26. ドイツのクリスマスは天使がプレゼントを持って来る
ドイツのクリスマス、南西部では天使がプレゼントを持ってきます。
12月24日の夜、クリストキント(Christkind)がプレゼントを持って来て、ツリーの下に置きます。
チリンチリンとベルの音が鳴ったら、クリストキントが来た合図。
子どもたちは歓声を上げながらツリーの下に集まり、プレゼントを開けていきます。
クリストキントはこんな感じの少女です。↓
(https://www.christkindlesmarkt.de/das-christkind/prolog-zur-eroffnung-des-nurnberger-christkindlesmarktes-2025-1.14919667)
ニュルンベルクでは2年おきにクリストキント役の少女が選ばれます。
このクリストキントに選ばれるのは、大変な名誉らしく、大変な激戦コンテストになります。
誰が選ばれたかはいつも大きなニュースになります。
ニュルンベルク生まれ、または市内に長く住んでいる16~19歳の少女。
160cm以上で、高所恐怖症ではなく、寒くても大丈夫な健康体でなければなりません。
激戦を制したのが上の写真の女の子です。かわいらしいですね。
ドイツ南西部ではクリストキントがプレゼントを持ってきますが、ドイツ北東部ではサンタクロースがプレゼントを持ってきます。
さらに言うと、12月6日には聖ニコラウスがプレゼントをくれます。
西暦300年ごろ、聖ニコラウスが貧しい家族のために煙突から金貨を投げ入れたところ、暖炉のそばに干していた靴下に金貨が入ったんですって。
それにちなんで、12月5日の夜、子どもたちはブーツを玄関の外に置いておくのですね。
翌朝、ブーツの中にプレゼントやお菓子が入っています。
うちの娘のブーツのそばには、親だけでなくご近所さんからのプレゼントも置かれています。
ドイツも少子化で、うちのマンションには他に子どもがいないので、皆さんがかわいがってくれるのですね。ありがたや。
こんがらがってきたのでまとめます。
・12月6日の聖ニコラウスにちなんだプレゼント習慣は15世紀ごろに開始。
・16世紀、マルティン・ルターが宗教改革を始め、聖人崇拝を廃止しようとした。
・12月6日の聖ニコラウスの日をなくしたれと画策したルター。12月24日に幼少時のキリストがプレゼントを持って来るんだよと、強引に改変したんだとか。
・そのうち、クリストキントは女の子の天使になった。演劇にするとき、女の子が天使役をすることが多かったからだそうです。
・20世紀、第二次世界大戦後にアメリカからサンタクロースの概念がドイツに輸入され、北東部ではサンタクロースがメインになった。
そんなわけで、色んなものがいりまじり、今のドイツのクリスマスになったそうです。
子どもはたくさんプレゼントがもらえるので、いいんじゃないでしょうかね。
12月は本当にプレゼントだらけです。
12月1日から24日まで、アドベントカレンダーで毎日ひとつずつ小さなプレゼントがもらえます。
うちの娘はパワーストーンのアドベントカレンダーがいいらしく、今どれにしようか選んでおります。
(https://www.amazon.de/-/en/Mineup-Calendar-Christmas-Countdown-Enthusiasts/dp/B0DBQNL7ZL/)
私はプレゼントもアドベントカレンダーも、娘に何がほしいか聞いて、一緒にアマゾンの画面を見ながら選んでます。
サプライズで贈って、娘が気に入らなかったら悲劇じゃないですか…。
娘も自分で好きな物を選びたがるので、サプライズゼロですが、まあいっかとなってます。




