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敵城への物資の搬入を認める異例の措置

この物語はフィクションです。

 西暦1582年5月30日


11時00分  備中国・高松城付近


「ち、筑前守殿。宜しいのですか?。


備中高松城への毛利方の物資の搬入を認めてしまって。


しかも今回は小舟ばかりとは言え40も・・・。」



「すまぬなぁ。官兵衛。主の仕事に嘴を挟んでしまって。


だがなぁ、思わぬか?、んぅ?。」



「はっ、何をでしょうか?。」



「今我ら羽柴勢は備中高松城への攻撃を行っていない。


今総攻撃を掛ければすぐにでも城は落ちる状態なのにだ。


何故総大将である・羽柴筑前守秀吉は攻撃をしない?。


何故敵に塩を送る行為である、攻城中の敵城に大大的な物資の搬入等認めるのか?。


お主はどう思う?。」



「・・・大殿様の御出馬を待っている。


この戦の手柄を、最後に現地に来た大殿様に譲る為には、まだ備中高松城は持ちこたえてもらいたい。


筑前守は切れ者だが・・・主君に尽くす忠臣である・・・という事を大殿に示そうとなされている・・・。


毛利はもう脅威とは言えない・・・、羽柴勢だけで十分に渡り合える。


儂の力をもってすれば、万に一つの狂いも無い策・・・だと。」



「官兵衛。お主が儂の味方で良かったよ。


儂よりも遥かに切れ者だな、お主は。これからも宜しく頼むぞ。」



(何たるお方だ・・・。毛利勢は我らの2倍近い47,000人もいるのだぞ。


当主の毛利右馬頭輝元が直々の出馬。


更には毛利両川の猛将・吉川元春。


智将・小早川隆景まで来ている、毛利の総力を挙げた軍団と対峙している。


であるのに、もはや勝ち筋は完全に見えているというのか・・・。)



「あの小舟40の物資と我が方の攻撃停止によって。


備中高松城は一息付ける。


大殿様がこの地に来るまでの一息をなぁ~。


フフフッ、まぁ官兵衛。お主の思う通り、自信過剰の儂が下手を打つ可能性も確かにある。」



「だがな、儂は大博打を打つよ。


敵味方が死力を尽くして働く戦場だからこそ、働き甲斐があるという物だ。


見返りも大きい・・・、ヤル気になってしまうなぁ~。」

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