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またもや怪談。

「3」「2」「1」「ドッカーン」


「わーい」「なぜなにじえいたい」


「ハーイ、今週もなぜなに自衛隊の時間となりました。私は解説の和美お姉さんよ、そしてー」


「僕は護衛艦の妖精しまゆき君さ。お姉さん、今週のお題は決まってるの?」


「勿論よ、まーかぁっせなさい!」


「おおっ、なんか凄い自信だね。で、今週のお題は?」


「呪われた艦、よっ」


「え……、またやるの? もう何回目だよお姉さん」


「えっ、ち、違うのよ。先日チューブ見てたら『ゆっくり』で海上自衛隊の怪談やってたのよ、そしたら作者が知ってる話と少し違うことが分かってね」


「へえ、そうなんだ。どんな所が違ったの?」


「まずはさっきの呪われた艦よ。私はてっきり『たちかぜ』が出てくると思ったんだけど、なんと出てきたのは『しまかぜ』だったの」


「えっ! 僕!!」


「違うわよ、かぜよ風、前甲板にターターミサイル積んでるやつよ」


「あ、あー良かった。もし僕だって言われたらどうしょうかと思ったよ」


「しまゆき君も、ある意味呪われてるけどね」


「えっ?」


「話を戻すわよ、『しまかぜ』がなぜ呪われているかと言うと、旧海軍の先輩方が出てくるらしいのよ」


「え、あ、えーと、またそのパターンなんだね」


「そうなのよねぇ旧海軍で使われていた、って言うなら分かるけどね。けど『たちかぜ』は少し違うのよ。たちかぜは先輩方は出てこなくて、なぜか同じ場所で自殺者が出てしまう。という呪われた方をした艦なのよねぇ」


「自衛隊の自殺は有名だからね。他は何が違ってたの?」


「あとは『てるづき』ね。作者は艦名を忘れててオカマを掘られた艦と書いてたやつね」


「あ、ボフォースランチャーを前甲板に搭載していて荒天の時にそれがもげちゃった艦だね」


「え、ええ、てるづきがその艦だとは言わないけどオカマを掘られた艦であることは確かね」


「で、それで死んだ乗員が出てくるんだっけ?」


「そうみたいね、なんでも寝台で寝てると『そこは俺の寝台だ、どけっ!』と怒るらしいのよ」


「うわ、それガチで怖いね」


「でもこれって分かる話なのよ」


「えっ、何が分かるの?」


「少し前に言ったでしょ? 起こされる側の規則」


「あっ、起こされる方は勝手に寝台を移動しちゃダメなんだ!」


「そうよ、自分の寝台に知らない奴が寝てたら幽霊でも起こるわよ」


「でもその人ある意味退職してるんだから……、御無体なって感じだよね?」


「そ、そうね。あ、そろそろ時間よしまゆき君」


「そうだね、次回はどうするの? これの続き?」


「そうよ、あのチューブは第一術科学校の怪談にも触れてたのよ。これも違う所があったので解説してみるわ」


「了解だよ。それじゃあみんなー」


「「バイビーー」」


 ガタン、と終わりのフリップが落ちてくる。

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