40. ドイツ人のソウルフードは丸パン。ハイジの白パンだと思う。
ドイツのパンといえば、黒パンだと思われているかもしれません。
黒パンも確かに人気なのですが、ドイツ人にとってのソウルフードは丸パンだと思うのです。
そう、ハイジがフランクフルトのクララの家で食べて感激し、アルムのおばあに持って帰ろうとした白パンです。
(UnsplashのLaura Tautanが撮影した写真)
外側はパリッと香ばしく、中はふんわりもっちりしています。
味はコッペパンとか日本のトーストっぽい感じで、クセがなくなんにでも合わせられる味です。
日本人にとっての白ごはんのような、食卓に欠かせない存在、Brötchen。
直訳するとパンちゃん、または小パンです。
地域によって呼び名が変わり、私の住んでるバイエルンではSemmelと呼ばれています。
食べ方ですが、まずナイフで半分に切ります。
縦ではなく、横です。上下に半分にします。
手の平に丸パンを載せ、ナイフを側面に差し込み、ぐるぐるとナイフを水平に回していきます。
そうすると上側と下側に分かれます。
ハンバーガーのバンズみたいにすると言えば分かりやすいですかね。
上側にはバターとジャム、下側にはバターとハチミツを塗り、別々に食べたりします。
チーズやハムなどを上下で挟んでハンバーガーみたいにして食べてもいいです。
週末の朝はパン屋に丸パンを買いにいき、家族で食べるのがドイツ流。
近くのパン屋だと、1個56セント、6個買うと3€ぐらいに割引になります。
スーパーにもパンコーナーがあって、スーパーがその日に焼いたパンが置いてあります。
そこなら1個19セントなので、よくスーパーで買います。
パン屋の方がおいしいですけどね。物価高が辛い…。
(https://www.supermarktcheck.de/product/187440-lidl-weltmeisterbroetchen)
ドイツのスーパーのパンコーナーはこんな感じです。
ガラスのすきまに超長いスコップがあって、それでパンをすくって隣の黒いなみなみのところに落とし、パン用の袋に入れてレジに持っていきます。
ドイツのスーパーは朝7時から夜20時までオープンしてます。
朝7時にはこれから肉体労働しにいくぜって感じの人たちがトラックで乗りつけ、焼きたてのパンとサラミとか買ってます。
朝ごはんにするんじゃないでしょうか。
スーパーの丸パンは19セントで安いですが、これがもっと値上がりしたらドイツで暴動起きるんじゃないかと思います…。
日本の米騒動的な。
コンビニおにぎりが300円とかになったら、温厚な日本人もさすがにブチ切れそうじゃないですか。
ドイツってコンビニがないんですよ。
みんなどこでお昼ご飯買うかっていうと、パン屋なんです。
パン屋は日本のコンビニ並みにどこにでもあります。
色んなパンがあるけど、こういうサンドイッチもたくさん売ってます。
ドイツでサンドイッチというと、こういう系です。
日本の食パンになんやら挟んでるようなのは、ドイツにはない。
(https://www.baeckereiebbinghoff.de/sortiment/snacks)
大きくて食べ応えがあります。
価格は4~7€ぐらいでしょうか。
パン屋にある庶民の味方が、Leberkäse。
ミートローフですね。味はハムっぽいです。
(https://www.yormas.de/produkte_filliale/leberkaese-mit-broetchen/)
Leberkäsebrotと注文すれば、その場でパンを上下に切り、レーバケーゼをひときれスライスしてはさんでくれます。
ケチャップかマスタードをつけます。
娘はケチャップ、私はマスタードをつけます。
値段は3€ぐらいで、物価高な今でも手が届きやすい価格です。
こんな感じで、ドイツ食生活は丸パンなしでは成り立たないのです。
日本のパン屋さんで売ってるハイジの白パンは、あれはまったくの別物ですね。あれはあれでおいしいですが。
ドイツに来られたら、ドイツ人のソウルフードBrötchenを食べてみてください。




