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雄略天皇と大物主

 日本書紀(公式)で、三輪氏が派手に立ち回る場面といえば前回までに紹介したぐらいです。大物主のエピソードも、神代で大国主が活躍し、崇神天皇で三輪山伝説が紹介されているほかは、とくにありません。

 雄略天皇のところで大物主が言及されている部分があります。このエッセイでも紹介したことがある少子部(ちいさこべ)蜾贏(すがる)の話です。

 あるとき雄略天皇は、少子部(ちいさこべ)蜾贏(すがる)に対し「三輪山の神を見てみたい。 自ら行って捕えてきてくれないか」と命じます。そこで少子部(ちいさこべ)蜾贏(すがる)は三輪山に登って大きな蛇を捕えてきて、天皇に見せました。これに対して天皇が斎戒しないでいたところ、大蛇は雷のような音をたて、目をきらきらと輝やかせ始めました。それで天皇はすっかり怖がってしまい、殿中に隠れてしまいました。そして大蛇を山に放ち、その山を(いかづち)と命名しました。

 なんとも不気味なエピソードです。

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