EP9
読んでくださっているみなさん、ありがとうございます!
明日は諸事情により投稿できません。
また土曜日の夜にでも投稿できたらと思っております。
町へ戻ってきた頃には人の気配もまばらになっていた。昼は活気に溢れていた場所も閑散としている。ただその通りの一角だけは煌々と明かりがつき、いい匂いがただよってきている。そこで俺は2日近く飯を食っていなかったことに気付いた。気付いてしまうと耐え難い空腹が襲ってくる。宿へ戻る前に飯を食うことにした。
「え、マジですか…勘弁してくださいよ、ダガーさん。これ食えるんですか?白米だけ食べていいですか?」
本日のメニュー的なものを頼んで待つこと10分。俺の前にはグロテスクな煮魚が置かれている。どこからつっこんでいいやら…まず目玉は当然飛び出ている。OK。これは許容範囲内だ。だが、角が出ている。しかもその角がうにょうにょ動いているのだ。
『おぉ、新鮮なメギョだな。取り合えず食べてみるといい。うまいぞ。』
「いやいや、新鮮とかもういいから。誰だよ、最初にこの魚食おうと思ったやつは…小一時間ぐらい問い詰めたい。」
意を決して口へ運ぶ。意を決したといっても当然おそるおそるだ。決して俺が臆病なのではないと言いたい。
「お、おぉぉっぉぉ。これカレイの煮付けやん。うまっ。」
あっという間に全て平らげてしまった。王城の料理には手をつけなかったが、きっとここの料理の方がうまいだろう。宿といい、料理といい、俺にはきっとこういう庶民的なのが合っているのだと思う。代金を支払い、相手がひくぐらいお礼を言った俺は今度こそ宿へ戻る。
宿へ戻った俺は早速ステータスの確認をすることにする。ずいぶんレベルアップしていたようなので見るのが楽しみだ。
「ステータスオープン。は?何これ。レベル58?上がりすぎだろ…ステータスも全て1000を超えてるとか詐欺かよ。」
『獲得経験値が大幅に上昇しているのだ。私に付与しているスキルでステータスも5倍になっているからな。当然だろう。このレベルとステータスなら隊長クラスでも倒せるだろう。』
「じゃあ、もう明日から復讐を開始していいのか?」
『調子に乗るな。あくまで1対1でならの話だ。それに防御系が一切無いことに気付かないのか?防御系が無ければ魔法攻撃の集中攻撃を浴びて即死するぞ。』
「あぁ、そうだな。気付いてたよ。どうすればいいんだ?」
『とにかく、今は獲得したスキルポイントを割り振ろう。【観察眼】か【隠密】か好きな方でいい。』
俺は迷ったが、隠密を上げることにした。スキルポイントをほぼ使い切り【隠密:99】にすることが出来た。これも【極めし者】のおかげだろう。本来なら不可能なはずだ。と思っているうちに頭の中にイメージが浮かんでくる。
①…パッシブスキル【サイレントウォーカー】…相手に気付かれないように行動する。
②…アクティブスキル【ダミー】…本物そっくりの幻影を映し出す。ただし攻撃を受けると消える。必要MP20、ディレイ10分。
③…アクティブスキル【鍵開け】…鍵のかかった場所を開ける。ただし魔法のかかっているところは開けることができない。必要MP1、ディレイ無し。
④…パッシブスキル【闇を見通す目】…どんなに暗い場所でも通常と同じように見ることができる。
⑤…アクティブスキル【無限の歩】…ダミーをつくり出しながら相手に攻撃できる。ただし、ダミーが攻撃を当ててもダメージを与えることはできず、ダミーが一定以上のダメージを受けると消える。ダミーの数はレベルに応じて変化。最大80体。MP100、ディレイ45分。
⑥…パッシブスキル【闇に生きし者】…すべての隠密スキルのディレイが無くなり、消費MP0となる。
俺は思った、うん。やっぱり詐欺だ。スキルを上げ終わった俺は風呂に入ると疲れがどっと押し寄せたのだろう。深い眠りに落ちていった。
唯利君どんどん強くなっていきますね。
矛盾点など多々あると思います。ご指摘いただければ直せるところは直そうと思いますのでよろしくお願いします。
もし多めに見ていただけるのであれば幸いです。




