救世主メヒア登場!
ウイニングロードを進み第四の橋にたどり着いた。
第四の橋を守るのは死を司る神でラスボスのデス・トラーデ。
ここを抜ければ元の世界に戻れるはず。
ついに始まったラスボス・デス・トラーデと直接対決。
しかし死を呼ぶデス・トラーデのガム&ツバ攻撃に防戦一方。
危うくやられそうになるも辛くもかわす天才的な走行技術を見せるダーゲン。
「どうした? 近づかなければ倒せんぞ? ははは! 」
もはや弱点はないように思えるが…… 果たして?
ラスボスに苦戦。
一旦戻って作戦を練ることに。
「ダーゲンお願い! 」
「おいおい無理言うなって! 奴は強すぎる。とてもじゃないが無理だ。
まともにやって勝てる相手じゃないさ」
どうやらダーゲンは相対してその強さと恐ろしさを実感したようだ。
「だったらどうするんだよ? もう俺たちにはダーゲンしかいない! 」
足の速さならダーゲン。またはネコだが王子のままだから当てにならない。
ここはとにかくダーゲンを調子乗らせて実力以上の力を発揮してもらう。
もうそれしかデス・トラーデを倒す術はない。
「よし。だったらトノサキが囮になって…… 」
「それはないよ…… 」
さすがに拒否するトノサキ。さすがのユーティリティーでもできないか。
仕方ない。他に手はあるとは思えないがもう少し考えてみるか。
「一斉にかかってみるのはどうだ? 」
とりあえず提案。この程度で倒せる相手ではないだろうが。
「無理だろう? 囮で惹きつけるより難しいぞきっと」
ダーゲンは気乗りしないらしいが試しにやってみることになった。
「デス・トラーデ勝負だ! 」
眼鏡越しの眼光鋭い睨みが挑戦者を遠ざける。
睨まれてはどうにもならない。もはや恐怖の象徴。
それにジャラジャラしたネックレスが眩しくて堪らない。
どうしてこう面倒臭いんだ? まったく嫌になるぜ。
トノサキは逃げ回ってどうにかガム攻撃の餌食にならずに済んでいる。
しかし逆にダーゲンが動きを読まれ先手先手を打たれ危なっかしい。
劣勢に立たされこれではもうお手上げ状態。別の手を考えるしかない。
二度目の作戦タイム。
「うーざー。いつものポエム対決を挑んでくれ! 」
「そうだ。もうそれしかないよ」
二人に唆され踊ろうとするが当然のことながらガム攻撃は止まらない。
退散することに。本当に手も足もでない。どうしようもないな。
デス・トラーデは世界と世界を繋ぐ道を塞ぐストッパーの役割を果たしてる。
セーブマン全員集合すればどうにかなるかもしれないが三人と一匹だからな。
入念な作戦会議も相手が無敵では意味をなさない。
「よしトノサキを追放しよう! 」
「いや…… 僕じゃないって。裏切り者なんかじゃない! 」
「待て待て二人とも。違うゲームになってるって。
これはあくまでラスボスを倒す戦い。世界観を壊すなって! 」
こうして大した作戦も考えられずに人任せ。
もっと悪いのがネコ任せ。ネコ王子にすべてを託す。
今はウイニングロードで最終盤なのでネコ王子のまま。
だからってネコ王子が役に立つとは限らない。
「そうですね。ツー爺に助言を求めるのはいかがですか? 」
「いや…… それでは遅い。たぶん攻略法があるはずだ。
諦めずに考えるんだ。ダーゲンよろしく」
「そんなこと言われても手榴弾で吹っ飛ばすぐらいしか…… 」
物騒な手を使おうとするダーゲン。
この中では一番の武闘派で短期決戦にはめっぽう強い。
ただそれだからって勝てるかと言うと時の運。
ヘルド村では二番手として重宝してるが世界ではほぼ八番手だからな。
代打に栗さんを送らずに済んでいるのが救い。
絶好調のダーゲンに頼るとしよう。
とりあえず手りゅう弾を集める。しかしどこにあるって言うんだ?
「らっしゃい! 一個一万ピッチクロックだよ」
いつの間にか商売を始めるどこからか湧いて来たおっさん。
迷惑なヤジトラではなく一応はお助けキャラらしい。
五万ピッチクロックを使い五個購入。
ではダーゲンの指示通りに手りゅう弾を投げてみる。
まずは様子見で一個。
ドカーン!
会心の当たりがデス・トラーデに直撃。
とは言えバラバラになって肉片だけとはいかない。そんな残酷なのは勘弁。
「よしもういいだろう。一斉に投入だ! 」
ダーゲンの指示で一気に残りの手りゅう弾を投げ込む。
「うん? 煙いな。いい加減ふざけるのはよせ! 」
デス・トラーデに効果なし。怒りが増大しどんどん巨大化していく。
ほぼ無敵だったデス・トラーデが膨らんだことでさらに厄介なことに。
十倍の大きさに膨れ上がってはもはや打つ手がない。
退却! ここは一旦出直すとしよう。
前の橋に戻る。こんな屈辱は初めて。
三つ目まではすいすい行ったのに最後の最後に手こずってしまう。
当然と言えば当然か。でもいくら無敵に見えても何か攻略法があるはずだ。
「どうした忘れものか? 戻って来るとは信じられん」
シュワちゃんが笑顔で迎える。
「愛ウイルスビースターバックス! 」
どうにか冷静さをアピール。ここに来てシュワちゃんまで相手にしてられない。
「チチチ…… 違うぜ。こうだ。アイ・ウイル・ビー・バック! 」
本気のシュワちゃんは一味も二味も違う。
どうもお調子者のようだ。そしてまだいたのは意外だった。
居残りシュワちゃんに何かしらの意味があるのか?
「なあ。こいつはもしかしたら…… 」
ダーゲンの閃きで一気に形勢逆転か? 必殺の秘策を思いついたらしい。
「なあシュワちゃんに戦ってもらうのはどうだ? 」
「それいい。でも言うこと聞く? 」
トノサキも賛成らしい。ネコ王子も頷いてるところを見ると勝機はありそう。
「我れらがシュワちゃん。ラスボスのデス・トラーデをどうぞお倒し下さい! 」
ほぼ他力本願と情けないがこれもダーゲンの作戦。
こうしてついにシュワちゃんはデス・トラーデと戦うことに。
「アイ・ウイル・ビー・バック! 」
おっと…… 捨て台詞を吐いて逃亡。五分後にようやく戻ってくる。
どうやら完敗らしい。もう情けないな。
振り出しに戻る。
お手上げ状態のダーゲンが苦し紛れにシュワちゃんは変身できると言い張る。
「おい! 仮にそうでもどうやって? 」
無理だと分かってはいるが確かに惜しい気もする。
「もうお遊びはこれまで! お前たちは立ち去らない勇気ある愚か者だ。
さあこのラスボスのデス・トラーデが直々にお相手差し上げよう」
冷静さを失わないデス・トラーデに対してダーゲンが逃げ回る。
情けないな。しかし逃げ回っても許してくれるはずがない。
絶体絶命のピンチ。もうどうすることもできないのか?
「よしここはポエムだ! ポエムでシュワちゃんを最終形態にするんだ! 」
もう本当に適当だなダーゲンはよ。そんな都合よく行くはずがない。
しかしこのまま行けば全滅だ。生き返れても痛いのに変わりはない。
ここは夜のポエマー復活と行こう。
♪イエーイ シュワシュワ バンザイ ヘンシンキ
チェンジ チャレンジ ヘンカー ヘンソクト
スタート シュワチャン ネッカー カワルハズ
こうして夜のポエマーの本領発揮。シュワちゃんに眠っていた力を目覚めさせる。
そしてついに救世主現れる。その名もメヒア。
救世主メヒア登場!
救世主メヒア対デス・トラーデ
最終決戦の幕が切って落とされた!
続く
また来週!




