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8話 クエスト達成報告と作業所

町に戻った私たちはすぐに冒険者ギルドに行き、クエスト達成報告をした。

相変わらず、お兄さんのところは人が少なかった。

最初のお兄さんと人は違った。

どうやら、午前と午後で変わるらしい。


「すみません、達成報告に来たんですけど」

「了解です。初めてですか?」

「はい」

「では、ステータス画面を出してください」

「はい」


私がステータス画面を出すとお兄さんはクエスト受注画面の出し方を教えてくれた。

クエストはそれで確認できるらしい、もちろん自分でクエストの

途中確認もできるみたい。

最初に教えてもらうの忘れてた。

討伐数もそこで確認できるようになっているらしい。


「はい、討伐クエストの討伐数は大丈夫ですね。採取クエストはアイテム画面からギルド宛に送って貰えると達成になります」

「はい」


お兄さんの言うように採取クエストのところに『納品』のボタンがあった。

それを押すとクエストで指定されたアイテム、今回で言えば『薬草』が出た。

下の方に『薬草×10 本当に納品しますか? はい/いいえ』というのがあった。

もちろん、私はすぐに『はい』を押した。


「はい、確認しました。これでクエスト達成ですね。こちらが2つのクエスト達成報酬です」

「はい」

「では、またの活躍期待していますよ」

「はーい」

「わん!」


これでクエストが達成になった。

夜は視界も悪くなるし、モンスターが強くなるので今はでない方がいい。

特にポーションなどの回復薬がない状態ではかなり危ない。

なので、今日はこのままポーション作りのために作業所に行くことにした。


「作業所に行こうか?」

「わん!」


作業所に着くと結構な人がいた。

満員とまではなかったけどね。

私は2階の隅の方に空いている作業台へと向かった。


ちなみにここは3階立てで1階が鍛冶場となっている。

2階が他の作業用のフリースペース料理や皮などの防具にアクセサリーが作れるようになっている。

3階は2階と内容は一緒だけど、有料の個人スペースになっている。料金は1時間500Gするけどね。

さすがに鍛冶を行う場所は2階より上に持っていくことができないからこうなっているみたいだ。

ゲームだけどね。

こういうところはリアルだね。


「さて、ポーション作りだね」

「わん!」

「たしか作業台の中に初級調合セットが……あ、あった、あった」


そう、この作業台は各初級セットは置いてあるんだ。

今持っている料理の簡易セットより良いヤツだ。


「薬草をすり鉢で潰して、水と混ぜる」

「わふ?」

「水はね、この蛇口を捻ると出るんだよね」

「わん!」

「ふふふ~ん♪」


私が蛇口を捻るとちゃんと水が出て、それにブランがちょっと驚いていた。

可愛いねぇ~。


という事ですり鉢で薬草を2つをすり潰して、原型がなくなったら水を加える。

この混ぜてる状態でスキル『調合』を唱えるとすり鉢が輝いて、目の前に瓶に入ったポーションが5つできた。

瓶はどこから?


初級ポーション

レア度:☆1

品質:☆1

内容:HP7%回復する。苦い。


こんな感じだった。

薬草より良い感じなんだろうね。


「薬草2枚でポーション5個か~。スゴいね」

「わん!」

「あと2枚あるからこれも作ろうか?」

「わん?」

「え?疑問形?う~ん、とりあえず、残しておこうか」

「わん!」

「よし、そうしよう!」

「わん!」


そういうことで私は後片付けをして作業所を出た。

水をかけるだけでキレイになるからいいよね~。

さて、宿屋で休もうか。


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