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真っ先に俺のTシャツを脱いで、速攻女の子に着せて全裸回避をした。

流石に色々と不味いでしょ?女の子の姿で裸は色々不味いよ!ってか俺が1番気不味いし目のやり場に困る!

「太郎このお洋服どうしたの?チャダの?くれるの??」

すっごい服でウキウキした表情を見せてる。確かに服を渡すのは初めてだもんな。って!そうじゃ無い!

「今の状況が分かるか?」

「うん?状況?太郎が縮んだ事?」

「正確には君が大きくなった?…だな。」

「やっぱり!」

「やっぱり!」と喜ぶ姿は確かにチャダの面影があるけど、本当に分かってんのかなぁ?

「おーい。チャダ、コッチおいで。」

「はーい。あれ、大雅も何か違う?」

ピョンとベットから飛び降りてチャダ?は大雅に駆け寄った。

そのまま2人で洗面所がある方へ向かい数秒後、女の子の喚声が此処迄響いたので俺も向かう。

洗面所台と風呂場の扉が開いていたので覗くと鏡の前で2人が立っていた。チャダも状況把握が出来たに違いない。

「あ!太郎?見て見て!チャダも人みたいになったよ!」

「ああ。うん。そうだね。」

「チャダね、ずっとみんなと一緒に歩きたかったんだぁ!」

「そう、なんだ。」

「太郎のポケットの中も抱っこされてるみたいで暖かくて気持ち良いんだけど、寂しかったんだよね。」

確かにそうかも知れないな。

連れて来てるのは分かっては居ても、講義やバイトだと其方に集中してしまうので放置してしまう事は多々ある。

寝てしまうのは少し不貞腐れてる意味もあったんだろうな。改めて此処で反省してしまう。

ふとチャダ?腕を掴まれて鏡の前に立ち俺も映り込んだ。

「見て!太郎と一緒だよー!」

鏡の前で一緒に映る無邪気な笑顔はチャダと重なって見える。しかし状況から見て彼女はチャダなんだろう。

でもさ、こんな事って本当にあるのか?

「だけどチャダ、太郎と身長差があるの納得いかないー!」

「僕は180だし、太郎も177だからね。チャダくらいが女の子は良いんだよ。」

「そうなの?チャダもそれくらいは成長したかったなぁ。」

ぷうっと頬を膨らませている。見た感じ日本人女性の平均と言った背丈か。しかしこの現象は「成長」であってるのかな?

「チャダ、とりあえずやる事があるな。」

「やる事?分かった!朝ごはんだ!」

「違います。」

この子はチャダで確定だな。この変わらない食い意地、通常運転だ。勿論朝ごはんも作るがそうじゃない。

「先ずは…その格好、何とかしようか。」

「格好?」

俺の腕を掴んだままでくっついているが、人型のチャダは俺のTシャツ1枚だけの姿だからな。

「そうだね。尻半分見えてるし、乳暴れてるからな。」

「大雅はもうちょっとオブラートに包む様な発言しようよ。」

でも事実でもある。今のままは俺的には刺激が強すぎる。

先ずは身の回りだ。何とかしなくちゃならないが、生憎チャダに見合う服はこの部屋には無い。

「チャダはこれでいいよ?今までそうだったし?」

「そうはいきません。無理です。昨日と今は違います。外に出れないよ?俺が捕まります。これじゃ一緒に歩けないから!」

「それはやだ!」

困った顔を見せたかと思ったら、視線があうと微笑んでくる。前の姿の時よりくるくる変わる表情を見つめるしか出来なかった。

アカシャグマは全員バスケ部員だったので全員高身長です。全員一緒だと凄まれる感じが味わえます。

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