お酒は脳細胞を破壊する。この仕事を続けたければー・・・。
「3」「2」「1」「ドッカーン」
「わーい」「なぜなにじえいたい」
「さて、昨日は酔っぱらって自分の艦を間違えるなんてあり得ない。と言ったが例外もある」
「例外あるの ? ちゃんと上陸札を確認したのに」
「それがあるんだ、投錨伯したときはね」
「岸壁に接岸せずに少し離れた場所に錨を下ろしたとき。と言う事ね」
「そう。これが二艦や三艦ならまだしも、三郡の艦隊で投錨すると大変なことになるんだよ」
「十隻ぐらいで投錨伯したの ? 何処でそんなことできるのよっ」
「前にも放送したけど五島列島の福江港だよ。後は大分の佐伯港ぐらいかな」
「それで岸壁に接岸しないとどうなるの ?」
「上陸は内火艇を使う事になる。内火艇は小型のボートで一艦に2艇搭載されているんだ。そのほかにカッターを1艇搭載している。下ろしたこと無いけど」
「待って、そうなると一度に20艇が上陸員を乗せて小さな浮き坂橋に群がるのね」
「そうなるね。でも上陸させるときはいいんだよ、周りは明るいし誰も酔っぱらってないからね」
「順番にピストン輸送で送り出せるわけね」
「うん。問題は最終便なんだよね」
「お酒が飲めない人や常識がある人は最終便ではなく、その前の早い時間帯の便で帰ってくるけど、のん兵衛や多少問題がある人は最終便まで粘るんだ」
「でも半分以上は常識がある人なんでしょ ?」
「・・・・・・」
「ちょっと、黙らないでよっ」
「いやゴメン、なんて答えたらいいのか・・・。フリーズしちゃった」
「あー、大体わかっちゃったからもういいわよ。半分以上の人が問題あり、の人なのね」
「う、うん。今回は少し頭が痛くなってきたからここまでにしとこうか」
「えぇ、それがいいわよ。それじゃあみんなー」
「「バイビーー」」
ガタンと終わりのフリップが落ちてくる。




