西方運動新聞
この物語はフィクションです。
各国代表会議の7日目はパーティが開催された。
5つの勢力は親睦を深めて、各国代表会議は無事に終わった。
「シアプ、部屋に入って良いかな。」
「どうぞ、散らかっててごめんね。そっちのテーブルの椅子に座って。」
ガルベスはマナさんとシアプの部屋に入った。
書類や資料、新聞、雑誌が大量に部屋の中にある。情報収集や作戦を考えるのに使っている。
ガルベスはテーブルの上の新聞を読んだ。西方運動新聞と書いてある。
発行しているのは尻三国のジョセの新聞だ。日付は少し前だ。
「ああっつ、羽飛様がカミングアウトしてるぅ。ジーサンを公表してるぅ。やっぱりかぁー。」
マナさんが新聞を見て急に言い出した。
「マナさん、この方を知っているんですか。」
羽飛様の顔写真がカラーで新聞に載っているが、大変な美貌だ。これで男というのだから、女性の人気は凄いのだろう。
「羽飛様は魔力が70M半ば、拒否件数0件、中田氏オーケー、その上この美貌でジョセ紳士でも、有数の有名人です。女性の好きな話題にも通じていて、大人気の方ですね。
以前からストレートでは無く、ビジネス・ストレートの疑惑がありましたが。
遂に世間に言ったんですね。はぁ、そりゃぁそうですよね。」
「あのっジーサン・・・ストレート・・・、ビジネス・ストレート・・・って何の事ですか。」
「お兄ちゃん、知らないの。」
「何か聞いた事がある様な気もするけど、よく知らないんだ。」
「ガルベス様ここは私が説明させて頂きますね。
まずストレートは肉体の性別と心の性別が一致しています。
ガルベス様は自分が、男性である事に疑問がありますか。あるいは違和感や生き辛さはありますか。」
「無いです。疑問も違和感も、生き辛さもありません。」
「ではキスしたい相手の性別は女性だけですか。」
「女性だけですね。男性とキスしたいとは思った事はありません。」
「まず人間は圧倒的にストレートが多いです。ガルベス様の様に。
しかし、今回の羽飛様は男性として、肉体の性別と心の性別が一致している上で、男性とキスがしたいのです。
これがジーサンです。」
「うーん、あの羽飛様は男性とキスがしたいんですか、なんで。」
「それが羽飛様の本心だからです。女性とキスするのは心を押し殺してやっていたんです。」
「でも拒否件数0件、中田氏オーケーって、今までは普通にやってきていたのに。」
「ガルベス様、人間は社会的動物です。求められる役割を果たす為に、本心と違う事でもやらないといけません。
羽飛様は今まで何とか、自分の求められる役割をやってきたんです。
しかし、今回遂に限界を迎えた。だから公表したんです。」
「うぅうん。うぅ、ではこれから羽飛様はどうなるんですか。」
「新聞の記事によれば、今後はビジネス・ビーサンになりますね。
女性と2回掘り搾り又は中田氏をした後に、男性と1回エックスしますね。
一般的なニンイチルールでやって行くそうです。」
「だ、男性と1回エックス・・・。」
「むしろ今まで、男性とそうゆう事無しにやってきた事がビックリですよ。
我慢強かったんですね、羽飛様は。」
最近今までの自分の知らない世界が、沢山ある事を実感していたが。
この羽飛様ならばどんな女性とでも、掘り搾りも中田氏も出来るだろうに。
そんな世界もあるのか、言葉が出ない。




