明日は戦場の現地入り
この物語はフィクションです。
西暦1582年5月30日
16時30分 不明の館
「ギギロ様。ガルベス様。お疲れ様でした。」
「レイナ様、ありがとうございました。
レイナ様こそお疲れ様です。」
「さて皆様、先程レパトリ殿とのパレードが終わった後に。
備中国の対毛利戦司令官・羽柴筑前守秀吉様から、織田の大殿様に使者が到着しました。
備中高松城・攻城戦への大殿様御出馬を依頼する、援軍要請ですね。」
「うーん、レイナ様。俺達はさ。
5月25日に現地に行って、備中高松城を投石機(大嘘)で攻撃したんだよ。
もう直ぐにでも城は落ちそうだったぜ。
援軍なんて必要なのか?。その後の毛利軍との戦いの為か?。」
「ギギロ様。筑前守様は政治的判断で、織田の大殿・本人様の出馬を願っていますね。
古今東西、功績を挙げた功臣は、戦争終結の後に処分される事が多い・・・。
敵を倒す為に優秀・有能な家来達は、敵を倒し尽くした後には邪魔に見える・・・。
その轍を踏まない為に、筑前守様は腐心している様です。」
「・・・、・・・、(以前の猜疑心の強い王様と。
Aさん・Bさんの話の類かな・・・。
確かに王様の立場だと優秀・有能な家来は、邪魔に見えるのか?。
優秀・有能だろうと、褒美で喜んだり・地位で喜んだり・勲章で喜ぶ奴ならばまぁ可愛いものだ。
どこか抜けている所があるならば、警戒心も余り湧かない・・・。
だが今までは有難かった優秀・有能が、敵がいなくなるという状況変化によって。
一気に邪魔になると・・・悲しい事だが確かにあるだろうなぁ~。)」
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16時50分 同
「さて明日の予定としては、織田の大殿様はその筑前守様の出馬要請に応えると。
その為には今日中に堺まで移動すると・・・。
結構無茶なスケジュールだよなぁ。
今現在は大殿様は京から出立して、山﨑って町の付近を堺に向けて移動中だ。」
「そうですね。ギギロ様。まだ距離がありそうですが。
夜中も強行軍で、堺に計4,000人の織田家精鋭部隊で集結。
明日は予定がなければ、朝3時からレンタイ国の力で帆船を動かして。
4,000人の織田軍+レンタイ国の雪系・炭系部隊6,000人を組織して。
一気に備中国の港に着けて・・・、そのまま強行軍で備中高松城周辺の羽柴勢の陣地に向かう。
到着予定時刻は10時頃・・・、強行軍ですねぇ。」
「まっ、俺達は備中国の港に着く直前に、後続のレンタイ国の船に6,000人が乗り込んでさ。
何食わぬ顔で陸地に上陸するわな。
敵の毛利方はど肝を抜かれるだろうなぁ~。」




