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「続きと言ってもさっきのでほとんど終わりなのよね」
「そうだったのか?てっきりまだ続きがあるのかと思ってたよ」
「でも、時間的に丁度良かったわ。さっきの言ってないことと補足だけだから」
そうして陽菜の説明会第二弾が始まる。
まずは、ボーナスについての補足をしてくれる。
火の魔力は筋力、風の魔力は持久力。
土は防御力が強化され、水は治癒力、雷は速度が上がるそうだ。
「なるほどな。で、これ以外の属性はどうなるんだ?」
「うーん。それがわかってないのよ……」
陽菜は質問に対し困った表情を浮かべながら、そう答える。
もともと、陽菜の言う通りあくまでもちょっとしたボーナスなのだ。
更に個人の能力の差もあるため、明確に増えてると言うのがわかりづらいらしい。
その為、使える人が多い5大魔術は今までの情報から、これらのボーナスがあるとわかっているのだ。
それ以外となると、使えるものが少なく未だにわかっていないとのことだった。
「なるほどな。じゃあ俺のは何かわからないのか」
「そうなの。そこに関しては諦めて貰うしか無いわね」
説明が一段落したところで、時計を見ると約束の時間まであとちょっとというところだった。
2人は飲み物を飲み干し、神崎のところへと向かうことにする。




