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 僕は相変わらず、絵を描けずにいた。

 今日は、部活は休んで、画材店へ行く予定にしていた。

 しかし、京香先輩に教室まで迎えに来られ、部室まで連れてこられた。

 無理やり座らされて、目の前京香、横に部長が座る。

 二人の色が濃くなっていく。

「何が合ったのよ。吐きなさい」

 ドラマで見るような警察の取り調べのようである。

「なにがですか……?」

「絵、描いてないじゃない? 部活も休みがちだし。まさか、まさか……」

 なにを言い出すのかドキドキする。

「美術部、辞めちゃわないよね?」

 京香の目は真剣だ。

 部長をチラリと見る。同じく真剣だった。

「辞めません」

 それだけ言うと、ホッと息をついて、良かったーという声が上がった。

(なんなのだろう。部員一人いなくなったところで、大して変わらないだろうに……)

「俺はさ、平の絵好きなんだよ」

 部長からの言葉にギョッとした。

「『空っぽ』もそうだけど、平の絵は、命が宿っている。スケッチした絵も、被写体が生き生きしている」

 京香は、部長の言葉に腕を組んで頷いている。

「正直、俺は絵が上手い方だと思っていた。でも、美術部で京香や、平の絵を見た。おごっていた自分を恥じた」

「俺は絵が好きだ。だからこう切磋琢磨できる仲間が出来て嬉しい」

 部長が、こんな熱い情熱を持っていたことに驚いた。

 彼が持っている透明に近い白色は、赤色が帯びていて、かっこよかった。

 本気で伝えてくれているとわかって嬉しくなった。


 小さい頃から見える色のせいで、それをどう処理したら良いか悩んでいたこともあった。

 小学生に上がる頃には、色の意味が分かってきて、それによって、人がどんな反応をもたらすのかも知った。

 だから、人付き合いは苦手で、あまり人と関わり合いにならないほうがいいと思っていた。

 それなのに、京香先輩や部長は、そんな僕に自分をぶつけてきてくれた。

 なんだか、申し訳ない気持ちになった。

 僕は、臆病で、逃げてばかりだ。

 こんなに気持ちをぶつけてくれる人に対して、僕は、いつまでも僕を出せていない。

(なにか、なにか言わなきゃ……) 

「僕も絵が好きです。ずっと描いていたい」

 幼い子が、お菓子食べたいとか、遊びたいという感情と同じような素直な言葉が出た。

 稚拙すぎて恥ずかしくなる。

 顔を赤くしたサトに、二人の先輩は優しく微笑んでいてくれていた。

 

 

 部活帰り、いつもの三人で画材店に行く。京香は絵具を見に、俺と部長は、実用書コーナーで横並びに絵画名画の本を見ていた。

「俺さ、水墨画に興味あるんだよ。今度、顧問に言ってみようかと思ってさ」

 部長が、水墨画のページを見せて言ってくる。

「いいですね」

「いろんなものにチャレンジして、結果、好きなものを続けていきたいからな」

 ――好きなものを描き続ける。欲しいものを思い続ける。

 小百合先生の言葉を思い出していた。

「部長は、失恋てしたことありますか?」

 突然の質問に、一瞬驚いた表情をしていたが、絵具コーナーをチラリと見てから小声で教えてくれた。

「失恋もなにも、告白すらしたことない。だけど、何も言えてないのに失恋したような気分になっている」

「……」 

「もしかして、(たいら)、失恋したのか?」

「僕も告白したことないです……」

 そう、告白すらしていない。というか、告白うんぬんじゃない。

 でも失恋した。

 テレビとかでよく表現するぽっかりと胸に穴があいたような感覚というのは、あながち間違っていないもんだと思った。

 そして、少しづつこの痛みに慣れてきている。

(……きっと、また絵が描ける)

 

 画材店前で、二人と別れて、駅前に向かって歩き出す。

 亮太と行ったスポーツ用品店前を通りすぎようとしたとき、店の自動ドアが開いて出てきた人とぶつかりそうになった。

「すみません」

 お互いの声が重なった。

 亮太と同じサッカー部の人と、亮太の彼女だった。

 サトは固まって動けない。

「あ、平だ。亮太の友達だよゆきちゃん」

 田中がゆきちゃんを見て言う。

 二人は手をつないでいた。

(なんで? 亮太の彼女なのに……)

「ああ、よく亮太が話している子? こんにちは」

 屈託のない笑顔を向けられて戸惑ってしまった。

「ちは」小さく呟く。

 二人のつないだ手からピンクの淡い色が混じり合っていた。

 ……なんで。

「亮太が、自分の絵を描いてくれて、絵が上手でって話してる子よね」

 ゆきちゃんのカバンにぶら下がっているクマのキーホルダーを凝視する。

 それを見止めて、「一生(いっせい)、彼に買ってもらったの」と言った。

 田中は、照れている。それを軽く一瞥して続けた。

「この人ね、亮太にデートを付き合ってもらったのよ。最初のデート。で、そのお礼に亮太にはユニフォーム買ってあげたみたい」

「レプリカだよ」

 田中はずっとデレデレしている。

「ふ、二人って……恋人同士なんですか?」

 ようやく出た言葉に、田中とゆきちゃんは顔を赤くしていた。

「恋人って……なんか恥ずかしい……でも、うん。付き合ってるよ」

 二人ともモジモジしていた。

 

 ――僕の勘違いだったのか。

 

 安堵感で心の中が少し温かくなった。

 それでも、亮太にはいつか彼女ができる。

 僕は、それを近くで見ていかなければならない。幼馴染だから。

 今回のことで、ある程度の覚悟ができた。

 亮太に本当の彼女ができても、僕は笑っていられる。

 たぶん……。


 サトは、家に帰ってからスケッチブックを広げた。

 キッチンにいる母を描いてみようと思ったのだ。

 途中までは、好調に鉛筆が走ってくれる。

 だけど、頭の中に亮太が出てきて、動きが止まってしまう。

 そこにいるのは、母親なのに。

 持っている手が震えている。

(もう、ホントに描けないのかな)

 不安が過ぎった。

 ふと、昔よく行っていた場所に行こうと思い立った。

「母さん、ちょっと出掛けてくる」

 

 家の近くにある公園兼多目的グラウンドだ。

 亮太は、小学生の頃、そこでサッカーをしていた。

 暗くなるまで。

 そこのベンチに座って、よくスケッチしていた。

 すっかり秋になった夕方は、日も暮れるのが早い。

 公園に電灯が付いていた。

 上着のチャックを首の上まで上げて、薄明かりの下にあるベンチに腰を下ろした。

 誰もいないグラウンドが目の前にある。

 スケッチブックを広げて、鉛筆を持つ。

 目を瞑った。

 

 絵画教室をやめて、サッカーに夢中になった子を思い浮かべる。

 走って、ボールを蹴って「サト今の見てた?」と時折声をかける。

 それを受けて、ニコリと笑うと、手を振ってくれる。

 そして、スラスラと鉛筆を走らせる。

 

 ――だけど、今の僕の手は動かない。

 ため息がこぼれた。

 

「サト」

 急に呼ばれて、驚いて目を開けた。

 声の主は、亮太だった。

 ハアハアと息をきらし、額の汗を袖で拭う。

「なんで?」

「なにしてるの?」

 二人同時に発した言葉に、気まずい沈黙が流れる。

 

 しばらく二人とも無言のまま、亮太は、サトの隣に座った。

「絵描いてたの?」

 その言葉に、びくりとしたが、すぐに首だけ振った。

 グラウンドに吹く風が地面で小さな渦を巻いて、枯れ葉が散っていく。

「サト……俺……あの絵が好きじゃないって言ってごめん。選ばれるすごい絵をかいたのに、ひどいことを言った」

 こちらを向いて頭を下げる。

「……僕も、あの絵は好きじゃない」

 何か言おうとしている亮太の目を見る。

「絵が描けないんだ……。ここに来たら、描けるかもしれないと思って」

 二人でグラウンドを見る。

 誰かが置いて行った、ボールが風で転がっている。

「ここで、よく描いてもらった」

「帰りが暗くなって、よく母さんに怒られてたね」

「……なあ、昔、こんなに暗いのに、なんで描けたの? 俺が明るいって言ってたけど……金色だから?」

 昔話していた事を覚えていてくれて、一瞬驚いたが、嬉しくなった。

 

 そう、昔、薄暗くなったグラウンドを駆け回る亮太を描いていた。「よく描けるな?」と問われて、「りょうちゃんは明るいから」と言った。

 首を傾げて、ふーんと言いながらボールを蹴る。

 ただそれだけの会話をして、亮太はサトが描き上がるまで待っていてくれた。

 

「本当はね、金色じゃないんだよ……言葉では言い表せないんだ。(まばゆ)い輝きっていうかな……(まぶ)しいんだ」

 グラウンドから亮太に視線を移した。亮太がじっと僕を見ている。

 見られていることへの羞恥で、またグランドに向きなおろうとした。

 その時、亮太がふわりと近づき、サトを抱きしめた。

 

 ――――!

 

「サト、暁士……お、俺……好きだ」

 ふと身体が離れた。

 近くに寄った真剣な眼差しに息を呑んだ。

「好きだ。暁士のことが好きなんだ」

 暗がりでもわかるくらいに亮太の顔が赤く染まっていた。

 言葉が出てこない。

 さっきまで、吹いていた風に寒さを感じてたのに、今は、顔も首も、全身があつい。

「なんで?」

 やっと出た言葉がそれで、自分でも情けない気持ちになる。

「なんでって……好きになるのに理由なんかないだろ。サトは? サトは……どう思ってる?」

「……僕は、僕は怖い……」

「は? え? どういうこと?」

「だって、僕は男だよ。それに醜い……」

 普段、感情を表に出すことなんかない。でも、今は、止められなかった。

「……おかしいよ。好きなんて、変だ」

「……」

 変だ。

 死ぬほど嬉しいのに、どうしたらいいかわからない。

 顔が見れない。

 僕は醜いのに。男なのに。

 亮太の手が頬に触れた。

 親指が撫でるように動く。

 冷たくなった頬に温かな手が心地よい。

「暁士は、醜くない。綺麗だよ」

「……き、綺麗って……」

 亮太の照れた表情を見て、こちらも恥ずかしくなった。

「サト、サトは? 俺のこと好き?」

 真剣な顔の瞳を見つめ返して、こくりと頷いた。

 瞬間、抱き寄せられて、亮太の唇が僕の唇に重なった。

 それがキスだと認識したのは、重なってから少し息苦しさを感じてからだった。

「サト、俺を描いて。ずっと俺だけ見ていて」

 縋るような目をする亮太が少し幼く見えた。


 *****

 

 亮太からの告白後、サト自身に少しだけ変化があった。

 クラスメイトや部活の仲間達との交流が増えていたのだ。

 同じクラスのピアスを開けていて、髪の毛の色も派手に染めているサトとは違った意味で浮いていた男子生徒が、漫画家を目指しているらしく、絵の構図や陰影のつけ方などの意見を聞きに話し掛けてきていた。

 今まで一度も話したことのない、その男子は見た目の印象とは違う謙虚な態度で、サトは戸惑いを隠せないでいた。

 彼の色は、渋い緑色で、見た目の派手さとは真逆の一本杉のように真っすぐな性格が伝わっていた。

 人って、面白いな。

 今まで僕は、話したことがない人は、雰囲気で苦手だと思い込んで、見ないようにしていた。

 クラスメイトの色は、様々あるけど、決して自分に危害を及ぶようなものではないと思えた。

 昔は、その色が少しでも濃くなったり濁ったりするのが怖かったけど。

 今は、それが普通なんだと思えるようになっている。

 

 あの日、亮太の告白を受けてからだ。

 あの時の亮太は、いつものような眩い光ではなく、曇り空のような濁った色をしていた。

 それでも、話していくうちに、色が変化していた。

 濁ったり、濃くなったり……。

 色が次々と変化していたのに、それでも怖くなかった。

 ――好きだ――。

 その言葉のせいかもしれない。

「……それでね、先生、平先生、聞いてる?」

 漫画家志望に声を掛けられてハッとする。

「先生って……えっと、川端くんでしょ。先生になるのは」

 そう言うと、顔を真っ赤にしながら「先生になれるようにがんばるぜ」なんて言うものだから、思わず可愛い人だななんてことを思ってしまった。

 その様子を周りの人も見ていて、川端は、皆に「先生」と揶揄われて笑っていた。

 サトも一緒になって笑った。

 

 素直に笑顔が出来るようになった。

 人を怖がらなくなった。

 それでも、肖像画は描けなかった。

 スケッチブックには、風景画が多くなっていた。

 亮太以外の肖像画でも、鉛筆が止まってしまう。

 描こうと思えば思うほど、手が震えてしまうのだ。

 なぜなのか自分でも分からなかった。

 亮太を描きたいのに……。

 部室の上から見るサッカー部の練習でも、隣でゲームしている姿を見ても描けなかった。

 

 夕飯を食べた後、サトは亮太の部屋に来ていた。

 告白されて、二人きりになるのは初めてで、ドキドキする。

 リビングには、亮太のお母さんもいるし、そんな大胆なことはしないだろうと思っていた。

 でも部屋に入るなり、サトを抱きしめてきた。

 少し力が強くて、驚く。

「りょ、りょうちゃん、痛い……」

 その言葉に腕を解いた、ムクれた顔をした亮太と目が合う。

「嫉妬した……」

「え?」

「川端と仲良く笑ってただろ」

「あ……」

 今までかっこいいばかりだった好きな人が、可愛いと思えたのは、これが初めてだった。

「りょうちゃん、可愛いね」

「……りょ・う・た・だよ」

 サトの頬を両手でムニムニして、唇を寄せてくる。

「おばさんいるんだよね」というサトの問いに動きが止まる。

 その間近に寄せられた悩む顔が可愛くて、思わずサトから唇を寄せた。

 触れるだけのキス。

 亮太から小さなため息が漏れた。

「ごめん、りょうちゃん」

「いや、俺こそ、がっついた」

 目を合わせ笑い合う。

「サトに見せたいものがあるんだ」

 亮太は、そう言って、絵画教室で描いたサトの肖像画をみせた。

「覚えてる? 絵画教室止める日にサトを描いた」

 その肖像画を持ったまま、「うん、覚えてる」と呟く。

「これは俺」

 そう言って、絵を見たまま亮太が続けた。

「嫉妬してたんだ。サトに……。」

 ――上手に描けない。かっこ悪い。誰にも見られたくない。そんな気持ちで描いた――。

 独白している横顔を見つめる。

 光っている彼の色が濁ったり、黒くなったり、濃くなったり、変化していた。

 寂しい、悲しい、怖い、恥ずかしい。そんな感情なのかと思った。

 自分が、いつも心のどこかで思っていた感情。

 亮太も自分と同じような感情を抱いていた。

「サトの絵、好きだからな。絶対描けるようになるよ」

 そう言って見つめる瞳に吸い込まれた。

 ――いつか、描ける。

 


 それから数日経って、小百合先生から連絡があった。

 日曜日の子供絵画教室の日に手伝ってほしいというものだった。

 子供教室の日は、手伝いをする先生がもう一人いるのだが、風邪で来られなくなったということだった。

 絵画教室に着くと、自分達がいつも使っている椅子やテーブルではなく、子供用の小さな椅子とテーブルを用意する。

 なんだか、懐かしい。

 自分も小さい頃は、これを使っていた。

 亮太と向かい合って、絵を描いていたころを思い出す。

「先生、こんにちはー」と大きな声で入ってきた生徒が、サトを見て固まる。

 その後、来た子供たちも、同じように固まるので笑ってしまった。

 サトの笑顔に安心した生徒が、「先生?」と聞くものだから、自分も固まってしまった。

「臨時のサト先生です。よろしくお願いします」

 小百合がそう言うと、皆で声を合わせて「よろしくお願いします」と挨拶する。

 先生の説明もそこそこに聞いて、皆はスケッチブックを出したり、クレパスを用意する。

 家で描いてきたよという絵を先生に見せたり、友達に見せたり。おしゃべりが尽きない。

 そうだ、子供教室は、こんな感じだった。

 楽しかった。

 自然と笑顔がこぼれた。

「今日は、お兄さんの絵を描いてもらいます」

 そう小百合は言うと、サトを見る。

 え? 僕? と戸惑ったのは一瞬で、次の瞬間ドアから、ユニフォーム姿で、サッカーボールを持っている亮太が入ってきた。

 日本代表ユニフォームのレプリカに身を包んでいる。

 子供たちは、「かっこいいー」「え? 本物?」「違うよ」と大騒ぎだ。

 亮太は、得意げにポーズを決めて、挨拶をした。

「こんにちは。今日は、モデルをします。皆、かっこよく描いてください」

 思わず吹き出してしまった。

 そう、一緒に通っていた頃、いつも僕の前でかっこつけていた亮太のままだったから。

「そこ、笑ってないで。席に着きなさい。君も描くんだよ」

 サトを指さして言った後、笑顔で見つめる。

 周りでは、子供たちが「サト先生も描こうー」と騒いでいる。

 教室全体に色がちりばめられた。

 子供たちから出る色が、楽しさと興奮で鮮やかに広がっている。

 綺麗だ。

 

 手が震えた。

 描けるかわからない。

 描けないかもしれない。

 ……でも、描けなくてもいい。

 席について、亮太を見つめる。


 子供たちの声と先生の声が飛び交う。

 子供の手で力強く描く絵は、時に鉛筆の芯がおれたり、クレパスの破片が飛んだり、紙が破れたりする。

 ノートに描く鉛筆の音。紙をめくる音。

 鉛筆やクレパスにからする木や土の匂い。

 タイムスリップしたみたいだ。

 あの頃の絵画教室にきていた。

 絵を描くことが楽しくてしょうがなかった。

 僕は、色のことをよくしゃべっていた。

 皆は意味が分からないという顔をしていたけど、絵を描いているこの空間が好きだった。

 キラキラした色が降ってくる。

 あたり一面に色が溢れていた。

 亮太を見た。

 亮太もサトを見ている。

 ノートに滑らせる鉛筆やクレバスの摩擦音が心地良い。

 

 ――ああ、楽しい。

 

 子供たちの話し声が聞こえる。

「ねえ、先生、これ見て」

「サッカーボール上手に描けたよ」

「そのクレパス貸してよ」

 

 小百合は、子供たちの掛け声に答えていた。

 子供教室の窓から見える景色は、落葉樹が冬の訪れを教えてくれる。

 窓を叩く風の音や、友達と揉み合ってクレパスを机から落としてしまう賑やかな音。

 色んな声が飛び交う中、サトの隣にいた子が、小百合にそっと囁いた。

「――サト先生って、絵、上手だね」

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