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息長氏特集
先週は和珥氏特集でした。その中で彦坐王の紹介をさせていただきましたが、この彦坐王の系譜が、後の神功皇后はじめとする息長氏の系譜につながります。
神功皇后は、日本書紀では気長足姫尊と表記されますが、古事記では息長帯姫大神となります。
そこで今週は、息長氏特集として、「息長」または「気長」で日本書紀と古事記の原文を検索していきたいと思います。なお、古事記では「気長」で検索できたワードはなかったです。
自分は、天智天皇・天武天皇の兄弟の父親である舒明天皇の位置付けが重要と考えています。その舒明天皇の和風諡号が息長足日広額天皇となっています。そこで「息長」というのが、古代史を語る上での最重要のキーワードの1つだと考えています。




