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大田田根子と大物主の関係

 前回は日本書紀(公式)における大田田根子の話を紹介しましたが、古事記(インディーズ)では次のような話を伝えています。

 古事記(インディーズ)によれば、大田田根子は、大物主が、陶津耳命の娘である活玉依毘売を妻として生んだ子である櫛御方命の子の飯肩巣見命の子の建甕槌命の子ということです。

 この活玉依毘売は、とても美し人だったそうです。その活玉依毘売の元に、突然、相当のイケメンが訪れて来ました。(自主規制)それで時日もたたないうちに、活玉依毘売は身籠ったそうです。

 活玉依毘売の父母はこのイケメンの訪問を知りません。そこで娘が身籠みごったことを不審に思い、どういうわけか尋ねました。活玉依毘売はすべてを白状しました。これを聞いた父母の方は、その男の素性を何とか知らなければならないと思い、「(今度男が来たときは)赤土を床の前に撒き散らし、糸巻きに巻いた麻糸を針に通して、男の着物の裾に刺しておきなさい」と指示しました。

 活玉依毘売が指示どおりにして翌朝見ると、針につけた麻糸は、戸の鍵穴から抜け通って出ていました。それで男が鍵穴から出ていったことを知って、その糸をたどって行くと、三輪山に続いていて神の社で留まっていた。それで生まれる子が、三輪の大物主の子であることがわかったということです。


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