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3話 最初のパートナー

目を開くと目の前に噴水があった。

ここが始まりの町、ファースの中央広場だ。

全てのプレイヤーはここから始まるのですぐに動かないといけない。

とりあえず、後続の邪魔にならないように噴水のところにあるベンチに腰かけた。


「ふぅ~、早速私のパートナーを呼ばないとね。あ、設定も変えとかないと」


私は手を前に翳すとキャラメイクの時と同じ画面が出てきた。

画面にはステータス、武器・装備、持ち物、図鑑、設定という項目があって、私は設定を押した。

グロいのとか苦手な私はフィルターをかける方が無難だから。

残酷描写軽減、PvP対象不可、PK不可にチェックした。

これでもし何かあってもグロいことにはならないし、そういう描写の代わりに光粒子描写に切り替わる。


基本、ソロプレイだからね。

狙われたら危ない。


次にステータスに切り替えて、テイムモンスター欄にある赤の卵を呼び出した。

初めだけはこうして呼び出すのだ。

私の膝の上に赤の卵が現れた。

するとすぐに卵が割れて私のパートナーとなる子が生まれた。


「わん!」

「うん、よろしくね」


割れた卵はなくなり、そこにはお座りをしたイヌがいた。

見た感じの犬種はポメラニアンで毛は真っ白モフモフ、つぶらな瞳が可愛い。


実はテイマーとサモナーはβ版では不遇の職業だった。

何せ、最初のパートナーから自身で捕まえることになっていた。

すぐにパーティーを組めるならまだ可能性があるが、ソロ組は死に戻りする人が多く出た。

そのため、正規版では最初のパートナーは卵の状態で渡されることになったらしい。

β版からの人たちご苦労様でした。


再度、目の前に水色の半透明の画面が現れ、そこにはモンスターの名前を入れてくださいと書かれている。


「名前ねぇ~。そうだ、ブラン。あなたは今日からブランね」

「わん!」


私は早速、記入場所に『ブラン』と打ち込み、確定した。

こうして、私の最初のパートナーが決まった。

ついでに私とブランのステータスも確認した。


名前:ユウ

職業:テイマー Lv1

HP:25/25

MP:21/21

腕力:5

体力:7

敏捷:8

器用:9

知力:10

精神:10

スキル:獣魔術 Lv1、テイム Lv1、料理 Lv1、調合 Lv1、錬金 Lv1、採取 Lv1、水魔法 Lv1

所属ギルド:

所持金:5000G

テイムモンスター(1/3):ブラン


私のステータスはこんな感じだった。

平均かな?

まぁ、テイムも水魔法も魔法系だから知力と精神が高めだね。

腕力が低めなのが心配だけど。

腕力がないと重ための装備や武器が装着できない。

装備は、頭、腕、胴、腰、足にアクセサリー類が2つ付けれるようになっている、それとは別に武器がある。

それらは腕力分しか付けれない。

つまり、私なら5しかないので、合計で5もしくは1つで5の重たさの装備か武器しか装着できないようになっている。


でも、レベルが上がる毎に貰える熟練ポイントでHP、MP、腕力、体力、敏捷、器用、知力、精神が強化できる。

1ポイントだからと言って1しか上がらないのではなく、レベルに合わせて上がるようになっているらしい。

いまはまだレベル1なので、熟練ポイントはないけどね。

次にブランのステータスはこんな感じだった。


名前:ブラン

HP:18/18

MP:23/23

腕力:6

体力:8

敏捷:10

器用:6

知力:10

精神:9

スキル:爪擊 Lv1、牙擊 Lv1、火魔法 Lv1、咆哮 Lv1


まぁ、イヌだしね。

こんな感じだろうね。

でも、ブランは火魔法が使えるのかぁ~。

楽しみだなぁ~。


ブランも装備はできるけど、それをするのは装備画面からブランを選んで行う感じだった。

ちなみにブランが装備できるのは頭、足、アクセサリーが2つだった。



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