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全力で取り組む彼女とその友達。と転生者の俺。~ちょっと待って一旦戻ろうか  作者: ロミ
全力で取り組む彼女とその友達

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4/10

男はみんな大きい胸がお好き?

可愛いシャモ

 



「おーい、おーい、シャモ。友達も、一旦こっちに来て、マジで早く」


「あっ!レイザーさんだ。どうしたの」

 シャモは、顔を少し赤くして、ぶるんぶるん駆けてくる。

 友達も同じく、ぶるんぶるん。

 シャモは俺の前に来て、胸を張った。


 ここは、人通りの多い、ショッピング街の歩道。

 俺は、シャモ達の目撃情報を、従業員から聞き、馬車に乗って探していた。


「二人とも、馬車に乗ろうか、早く、一秒でも早く」

 俺は二人を無理やり馬車に乗せ、走り出した。


 シャモと友達は横並びで座り、俺はシャモと友達の前に一人で座っている。


 シャモも友達もしゃべらない。無言で自信たっぷりに胸を張る。


「ん-。いっぱい突っ込みどころはあるけど、どこから突っ込めばいい。爆乳コンビ、何その胸」

 シャモと友達は、体にぴったりフィットしたタイトニットを来て、胸が爆乳。細身の子ども体型にGカップ爆乳になっている。


「何、今回は、どうした、何で爆乳になった」


「ん~と。牛乳飲んだら大きくなったんだよね~」

「・・・。」

 シャモはしれっと、言いはなち、俺と目を合わせない。


「そんな訳あるか!正直に言いなさい」


「・・・屋根裏部屋で、エッチな雑誌見たの」

 消え入りそうな声で、友達が白状した。

「エドちゃん。言っちゃだめって約束したじゃん」

 シャモが、友達を攻めている。


「コラ!シャモ、嘘ついたらダメだろ。しかもすぐばれる嘘。

 友達ごめんね。シャモに付き合わせて、恥ずかしかったよね」


 友達はキョトンとして

「・・・恥ずかしくはありません。でも重いから疲れました」


「そうなんだ。友達は恥ずかしくないんだ・・・。シャモは恥ずかしかった?」


 シャモもキョトン顔で

「何で恥ずかしいの?みんな私達に注目してたよ。重くて肩がこるけど、女の魅力爆上がり!ってエロイ雑誌に書いてあったよ。爆乳てみんな好きでしょ」


「あー。そうかー。ん~。爆乳が好きかどうかは人によるかな。

 ところで、その胸、何入ってる?どうやって固定してる?」

 俺は、シャモの胸をつついた。めっちゃ硬い。


「きゃ!エッチ!女の子に、かってに触っちゃダメなんだよ」

 シャモは爆乳を腕で覆ったが、胸がデカすぎて腕が回っていない。


「ごめん、ごめん。で、何が入ってる?」


「メロンだよ」

 タイトニットをたくし上げ、真っ赤で大きなブラジャーからメロンを取り出したシャモ。


「げ!真っ赤なブラ!・・・。メロン、そ、それは重かったね」

 俺は、シャモから生暖かいメロンを二つ受け取った。


「あああ、友達は取り出さなくていいよ。うん。家に帰ってから取り出そうね」


「で、そのデカい真っ赤なブラジャーはどこで手に入れた?」


「屋根裏部屋のエロイ雑誌と一緒に段ボールに入ってたの。段ボールにウーロン用て書いてたよ。お母さん(義母)に使っていいか聞いたOkもらったよ」


「ウーロン・・・。ハ~、じいさん何やってんだよ。そういえば、ばあさん爆乳だったな~。

 母さん、あの人ぜったい面白がってる」

 俺は、頭を抱えた。


「レイザーさんは、大きな胸好きじゃないの?」

 シャモは、きゅるん目で訴えてきた。


「え!俺。あー、え~と、ん~、ま~、好きだよ」


「ごめんね、友達耳塞いで」

 友達は素直に、両耳を手で塞いだ。


「男は胸が大きい方が好きな奴が多い、確かに俺も大きい方が好きだけど。それより、俺は好きな女の子の胸の方がいい。シャモの小胸も好きだよ。そのうち大きくなるだろうし、シャモが成人したら俺が大きくさせるから」


「でも・・・。今すぐ胸大きくなりたい」


「それは、俺を誘惑してるんじゃないよね。うん。その顔は違うな。あー、わかった。俺が何とかするから、揉む以外で。だから、胸にメロンを入れて歩かないでな」






 ◇◇◇





「さて、困った。ブラジャー・・・。本当の管轄外、でもないのか」


 どこに相談に行く、縫製工場のゲン工場長か。ゲン工場長、ブラジャー制作も頼べばできない事はないだろうが、親父の昔からの連れに、俺の婚約者のブラジャー作ってくれって頼めないよなー。

 だったら、化粧品会社のエリザ社長か、でもなー、ここもブラジャー扱ってないもんなー。制作できたとしても、美魔女の集団に囲まれてブラジャーの話なんて俺が耐えれない。


「んー。どうしようか」


「あら、深刻な顔して、何悩んでるの」

 俺が夜、リビングでブラジャーの事を悩んでいたら、仕事から帰って来た母親から声をかけられた。


「・・・。」

 俺はジト目で、母親を睨んでいる。


「まあ怖い顔して何。シャモちゃんの事、聞いたわよ、自作の爆乳で街中を歩いたんですって。本当かわいい。シャモちゃん最高。私の想像の斜め上を、見事に飛び越えていくわ」

 母親は上機嫌で、冷蔵庫からビールを取り出し飲んでいる。


「誰のせいでこうなったと思ってるんだ。何で、Gカップブラジャーの使用をOk出したのさ」


「だって、面白そうじゃない。政府も推奨してるのよ、いろんな事を子供のうちに経験させろって、レイザーも知ってるでしょ」


「そりゃ知ってるけど、あれだろ、魔術の開花期間は20歳まで、20歳過ぎたら魔術は開花しない。

しかも、その子の魔術とぴったり合った条件をクリアしないと、魔術は開花しない。

魔術を開花させる方法がわからないから、ほとんどの人間か魔術が使えないし、魔術を開花させた人間は貴重だ。

色々な人間と交流のある俺でも、実際に魔術を使える人間に合ったのは3人だけだ。

だからって、シャモに赤いブルマの体操着や、真っ赤なGカップブラジャーは違うだろ」


「そう?魔術が開花する条件なんて誰もわからないじゃない。何でも経験よ。シャモちゃんの嫌がる事はさせてないわ。どちらかと言うと応援しているわ。それより何にレイザーは悩んでるの?」


「母さんのせいで、シャモにブラジャーを作らないといけないんだけど、相談する相手がいないんだよ」


「あら、そうね~。そういう事なら、私の専属下着メーカーのドーラを紹介するわよ。事前に連絡しておくから、明日行ってきなさい」

 母親は、早速、伝言魔鳩を取り出し、窓から放った。






 ◇◇◇






「マジかー。俺19歳男ぞ。ハ~、母さんにやられた~」


 俺は、今、貴族街にある貴族御用達、下着専門店前に来ている。

 ショーウィンドーには、フリフリのランジェリーを着用したマネキンが飾られ、ガラス扉の店の中には、ザ・貴族の奥様、お嬢様がランジェリーを選んでいる。


「この中に一人で入って行く勇気、俺にはないぞ」

 俺が、引き返そうと踵を返したら、店のガラス扉が開き、中から高身長の女性?男性が出て来た。


「あなた、アニソン商会のレイザーさん?奥様からあなたが来る連絡を受けたわ、待ってたの。さあ、いらっしゃい」

 艶やかに輝く金髪、短髪。身長は180cmほどで俺より高い。体型は細身、グレイのタートルネックのニットと、タイトな黒のズボンをはいて、体のラインが強調されている。顔は、ナチュラルメイクを施し唇だけプルルンピンク。見た目は、兵庫県にある宝〇歌劇団の男役にしか見えない。が、声がやけに低く、あそこがもっこりしている。俺は2度見してしまった。


 俺は、下着専門店に招き入れられ、奥の応接室に通された。


「はじめまして、私はドーラ。うふふ。男よ。そんなに硬くならないで、取って食べたりしないわ。

 私、下着のデザイナーなの。今日は、婚約者のブラジャーを買いに来たんでしょ。婚約者は一緒に来てないの?」

 ドーラさんは、琥珀色の紅茶を俺に差し出しながら質問した。


 俺は、動揺を隠すように、琥珀色の紅茶を一口飲み、深呼吸。はちみつの香りが鼻に抜ける甘めの紅茶。旨いな。


「はい、今回は、相談があって来ました。胸を寄せて上げるブラを作って欲しいんです」


 俺は思い出していた。前世の俺が子供の頃、TVで見た衝撃的な映像を。

 細身の裸の女性が胸を両手で隠しながら、”♪よせてあげて~もおっとあ~げる”のおじさんが歌う歌声と共に、自分の胸を寄せて上げて、胸の谷間を作っていたブラジャーのCMを。

 小さい頃の俺は、マジかー、こんなCMを全国放送で流していいんだーと思いながら、TVに、かぶりついて見ていた。その後、ねーちゃんがそのブラを買ったので、興味本位でどんなものか装着したことがある。

 前世の俺は、変態ではない。子供の好奇心だ。


「?。寄せて上げるブラ?」


「はい、胸が小さい女性でも、ブラジャーの形状で谷間ができるブラジャーです」


「そう、何であなたがブラジャーに詳しいのか検索はしないけど。ブラジャーの形状を詳しく教えなさい」

 俺は、ここでも、ドーラさん、裁縫師の皆さんに囲まれ、ねほりはほり聞かれた。


「いい時間だったわ、創作意欲が湧くわ。試作品を作ったら連絡するわね。あなた一人で来なさい」


 ぐったりした俺は、馬車の窓から降り注ぐ夕日に目を細めながら、馬車に揺られて帰路に就いた。





 俺は数日後、寄せて上げるブラジャーの試作品の出来上がりの連絡を受け、下着専門店にお邪魔したら、とんでもない事になった。


 ドーラさん、裁縫師の皆さんは、俺のブラジャーの試作品を作っていた。

「何で、俺のブラジャーなんですか。俺にそんな趣味はないですよ」


「あなたに、ブラジャーの試作品を見てもらいたいけど、試着するのは女性よ、ブラジャー姿の若い女性の谷間を直視できるの?実際、胸を手で寄せて上げてブラに入れ込むのよ。冷静に評価できるのから?婚約者さん泣くわよ」


「・・・・。」

俺の顔は真っ赤だ。


 実際に、胸ぺちゃの俺に付けて、どれだけ谷間ができるか試したいらしい。


 俺は問答無用で、上半身を剥かれ、俺の体型に合わせたブラジャーを装着させられた。

「おおお!。凄い、男性でも、少しだけど谷間ができるのね」「Aカップ(-)ぐらいあるんじゃないかしら」「このブラは、小胸の女性に朗報だわ」

 その後、散々、胸を寄せて上げられ、メジャーで測定され、女性の胸への執着の恐ろしさを知った。






 ◇◇◇







「凄い、レイザーさん。見て見て。私の胸に谷間ができてる」


 俺は、シャモと一緒に、下着専門店に来ている。

 シャモは、奥の更衣室で、完成した寄せて上げるブラ”天使のブラ”を付けて、大はしゃぎ。


 ブラジャー状態で、更衣室から出て来て、初めてできた胸の谷間を俺に見せている。


「うん、うん、わかったから、わかったから、早く、更衣室戻って、上着着て」

 俺は、シャモを直視できない。シャモの背中を押して更衣室に押し入れた。


「「「クスクス」」」

 後ろの方で、店員の笑い声が聞こえる。

 俺の顔も、耳も真っ赤だ。


「どう、お気に召したかしら。かわいい子ねシャモちゃん、大事にしなさいよ」

 ドーラさんに、背中をはたかれ、天使のブラを付け、タイトニットを着たシャモと一緒に店を出た。


 俺の横を歩いているシャモ。

 シャモを上から見ると、ぺったんこだったシャモの小胸が、心なしかふっくらしている。


 シャモが俺の視線に気づいて顔を上げた

「なに?レイザーさん」


 ビク!

「何でもないよ」

 俺は、シャモの手を取り、ゆっくり歩いた。



















挿絵(By みてみん)

白河・DG・夜舟より頂きました。爆乳の正体。

エロイ?エロくないよ。健全だよ。

今回の連載は、1話4000字前後を目指して書いています。

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― 新着の感想 ―
 ロミさん、こんにちは。 「全力で取り組む彼女とその友達。と転生者の俺。~ちょっと待って一旦戻ろうか 」拝読致しました。  いつものように、婚約者殿(13歳)への呼びかけ。  もちろん、通報があっ…
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