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彦坐王の系譜と息長

 今週は息長氏特集です。

 日本書紀(公式)における「息長」の初見は継体天皇の時代です。「気長」すると仲哀天皇の段で神功皇后が登場します。

 これが古事記(インディーズ)となると、初見はさらに遡り、開化天皇の段で、「又娶近淡海之御上祝以伊都玖天之御影神之女・息長水依比賣、生子、丹波比古多多須美知能宇斯王、次水之穗眞若王、次神大根王・亦名八瓜入日子王、次水穗五百依比賣、次御井津比賣」とあります。近江の七人の(はふり)が祀っている天之御影神の娘である「息長」水依比売を妻として、丹波比古多々須美知能宇斯王、水穂之真若王、神大根王(またの名は八瓜入日子王)、水穂五百依比売、御井津比売の5人の子を産んだ、という意味です。

 ここで天之御影神は、古事記(インディーズ)でここが初見です。天之御影神を祀る神社としては滋賀県野洲市の御上神社があります。この神社の由緒によれば、第七代孝霊天皇の時代に三上山に降臨し、三上山で祀られていたところ、元正天皇の時代に勅命があって藤原不比等現在の鎮座地に遷祀されたということです。ただし、続日本紀ではそれらしい記事はありません。

 彦坐王の孫に迦邇米雷(かにめいかづち)王というのがいます。その子に息長宿禰王がいるとあります。この息長宿禰王の子に息長帯比売命、虚空津比売命、息長日子王がいます。

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