side3
エレクトリック⭐︎エコーside
「毎週末は私達と一緒!『週刊エレクトリック⭐︎エコー特大号』始まりますよー!」
(軽快なSE)
「今週もお互いに生き抜きましたね!こんばんわ、お姉さんの方のユミでーす。」
「………妹、ミユです。」
「ミユちゃんは今週どうだった?」
「………………。」
「みんなー!今処理オチじゃないからねー!でさ、ミユちゃん今週印象に残った事ってあった?」
「………うん…今週は卒業式がありました。」
「そうね。私達も無事高校卒業出来ました!拍手!今後の進路として私もミユちゃんも別々の専門学校に通う事が決まってまして」
「………ユミと別々になるから不安…。」
「私もそれが心配なのよね。おはようからおやすみまでミユちゃんと一緒だったから、ほら、ミユちゃんは正直人付き合い上手くないし。」
「………好きな人としか極力話したく無い。」
「それじゃあダメよ。社会人として。これを機に専門学校では100人友達作りましょう!」
「………私の学科、30人しか居ない…」
「じゃあ先輩も巻き込みましょう!」
「………2年制で先輩入れても50人…」
「先生も巻き込みましょう!」
「………多分足りない…100人いかない…」
「じゃあ!とりあえず生徒50人でいこう。ね?」
「………もう一声。」
「じゃあ!30人は頑張りましょ?クラス単位は。ね?」
「………ユミが過保護だってコメント凄いよ。」
「もう!みんな酷いー!お姉さんは心配なんだからね!!」
(口に手を当てて笑うミユ)
(やや膨れっ面のユミ)
「………あと今日買物行ったね。」
「今使ってるコレ!このマイクの調子が悪くてね。見に行ったんだけど在庫が無くて今日はこのままだけど、来週からもっと高品質ボイスで配信出来ると思うから、楽しみにしてねー!」
「………マイクが良くても聞き手側の機材が…」
「こらこら!そう言うこと言わない!」
「………蕪木太郎に会ったね。」
「蕪木さんね。お会計済ませたらミユちゃんと一緒に居たからビックリしたわ。外出中のミユちゃんは誰も寄せ付けないオーラを大放出するから皆んな声掛けられないのにね。」
「………私が声掛けた。」
「あら。そうだったの?ミユちゃん蕪木さんと仲良かったっけ?」
「………うん…普通に友達…?…なのかなぁ…」
「幾つかコメントが上がってるから補足すると、蕪木さんは『アカシャグマ』って言うバンドのギターで、先日のバレンタインイベントに来てくれた人なら、私達の前に演奏していたバンドって言えば分かりやすいかな。」
「………nioのレコ発ツアーでサポートとして蕪木太郎、時々参加していたよ。」
「そうなんだ。詳しいわね。」
「………まぁ。」
「蕪木さんはイベントとかで一緒になると何時も挨拶してくれるから覚えているの。話し方も優しいのよね。」
「………ボーカルが凄いお土産くれたけどフォローしてくれた。」
「あれね!ボーカルの古川さんが海外土産をくれたんだけど、センスが突き抜け過ぎてミユちゃん固まってたからね。」
「………多分ガネーシャだとは思うんだけど、兎に角不細工な象っぽい置物。しかも重い。」
(これ。と例の置物をミユがカメラ前に持って来る)
(ドスンと言う重量音)
(ただただ爆笑のユミ)
「蕪木さんは『俺もプーケットのお面なんだけど、メイドインインドネシアだからね。』って聞いた時は吹いちゃったもん。おかしかったぁー。」
「………まだユミの方がマシだよ。」
「ちなみに私はハダカデバネズミに似たアイマスクでした。」
(これ〜!とアイマスクを出しながらユミ爆笑)
(やや引き気味のミユ)
「可愛くないけどコレ触り心地無茶苦茶良いんだよー!」
「………でもさビジュアル大事だよ。」
「そこでもね蕪木さんが優しくてね。きっと彼はモテるわね。さりげなくフォロー出来る人は間違い無いわ。」
「………そしてユミと間違えなかったんだよ。ミユちゃんだよねって言われた。私もびっくりした。」
「私達の見分けがつくって事は、中々の高ポイントよ。やっぱり蕪木さんはお友達なんでしょ?」
「………うん。多分、友達…」
「よし。ミユの友人関係も確認して安心しましたし、じゃあ、そろそろ今週の楽曲で終わりますか?」
(ユミ、機材準備)
「今週はどんな楽曲にしようか?何歌いたい?偶にはミユ・セレクションで行く?」
「………私、コレがいい。今そんな気分。」
「あら、良いわね。じゃあ今日はこの楽曲で終わりたいと思います!それでは又来週まで生き抜きましょうね!ユミでした!」
「………ミユでした。」
(楽曲イントロが流れる)
「週刊エレクトリック⭐︎エコー特大号」は毎週末の生配信。
その週の彼女達の出来事や趣味、流行等を雑談配信。
最後は2人の生歌で締めるが流れ。
元々配信出身なので視聴者はそこそこいる。
今日のミユ・セレクションは平松愛理「素敵なルネッサンス」




