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ドイツ生活でびっくりしたこと&ドイツあるある  作者: みねバイヤーン(石投げ令嬢フルカラー電子コミック③巻発売)


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19. ドイツ人の元夫との初デートが舞踏会だった件

12話のドイツに来たきっかけで書きましたが、サンフランシスコに語学留学中にドイツ人男性と出会い、ドイツに遊びに行くと約束したのですね。


「ノイシュバンシュタイン城に行こう。それからOpernballに興味があるならチケット買うけど?」とメールが来まして。


Opernballってなんじゃらほいってなり。

ドイツ人とイタリア人の友だちに聞きました。


そしたら、なんとオペラ座で開催される舞踏会のことだったのです。


「私、貴族じゃないし、踊れませんけど!」と仰天してたところ、ふたりが「踊らなくても楽しいよー」「一般人も行けるよ」「会社が舞踏会の協賛してるからチケット安く買えるんだよ」「ロマンチックでいいじゃーん」「舞踏会に誘うとは、やりよる」と色々教えてくれました。


私はパニックでしたが、ふたりは落ち着いていたので、そうかヨーロッパではデートで舞踏会に行くのか。

そうかそうか、ちょっと格式の高い盆踊りぐらいなのかしらと理解しました。


それならと、ありがたく誘いを受けました。

「ドレスコードは地面スレスレのドレス。足首は見えてはダメ」と言われまして。


留学中ですからドレスなんてありません。

悩みに悩んで、日本の実家からアオザイを送ってもらいました。


私、日本人ですけどアオザイが好きで、結婚式にお呼ばれしたらアオザイ着て参加してたんですよねー。

慣れないドレスを買うより、着慣れてるアオザイの方がいいかなと思ったのです。


サンフランシスコで友だちとビクトリアシークレットのショップに行って、寄せて上げる系のすごいブツを購入し、体がスベスベになるオイルも買い、準備万端、ドイツの空港に降り立ったのです。


そしたら、ロストバゲージで私のスーツケースは時空のかなたに消えてしまいましたとさ。


時差ぼけの中、慌ててデパートに行って、靴、ドレス、寄せて上げる系、バッグを購入しました。ドレス買いに行って、「大至急でお願いします」と言ったら、「先に靴を買って持って来てくださーい」と言われました。

靴を履いてドレスの丈を調整しないといけないからなのです。


なるほど、ドレスってそんな感じで買うのかーと目からうろこでした。

そんな丈の長いドレス、買ったことなかったんですよね。


なんとかドレスが間に合って、庶民なので、タキシードとドレスで電車に乗ってオペラ座まで行きました。

電車の中でチラチラ見られましたが、舞踏会があることは知られてるのでヒソヒソはされませんでした。

挿絵(By みてみん)

(UnsplashのVlah Dumitruが撮影した写真)


こんな感じの、豪華絢爛なオペラ座でハイソっぽい人たちが踊っているのを見てました。

若い人はあんまりいなかったですね。

高いお金を出してわざわざ舞踏会に来るのは、人生のベテランばかりなのでしょう。


踊れないのでまさに壁の花でしたが、楽しかったです。

ヨーロッパ文化の伝統をまざまざと感じた舞踏会体験でした。

九星しずくさんのご質問「ウィーンワルツとかダンスの機会も多いのかしらん」から思い出しました。

すっかり記憶から消しておりました。

九星しずくさん、ありがとうございました~。

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― 新着の感想 ―
ダンスが根付いてるのがすげ〜〜!! 文化ですね。私はチークタイム文化にちょろっと足突っ込めた程度なので、あれ普通に出来るのすげーな! と思いました。マイムマイムで手を繋ぐのすら恥ずかしがる日本人だもん…
わー!書いてくださってありがとうございます。仕事で凹んでたのでとてもうれしいです。 作者さまのことはちっとも庶民と思ってませんでしたが、デートも異世界恋愛レベルでしたね。ご友人様たちの「やりよる」って…
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