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男の娘のゲーム更新

ここから第三章です。




 あれからしばらく近藤部長に色々と話してゲームは進化することになった。

 その更新内容はライト達も話さない約束をしている。


 そのゲームの進化がでかすぎて2週間後にアップデートが終わってプレイヤー達に解禁された。


 一番大きい変更は、十三魔王を撃破した者にダンジョンの次の支配者になる権利を与えること。

 魔王を撃破、あるいはボスモンスターを撃破した者に裏世界への転移を許可すること。

 種族ごとに特別な魔法を獲得することが出来るようになったこと。

 種族変更や結婚などに必要なアイテムの解放をしたこと。

 ライトなどの種族無には1度だけ種族をアイテム無しで変更できること。

 レベルの上限解放とボスモンスターの全エリアでの強さの調整をしたこと。

 魔法と技に枠を変えて使えるようになったこと。


 これらが大きな変更だろう。

 特に種族に関してはライトだけでなく全プレイヤーに利点がある。

 どんな種族がやりやすいかはすでにみんな把握してるだろうから、アイテムを集めることを急ぎ出す可能性がある。

 その点は種族が無になった最初の時点でミスした人々にはいいことだ。





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 そんな渦中の人であるライトは種族変更で〈太陽神〉になった。

 ライトの怒りで特別な種族が解放されたらしい。

 黒髪ポニーテールの前髪の一部にオレンジが入ったヘアスタイルになって、魔王とほぼ同一になったライト専用の装備も配布された。


「ふーん、これが報酬か。悪く無いね」


 太陽神のドレス、太陽神の鎧、陽光の刀、森のダンジョンの主人となったライト専用の太陽装備はあの部長からのプレゼントで、ライトをさらに強くした。


 このライト以外の仲間達も城下町に新しくできた教会で《女神のコイン》というレアアイテムを神父様に払うことで種族を変えた。

 今回は迷惑をかけたということで全プレイヤーにこれが手に入りやすくしている。

 事件を解決したライトの仲間にはプレゼントという形で渡された。


 それでみんなも種族を変更した。

 スペードは〈氷の女王〉になって、タクトは〈雷神〉、トーマは〈悪魔〉、フレイは〈パペット〉に変更された。

 その変更に合わせた装備を運営から報酬として渡されて、無だったせいで今も広範囲の魔法を覚えられるライトとは違う強さを手に入れた。





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 種族変更を終えた5人はダンジョンに戻って奥の部屋に集結した。


「さて、これからこのゲームは大きく様子を変える。それにあたって僕達は難易度を上げられた裏に行けるようになった。でも、そこに行く前にすることがあるよね?」


「ダンジョンは魔王の代わりになった者が自由に扱えます。つまり、ライトかその仲間である僕達にしかいじれません」


「スペードの言う通りだ。そこでトーマにダンジョンの整備を任せたい」


 ライトとスペードの会話でいきなりトーマは振られてため息をついた。

 悪魔になったトーマは魔法をほとんど覚えられる。

 ちなみに、ゲームを新しくしたことで武器が魔法武器とかに変更されてほぼ廃止された。

 だから、トーマは魔法防御を使える悪魔に変更することでなくした防御を取り戻して前より厄介な存在になった。


「私にいじらせると大変なことになりますよ」


「いいよ。それに僕はトーマに期待してるからね。あの時の僕達の盾になるって言ってたのを忘れてないから」


 トーマは前に言ったことを覚えててくれたことに喜びを感じた。

 それで仕事をまっとうしようと思ってすぐに作業に取りかかった。


「えっと、ダンジョンの難易度は自由でいいですか?」


「上から、初級、中の上級、中の下級、上級、最上級にして。それでフロアボスは人型で人間味を持たせる。フロアごとにご褒美のレアアイテムを一つ配置して。ご褒美の渡し方はトーマの悪魔的やり方に任せる」


 トーマはこのライトの指示を聞いてすぐに構想を立てて、魔法をダンジョンにかけて命と内部を作り出していった。

 〈ダンジョンメイク〉ダンジョン攻略者専用の魔法をパーティーメンバーも使える。

 これでこのダンジョンは高難易度のダンジョンとして運営のリストに登録されて、プレイヤーが挑戦できる状態になった。


 これにトーマは安心して魔法だけでも戦えそうなことを実感した。

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