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ヤマダヒフミ氏の返信1
あなたの言っている事で正しいのは「偉大な作家は神視点のようで神視点に立っていません」だと思います。それ以外は問題があると思います。
私は現実は地獄だから、自殺すべきとも思っていないし、現実が地獄だから希望がないとも思っていません。
それとあなたの言う文学という現実世界で救済 というのがよくわかりません。カラマーゾフの兄弟のイワンは救われたでしょうか。スタヴローギンは救われたでしょうか。ムイシュキンは救われたでしょうか。あなたは「救われない様を徹底して描く事がフィクションにおいてはむしろ救済になる」という事がわからないのだと思います。
あなたの言っている事はあなたの願望を映し出したものだと思います。あなたが多崎つくるを評価するのは作者が作品内で主人公を救おうとしているからなのでしょう。あなたの感想を参考にするとそう考えられます。
ですが、救済というのはそれほど単純なものではないし、作品の中で救いを描いていないからといって、作者がニヒリズムの思想を持っているというわけでもありません。このあたりがあまり伝わっていないと思います。




