北条領を無理攻めしよう
この物語はフィクションです。
西暦1582年6月16日
6時00分 近江国・安土城
「ガルベス殿。儂は北条を征伐する。
力を貸して頂けないだろうか?。」
今朝いつもの様に安土城に行くと、大殿様からいきなり頼まれた。
「私は構いません。織田家が北条家を滅ぼして土地を得たいのならば。
協力させて頂きます。」
「おおっ、真に忝し。この信長、恩に着ます。」
「・・・、何時から北条家を攻撃するのですか?。
私はどうせやるならば今からやる事をお勧めします。」
「何!。い、今からですと。」
「はい。日向守殿。不意打ちを仕掛けましょう。
日向守殿は大殿様の代理として、安土城で留守居役。
大殿様と久太郎殿はこれから10分で支度をして、手勢だけで出馬。
今日中に尾張国・清州城まで進軍しましょう。」
「ぬぅ~、味方すら泡を食う状況・・・。
北条の驚きたるや、全く身動きが取れぬであろうのう。」
「兵糧・武器・防具・弾薬・資金等々の軍需物資は、私が今日中に進軍拠点に輸送致します。
更に味方の徳川様の領地でも、同じ様にポイントに軍需物資を配置します。
越後に行っている青地殿には、私が現地に行って大殿様のご指示を連絡します。
彼ならば急に目の前に私が現れても、柔軟な対応をしてもらえると思います。」
「青地には柴田勢・滝川勢の大部分を、厩橋城まで移動させる指示を与える。
そうして後に北条家を北から攻撃させる・・・か。」
「はい。今の北条家は首脳陣が緑龍騒動による怪我で、身動きが取れない状態です。
更にステルス型の緑龍1頭と、緑龍を騙る強盗団の暗躍により、領内が動揺しています。
大殿様のご指示は移動しながらでも出来ます。
これらの方法で短期間に北条家を攻撃しましょう。
その方が最終的な犠牲者は大きく減ります。」
「良し。相分かった。早速やろう。
日向守、留守は委細任せた。」
「御意。お任せ下さいませ大殿。」
「大殿様、もし本日の夜に私に『別大陸行き』が発生しても。
出来る限り問題が無い様に、今日中に手配をして置きます。」
「宜しくお頼み申す、ガルベス殿。」




