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ゼグラーン戦記  作者: 椿
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新たな課題

「なに!?南側!?」


塔が破壊され、崩れ落ちる音が、外で戦っているものたちにも聞こえるほどだった。


だが、一人の小隊長が叫んだ。


「騒ぐな!航空幕僚長閣下とその兵がすでに対応に当たっている!今は目の前の敵に集中しろ!」


その言葉に南を他部隊に任せ、目前の敵との交戦に必死になっているとき、先ほど後退した敵の姿が見えない。


「撤退した…のか?」


シュウキとユウヤは連絡を取り合い、北東西の森を召喚獣に調べさせると、敵の姿はもうなかった。


新たな敵が現れた南もタケヒロ部隊の決死の抵抗に合い、分断された後に各個撃破によって駆逐されていった。


一見快勝したように見えるが、こちらの死傷者も無視できない数だった。

重症者が235名、軽傷者が2412名、死者が23人になった。

初めての戦死者に、俺たちは体が震えた、守れなかった同志達を思うと胸が痛くなった。

だが、この状況で泣き言は言っていられない。人の上に立つ俺たちにそんなことは許されないからだ。


そして、今回の戦いからゼグラーンの新たな問題が浮き彫りになった。

それは、将校、士官の人数だ。


今日の戦闘では、直接的な指示を出す人間が、俺たち4人しかいなかったことで、連絡が遅くなり、対応に遅れる。

これは重大な問題だと俺たちは気付いていたが、忙しさのあまり、忘れてしまっていたのだ。


死んでしまった同志達に哀悼の意を告げ、軍の回復をしながら。ゼグラーン政府は将校の育成に力を注ぐのと、新たな戦力増強を統合軍事会議で決定した。

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