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MINKU エピソード2 SPACE MINKU  作者: 榊 直 (さかき ただし)
6章 香りのMINKUと焙煎人
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第34話 捕まりそう

 ショーンは無線を使い、管制塔と交信した。

グレーの男たちは宇宙船の周りを囲んでいる。

 「外に出るしかないらしい。みんな出よう」とショーン。


「武器はどうする?」


「誤解を招く恐れがある。武器は置いておこう」


「ちいたん。怖い?」キューが言った。


「うん....少し怖い」


「大丈夫さ。行こう。ちいたん」


「じゃあ、ハッチを開けるぞ」ショーンが言った。


ショーンはハッチを開けた。


 防護服を着た男たちが入ってきた。グレーの男たちは見守っている。


防護服の連中はショーンたちみんなを探知機のような物で、体の周りを調べている。


「な、なんだ!」コングが慌てている。


探知機の検査が終わると、防護服の男はハッチから出ていった。


今度はグレーの男たちが入ってきた。かなりの大男たちだ。


 「我々の星は香りの悪い者は、罰せられる事になっている。あなたたちは全員、匂いが悪い。留置所に入ってもらう」


「なんだと!留置所だと!」コングが大声をあげた。


「やっぱりしばらく風呂に入ってないのが、いけなかったか」ジルが言った。


グレーの男たちは手錠を出した。


「おとなしくするんだ」


「コング!一暴れしようぜ!」ショーンが言った。


「やっと暴れられるぜ!」


 コングはグレーの男を投げ飛ばした。グレーの男はハッチから、落ちていった。


ジルはグレーの男の足に弓矢を放った。


「うお!」グレーの男たちは3人の足に弓矢が刺さった。


また、コングがその男たちをハッチから投げ飛ばして降ろした。


「場所を変える!ここを出るぞ。みんな!」


ショーンは男たちを全員降ろしたので、宇宙船の出力を上げ、飛び立った。


「うわ!」みんなは急にコマンダーが動いたので、宇宙船の中で転がった。


 ショーンは急発進で、コマンダーX10を最大出力で逃げ切った。


みんなは急いで、座席に座った。


「どこ行くの?ショーンさん」キューが言った。


「分かるもんか!ガニラデのナビなんか登録されてないからね!」


「追ってはきている?」


「いや。来てないと思う」


「どうする?このまま帰るか?」とコング。


「バカな。せっかく来たのに。何が何でも、香りのMINKUを捕まえないと」


「ショーン。向こうに町らしき明かりが見える。ここらへんに宇宙船を隠して、行ってみないか?」とジル。


「たしかに、町のようだな。よし。あたりは草木が多い。着陸するか」


ショーンは夜の草木のなか、コマンダーX10を着陸させた。


「本当に追ってはきてない?」キューが不安そうに聞いた。


「大丈夫だ。レーダー反応はない」


「よし。みんなは武器を持って、外に出てみよう」


ショーンたちはケージのMINKUたちを残して、外に出た。


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