瞬煌
味方ゴールキーパーのスーパーセーブにピッチ外で感嘆の声が上がる
「なんだよ今の」
「すげぇ‼️」
「人間の動きじゃないな」
形名 朴伝も感心する
「反射神経が並じゃないな」
味方ゴールキーパーはキックを打とうとしている
が、空振る
二回も
(なんだ?あのキーパー?)
織田 信虎 (おだ のぶとら) 18歳
身長189センチ 体重80キロ
ポジションはゴールキーパー
大型ゴールキーパーながら、人間離れした反射神経と運動能力をもつ
足元にかなり不安があり、まず前に出ないクラシカルなゴールキーパー
結局スローイングで犬塚 武蔵に渡す
武蔵は、右サイドにパス
味方が上がり、青井 小太郎に渡る
敵のプレス
小太郎がターンでかわす
そこにハワードが当たる
体勢を崩され、苦し紛れのシュート
しかし、力が足りない
決め手に決定的に欠けていた
相手のペース
シュートの乱舞が飛ぶ
たが、信虎がことごとくセーブする
10本以上のシュートを防ぐ
前半終了の笛がなる
ピッチ外
味方が落胆している
形名 玄人が告げる
「つまらん試合だな」
選手の注目が集まる
「決定機が作れないのもだか、失点にビビッて後ろの選手がほとんど攻撃参加してない
勝つ気あるんか?」
仕方がない
相手には海外の代表が連係していた
ほとんど10代の選手たちには、明らかに格上だった
天海 空が交代メンバーを告げる
最後に
「形名 朴伝入れ」
朴伝が呼ばれる
「出番か」
後半開始
朴伝と小太郎のツートップになる
小太郎が朴伝に話しかける
「ねぇ、アンタ、監督の息子ってほんと?」
「ああ」
「つまり七光り?」
「ああ」
「アッサリ認めんだ」
「ボール取りにいかなくていいのか?」
「やべ!ゴール取らないと‼️」
小太郎は走り出す
朴伝は前線をうろうろしてるように見えた
「うりゃうりゃうりゃー‼️」
小太郎は守備にも果敢に動いていた
ピッチ外で天海は玄人に話す
「青井は精力的に動いてますね」
「ああ、体力がアイツの一番の長所だからな
わざわざブラジルから連れてきた甲斐があると思ってたんだけどな~」
「不満ですか?」
「ストライカーなら点数取らないと」
「ご子息なら、得点を上げれますか?」
「まずアイツ、サッカーにまだ本気じゃないからな
本気になったら取るんじゃない?」
後半開始30分
相手のシュート
これも信虎がキャッチ
「こっち‼️」
小太郎が叫ぶ
スローイングで小太郎へ
単独で前線に上がる
ベンがマークに当たる
なかなか抜けない
(クソ‼️)
焦りが出る
手詰まりである
味方がパスを要求するも小太郎は、焦って判断が出来ない
(なんとかしないと)
思考が定まらなくなる
すると
よこせ
前から声が聞こえた気がした
そこへ身体が勝手にパスを出してしまう
ボールは、朴伝へ
ハワードがマークしていた
朴伝は気にも掛けずにゴール25メートル前、ダイレクトシュート
瞬断
相手キーパーは反応出来ない
1-0
天海は驚愕していた
「なんだあのシュート⁉️いつ蹴った⁉️」
玄人が話す
「瞬煌」
「瞬煌?」
「俺が作った居合いの体重移動を参考にした体捌きだ」
「か、格闘技の技ですか?」
「アイツまだサッカーやる気にはなれないみたいだな」




