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高向氏と東漢氏

 日本書紀(公式)で、人名としての高向の初見は、推古天皇紀にあります。

 唐(当時は隋)に遣わされたメンバーの一人として、高向漢人(あやひと)玄理(げんり)というのが登場します。

 この高向玄理というのが、応神天皇の時代に阿知使主とともに日本に帰化した漢人の一族というところまでは紹介しました。

 それでは、この阿知使主というのは、どういう人物だったのでしょうか?

 日本書紀(公式)では、応神天皇の条で、「倭漢直(東漢氏)の祖である阿知使主が、仲間を率て、日本に来た」と伝えています。この東漢氏というのが、なんとも陰謀の臭いがする氏族で、このうちの東漢駒が崇峻天皇暗殺の実行犯とされています。

 天武天皇の時代には、天皇から「お前たちは、今までに7つの罪を犯した。このため推古天皇の時代から天智天皇の時代に至るまで、お前たちを警戒してきた。今、私の世において、お前たちがよからぬことを行なえば、罪の通りに処罰する。しかし漢直の一族を絶やそうというのではないので、今までのことは大恩をもって許す」などと言われています。ここで言う7つの良からぬ事とは何なのか、気になるところです。

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