何は無くとも情勢は進んで行く
この物語はフィクションです。
西暦1582年6月1日
13時00分 不明の館
「皆様。越中国の上杉方の魚津城なのですが。
先程、柴田勢によって陥落しました。」
「レイナ様。そうですか。」
「はい。シアプ様。これより柴田勢は態勢を整えた後に。
越後国の上杉方本拠地・春日山城に向かって進軍予定です。
また上野国・厩橋城からは滝川勢が、既に春日山城に向けて進軍中です。
上杉方は春日山城で籠城かと予想されます。」
「ふぅ~ん、織田家は元々日の本の最大勢力。
それを俺達レンタイ国が陰に陽に支援するもんだから、余計に勢いが付いているなぁ。
レイナ様。その春日山城はどれほど持つ予想なんですか?。」
「そうですね、もって40日~50日程度でしょうか。
織田の柴田勢・滝川勢は無理攻めはせずに、付け城を築いて兵糧攻めが想定されます。
ただ織田方の圧倒的な物量を前した上で、上杉方には援軍の見込みも全くない・・・。
50日を超えて城を保つ事は難しいかと。」
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13時30分 同
「皆様。次のレンタイ国の日の本での大工事を考えています。
最有力案はこちらになります。
大坂の地に過去に例の無い大平城を築城します。
北は淀川を天然の堀として、その南に城壁で街を囲んだ総構えの城。
大坂城の築城です。」
「レイナ様。その大坂城の目的って何なんですか?。」
「ガルベス様。日の本の戦争を減らす為です。
この大坂城は超々巨大建築物とします。
城は3段の階層として、1段目が3の丸。2段目が2の丸。3段目が天守です。
1段は高さ10Mの差を設けて。
レンタイ国の魔法と私達の『元気の押し売り号』以下の艦船の力で。
1ヵ月で築城を終えます。」
「ええっと、レイナ様。織田家が超々巨大建築物である大阪城を建てる。
織田家に服していない各勢力も圧倒的な大きさの大阪城を見て。
戦意を奪う事が目的で築城するのでしょうか。」
「シアプ様。その通りです。
各勢力が『こんな城を短期間で建てる奴らに、勝てる訳がねぇー。』と建物によってガツンと黙らせる。
これをすれば各勢力はもう織田家に反抗など出来ません。」
(ふむぅ~、直接戦うだけじゃ無く。
超々巨大建造物によって戦意を奪うとは・・・。
心理的には理に適っているのかな?。
謀反する奴はイケると思うから、謀反に踏み切る。
超々巨大建築物で相手の心を折れば、後々やり易いとも考えられるか。




