13. ドイツは釣りに免許が必要。日本で釣りしたら娘がハマった。
ドイツでは釣りに免許(Fischereischein / Angelschein)が必要です。
川や湖で釣りをする際は、所有者や管理者から釣り券を購入しないといけません。
釣り免許と釣り券、両方ないと密猟者として罰せられます。
アメリカも釣りに免許が必要なのですが、あちらはお金を払えば済みます。
アメリカに住んでたとき、釣り好きの父も免許を買ってました。
ドイツの免許は筆記と実技の試験があります。本気の試験です。
筆記はマークシートの選択式で専門用語を暗記してれば通るらしい。
実技は、実際に魚を釣るわけではなく、イラストを見て名前を当てたり、指定された魚用の釣り竿や仕掛けをその場で組み立てるようです。
め、めんどくさい…。
子どもの時は、父とよく釣りをしましたが、大人になってからはさっぱりです。
ドイツで釣りをしようなど、まったく考えたこともありません。
が、たまたま日本に一時帰国した際に釣りをしたら、娘がハマりました。
すごい、父の血がこんなところに。
実家は兵庫なのですが、一時帰国する際は日本の色んなところに旅行します。
娘に日本の素敵なところを見せたいじゃないですか。
北海道の小樽で「青の洞窟クルーズ&船釣り体験」をやったのです。
船長がめちゃくちゃ親切で、釣り方のレクチャー、餌付け、釣れた魚を外すのまで全部やってくださいました。
(https://bluegrotto.jp/cruise/)
釣りが初めての娘もたくさん釣れ、私は昔取った杵柄で娘の倍ぐらい釣ったので、娘から尊敬されました。
私、10年以上ドイツに住んでるのに、ドイツ語がつたないんですよね…。
ニュースやラジオのぱっきり明瞭なドイツ語なら聞き取れますが、ドイツ人同士がワーッとしゃべってると思考停止します。
耳がパタッと閉じる感じです。
日常生活を送る分には支障ありませんが、ドイツ人と混じってお食事会とか苦行以外のなにものでもありません。
ドイツ人ってカップル文化なので、夫がお呼ばれしたら妻も行かねばならんのですよ。
誰だかよく知らん、夫の友だちの誕生日なんて、ねえ。
たのしくねー、早くかえりてーって心の中で思ってました。
離婚してなにが嬉しいって、そういうおつきあいに行かなくて済んだことですね。
話がそれましたが。
そんなドイツ語がおぼつかなく、方向音痴なのですぐ道に迷ってしまう私。
グーグルマップを見ながら歩いても、必ず逆方向に進んでて毎回娘からため息を吐かれます。
ママは頼りないと思われがち。辛い。
たくさん魚を釣った私は、娘からの尊敬のまなざしを浴び、母としての威厳を取り戻しました。
「日本でなにが楽しかった?」と聞くと、娘は「釣り。また行きたい」と答えました。
そんなわけで、次の年は九州で釣りをしました。
私がずっと行きたかった長崎軍艦島ツアー&出島観光に付き合ってもらい、福岡市海づり公園で釣りをしました。
(https://umizuri.com/)
ここもめちゃ良かったです。
スタッフの人たちがすごく親切で、手取り足取り教えてくださいました。
つきっきりじゃないんですけど、巡回されていて、困ってる時にスッと現れて助けてくださるんです。神。
手ぶらで行って大丈夫でした。
釣り竿セットを借りれます。
そしてありがたかったのが、エサがチュールみたいな感じのやつで、アミカゴに入れるだけでいいんですね。
ミミズとか無理なんで…。
フグとか小さい魚はリリースします。
外すのは私ががんばりました。
フグって、釣り針から外すときプクーッと膨れるんです。
「ぎゃー、ごめんねー、すぐはずすからー」と大騒ぎしながらはずしました。
魚たちよ、手際が悪くてごめんやった。
大きい魚は近くにいた少年が快くもらってくれました。
あの時助けてくれた少年&お母さん、ありがとう。
魚つかむとぬるぬるするので、次回は魚つかむ用のトングを買って行こうと思います。
海づり公園にはいたるところにホースがあって、すぐ手を洗えたのもよかったです。
次回はどこに釣りに行こうか迷い中です。
そもそも、ホルムズ海峡があんなだと、飛行機代が高すぎて帰れないかもしれないんですが…。
どこぞの国のトップの人、自分がまいた種は自分で刈り取ってーーー。




