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ドイツ生活でびっくりしたこと&ドイツあるある  作者: みねバイヤーン(石投げ令嬢フルカラー電子コミック③巻発売)


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34/41

34. ドイツは病気休暇が6週間保障される。病気で有給休暇は使わない。

ドイツに来て驚いたのが、労働者にめちゃくちゃ手厚い社会だということ。


年間30日ぐらいの有給休暇を100%消化するのが当たり前です。

有給休暇が残っていると、会社から早く使ってーと催促されます。


休暇のために働くドイツ人。

新年になったら、いつ誰がどれぐらい長期休暇を取るかが、会議で話し合われます。

最も大事な議題と言ってもいいぐらいの、熱の入り具合です。


皆さん、2~3週間がっつり休みます。

その間、仕事が滞りなく会社全体でうまく回っているかというと、回ってないことが多いんじゃないかなー。


引継ぎをちゃんとしてある場合もあるけど、「〇〇さん、2週間後に戻ってくるから、その頃連絡してー」とスルーされるのもあるあるです。

日本だと考えにくいですよね。


ドイツ人、長期休暇とることに命をかけてるので、お互いさま精神が強いようです。


お医者さんも長期休暇取ります。

かかりつけ医とか歯医者に行ったら、扉に「〇〇~〇〇まで休暇中。代わりの医者はこちら」とずらずらと代替の医者の名前と電話番号が書いてあります。


そのクリニック全体で長期休暇とっちゃうんですね。

医者もスタッフも全員で休んじゃう。


有給休暇をがんがん使うのは素晴らしいことだなーと思うのですが、たまげたのが病気休暇が6週間あること。


日本だと、風邪とかで休むとき、有給休暇を消化しますよね。

ドイツでは違います。

有給休暇は余暇のため、プライベートを楽しく過ごすためです。


病気になったら、医師の診断書を会社に提出すれば、給料が100%出ます。

それが6週間分。

すごくないですか。


元夫も、風邪ぎみだー、片頭痛だー、で実に気軽に病気休暇をとっています。


驚いたのが、旅行中に熱が出たら、医者に行って診断書を出してもらってました。

それを会社に提出すれば、「有給休暇の〇日分は病気でつぶれちゃったんですねー、では〇日分は病気休暇とし、有休休暇〇日分は元に戻しますね」ってなるんですよ。


すごくないですか!

なんじゃその夢のようなシステムは、あり得んわーと日本の社畜精神に染まっていた当時の私は腰を抜かしそうになりました。


私は移民で弱い立場なので、とてもとても、そんなことはできませんけどね。

有給休暇はありがたく使ってますが、病気休暇はよほどのときしか使いません。

体調が悪いときでも、薬とコーラと気合で働いております。


この病気休暇、ドイツでは社会的に割と問題になっております。


退職が決まった人とか、有給休暇と病気休暇を合わせて、ほとんど出社しなくなっちゃいます。

知り合いの医者に診断書を出してもらったり、メンタル病みましたって言って診断書もらったり。


そういう話、めちゃくちゃよく聞きます。

ドイツあるあるです。


雇い主側がやってられんってなって、制度が少しずつ厳しくなっているようです。


私は清掃の仕事をしています。

いわゆる3Kの仕事って、移民がやってることが多いんですね。

同僚の国籍は、ボスニア人>ウクライナ人>ドイツ人>日本人(私ひとり)です。


みんな病気休暇は取りません。

移民だから立場が弱くて言いにくいです。


たまーに若いドイツ人が入社するのですが、そういう人たちはがんがん病気休暇使ってます。

そしてあっという間にやめていきます。

若いドイツ人はもっと割のいい仕事がみつかりますからね。

中にはクビになる人もいて、理由を聞いたらドラッグ(コ〇〇〇)やってたと聞きました。

ひええ、いやすぎる。

ドイツに長く住んでますが、ドラッグ使ってる人、初めて知りました。

恐ろしいです。


ドイツの光と闇を感じます…。



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