と恐怖が入り混じっていた──それは、最後の失望を恐れる眼差しだった。
「手首の模様だ。私の娘のものと、寸分違わぬ」
キーは何も言わなかった。
ミハイルが見間違うはずがないことは分かっていた。二十一年捜し続けてきた男が、このことで間違いを犯すはずがない。
しかし同時に彼は知っていた──いくつかのことは、それほど単純ではない。
「黒服の連中もあの娘を監視している」キーは言った。声は非常に真剣だった。「それに、あの積み荷の件も──あの娘に繋がっている。今日お前自身も見ただろう、あの運送状を」
ミハイルの眼差しが刃のように鋭くなった。
「誰にも手出しはさせん」
彼は向きを変え、塔を降り始めた。
キーは彼の後ろ姿を見つめ、首を振った。
二十一年越しの執念が、二言三言の警告で揺らぐはずもなかった。
しかし、暗い予感が彼の腹の底で渦を巻いていた。
IX.
深夜。ヴィクターの事務所。
ランプはまだ灯っていた。石油ランプで、炎はガラスのホヤの中で踊り、部屋をくすんだ琥珀色に照らし出している。ヴィクターは机につき、ぼんやりとあの古い運送状を見つめていた。
扉が押し開けられた。キーが入ってきて、彼の向かいに腰を下ろした。
「まだ眠れないのか?」
ヴィクターは首を振った。
「眠れないんだ」
キーはパイプを取り出し、火をつけ、長く一服吸った。煙が黄色いランプの灯りの中を漂い、かすかな甘いタバコの香りを運んできた。
「あの少年はオクドのことを尋ねたか?」
ヴィクターはうなずいた。
「尋ねた。あの古い運送状を見せた」
キーはしばし沈黙した。
「どれだけ話すべきだろうか」
ヴィクターは顔を上げて彼を見た。
「分からない」彼は言った。声には疲労の色が濃く滲んでいた。「だが、連中はもう来ている。今日港でコブに起きたこと──あれは前兆だ」
キーの眉が寄った。
「積み荷の影響か?」
ヴィクターはうなずいた。
「影響が強すぎたのかもしれない。人の心を狂わせるほどにな。コブは近づきすぎた。長く近くにいすぎた。あれの中身を見てしまったんだ」
キーは重くため息をついた。
「ロウズも、あの時……やはりこれのせいで……」
彼は最後まで言わなかった。
ヴィクターは立ち上がり、窓辺へ歩いて夜の街を見下ろした。月光がドックに、クレーンに、停泊する貨物船に落ちている。すべてが異常なほど静かだった。しかしヴィクターには分かっていた──これは嵐の前の静けさに過ぎない。
「キー」彼は言った。「あれは本当に、人の手に負えるものだったのか」
キーは長い、長い間沈黙した。
パイプの中の熾火が明滅している。
ついに彼は口を開いた。
「分からない」声はとても小さかった。「だが、一つだけ分かっていることがある──あの者たちが死んだ日、誰かが、黒塗りの車が一台、ドックから走り去るのを見た。何かを運び出していた。十二箱だ。今とまったく同じ数だ」
ヴィクターは鋭く顔を向けた。
「何だって?」
キーは首を振った。
「分からない。だが、それが何であれ、帝国がそれほど多くの人間を動かすに足るものだったのなら、普通の貨物ではない」
二人は黙り込み、窓の外の夜を見つめていた。
遠くで、波が岸辺に打ち寄せては、低く、哀しげな音を立てている。
X.
オーウェンはベッドに横たわり、目を大きく見開いて天井を見つめていた。
部屋は暗かった。窓から差し込む月明かりの一片だけが、かすかに光っている。二つの欠片は枕元に置かれ、まだあの幽かで幽玄な光を放っていた。それらは並び、光を交わし合い、まるで二つの生き物が互いに呼び交わしているかのようだった。
彼の頭の中では、その日の出来事が渦巻いていた──コブ親父の狂乱、ヴィクターの古い運送状、イニアスの手紙、そしてサシャの手にある運送状。
オクド・ジャド。
シェイリャ・ヘルメス。
二つの名前。二枚の運送状。二十一年前。同じ積み荷。
彼らは何によって結びついているのか。
自分とどんな関係があるのか。
サシャと、どう関わっているのか。
彼は目を閉じた。
石が熱を放っていた。欠片たちが熱を放っていた。ますます熱く、焼けつくほどに。まるで何かを呼び覚まそうとしているかのように。
突然、ある映像が目の前に燃え上がった──
雪。視界を埋め尽くす吹雪。
一人の女が走っていた。白いドレスをまとい、赤ん坊を胸に抱きしめている。足は深く雪に沈み、痛ましいほど必死に走っていた。雪片が顔に落ち、溶けて水となり、涙と混じり合っていた。
背後には──銃声。怒号。猟犬の吠え声。そしてひづめの音が、どんどん近づいてくる。
彼女は一度だけ振り返った。
月明かりが彼女の顔を照らし出した。若く、美しく、そして徹底的に絶望しきった顔だった。
その眼差しを、オーウェンは以前にも見たことがあった。
夢の中で見たのだ。
欠片の中で見たのだ。
映像は消えた。
オーウェンは跳ね起きた。息を切らしていた。
全身が汗でぐっしょり濡れている。
二つの欠片はまだ光っていた。前よりも強く。
あの女は誰なんだ?
なぜ何度も夢に現れるんだ?
彼は二つの欠片を握りしめ、それらが生き物のように脈打っているのを感じた。まるで二つの鼓動する心臓のように。
そして突然、奇妙で抗いがたい確信が全身を貫いた──
あの女は、自分と繋がっている。
サシャとも繋がっている。
すべては、あの女へと繋がっている。
XI.
朝。パズは再び目覚め始めた。
霧は晴れ、太陽が街路に降り注いだ。労働者たちは再び働き始め、店は扉を開け、子供たちはまた駆け回り始めていた。焼きたてパンの香りがパン屋から漂い、鍛冶屋の槌音が鳴り響き、港の汽笛が定刻通りに鳴り渡った。
すべてが前日と変わらぬ姿に見えた。
彼は自転車を漕いで西地区の通りを走っていた。ポケットの中の欠片はまだ温かく、胸元の結晶もまだ温かかった。彼はもうその感覚に慣れていた。それらは自分の身体の一部のように、もう一つの心臓のように感じられた。
『イヤーズ』の前を通りかかると、イニアスが戸口に立ち、手を振っているのが見えた。
オーウェンは自転車を止めた。
イニアスが歩み寄り、声を潜めた。
「親父から電報が来た。誰かが着いたって」
オーウェンは彼を見た。
「誰が?」
イニアスは首を振った。
「分からない。でも、お前に伝えろって──気をつけろと。来るべきではなかった者たちが、すでに来ていると。そして、知るべきだがまだ知らぬことがあると。お前なら分かるはずだと言っていた」
オーウェンはうなずき、再びペダルを漕ぎ出した。
太陽が彼に降り注ぎ、暖かく、明るかった。
しかし胸の奥のどこかには、冷え切ったままの場所があった。
あの映像。あの名前。あの欠片。すべてが同じ方向を指し示していた──
二十一年前。
あの大雪。
あの積み荷。
あの女。
そして自分自身。
彼は深く息を吸い込み、石炭の煙と潮風の混ざり合った匂いを肺いっぱいに満たした。




