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EP10

翌日起きたのは、昨日と同じ昼過ぎだった。外からは活気溢れる声が聞こえている。


『お前は学習能力が無いのか?寝すぎだ、ばか者。』

ダガーが呆れ声で言う。


「気にするな。寝る子は育つっていうだろ?」

ベッドの上で伸びをしながら俺は全く気にすることなく答える。


『さっさと身支度をととのえろ。まだまだやることは山積みだぞ。【観察眼】を上げるために、今日もゴブ林で狩りを行う。昨日よりもレベルが上がりづらくなる分、スキルポイントも上がりづらくなるからな。』


「いや、待て。今日はこの世界のことや今後の方針について確認したい。最終目標は決まっているが、その具体的な方法なんかを決めたい。一口に復讐といっても色んなやり方があるだろ?それにずっと学生服ってのもおかしいから装備も欲しいところだ。」

俺は自分の着ている服に目を落とした。昨日の狩りで破れたり泥もついていたりと散々な状況だ。


『そうだな。まず、復讐に関してだがお前はどうしたいんだ?』


「とりあえず、ヤツらを見返すために俺が魔王の娘とやらを倒すってのはどうだ?俺も人が虐殺されているのはあまり好きではないしな…で、笑ってやる。それから、あの3人だけは拷問にでもかけ、リーシャをどうにかして王国から追い出す。」

無い頭で考えたプランだが、中々いいんじゃないだろうか?


『……まぁお前の好きにすればいい。』

間があってからダガーはそう答えた。何か引っかかる言い方だが承認されたと見なす。


「で、この世界についてダガーの知ってることを教えてくれ。あまりに無知すぎるからな。」


『その前に装備をととのえに行こう。ついでに地図を買う。その方が説明しやすい。』


手早く身支度をととのえた俺は宿をあとにし、るんるん気分で町へと向かった。



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