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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

国境の盾は砕けない ~婚約破棄された辺境伯令嬢は、王都の混乱を他所に一族と領民の生存戦略を画策する~

作者:薄氷薄明
最新エピソード掲載日:2026/02/12


「アンジェリカ・フォン・モルトケ。俺は、貴様との婚約を破棄する!」

 学園の卒業パーティーで、王太子アルフレッドが告げた婚約破棄。

 それは単なる男女の別れではなく、国境を守る最強の盾――モルトケ辺境伯家に対する、王国からの事実上の「切り捨て宣告」だった。

 北の軍事大国・ガルマニア帝国が侵攻の機を窺う中での、王家による裏切り。

 このままでは、愛する家族も、領民たちも、帝国の鉄蹄に踏みにじられてしまう。

「国が守ってくれないのなら、自分たちで守るしかありません」

 アンジェリカは泣き寝入りなどしなかった。

 ドレスの裾を裂き、不眠不休の強行軍で領地へ帰還した彼女は、父(辺境伯)と兄(次期当主)に提言する。

 それは、厄介な害獣である「魔獣」を資源に変え、領地を独自の「魔導軍事領」へと作り変える生存戦略《サバイバル・ストラテジー》だった。

 ワイバーンの皮で戦車を作り、ミスリルタートルの甲羅で要塞を築け。

 敵には容赦なく。

 これは、国に見捨てられた辺境伯令嬢が、一族と領民を救うために戦う、泥と鉄の戦記である。

 ――一方その頃、辺境伯家を切り捨てた王太子は、帝国の侵攻を知り「今頃泣きついてきても遅いぞ」と笑っていたが、既に辺境伯軍が帝国軍をボコボコにしていることにはまだ気づいていなかった。


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