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考えようによっては
この物語はフィクションです。
西暦1582年5月29日
15時00分 近江国・安土城
「日向守。久太郎。疲れている所悪いな、再度呼び出して。」
「ありがとうございます、大殿。昼より休んでおりましたので、もう回復しております。」
「若い久太郎は兎も角、日向守は60に近い。無理をさせて申し訳無い。」
「本当に大丈夫でございます。無理はしておりませぬ。」
「・・・2人共聞いてくれ・・・。
儂はなレンタイ国の力を利用する事にした。」
「なっ、ま、真ですか大殿。」
「もちろんだ。理由だがな、レンタイ国は本当に本心からミスラ諸大陸に帰る事しか考えていない。
2人の視察の報告から儂は確信したよ。
日の本での事はそれまでの時の隙間を埋める、埋め合わせの為の活動だ。
そしてレンタイ国は日の本と比べると、圧倒的な力の差がある。
だからレンタイ国がヤル気ならば、友好関係だろうが。疎遠な関係であろうが、意味が無い。
日の本を支配する気になったら、例え友好関係だろうと止める手立ては皆無だ。」
「・・・残念ながら大殿、それはその通りかと。」
「それならばいっそ利用し倒してやろう。
我らに力を貸すように頼んで、彼等レンタイ国の仕事を作るのだ。」
「「・・・、・・・。(何とその様な事が可能なのか。?)」」




