↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
OUT of REDs. 〜自我を撫でる現代怪異譚〜  作者: 痣矢
灯台もと暮らし。
12/27

灯台もと暮らし⑤

閃光 プラネは宇宙《ソラ》の温泉に浸っていた。



「きっもちぃ〜〜」



さっきの露天風呂で、水面に反射した夜空が忘れられなかった様だ。



『でっしょ〜。宇宙《ソラ》って冷たいけど気持ちいいのよ〜』



目の前には、足だけ浸かっている女性がいる。見た目は、18とも23とも見える。不思議なラインだ。どことなく、織雛《オリヒナ》に全体の雰囲気が似ている。

まるで宇宙《ソラ》を纏った天女のような装いである。巫女服の要素も見えるが。

強いて言うなら、錦の服装に似ている。あちらが、赤白を意識した色合いなのであれば、こちらは青黒と言ったところか。



「こんな場所に案内してくださって、ありがとうございます〜"姫巫女《ヒメミコ》"様!」


『いえいえ〜。"私"も御旗《ミハタ》ちゃんと仲良くしてくれて嬉しいからネッ☆』


「御旗《ミハタ》さんのこと、知ってるんですか?」


『もっちろ〜ん☆"私"は御旗《ミハタ》ちゃんの同期みたいなもんだからねぇ〜』


「そうなんですか!」


『そうなの☆"私"は肉体がないから、こんな感じでしか、逢えないんだケドね』


「えぇ〜勿体ないです〜一緒に写真撮りたかったのに!」


『心のアルバムに刻んでおいてくださいナ☆』



姫巫女《ヒメミコ》様と呼ばれた、女性は足で水をパチャパチャ弾く。



「姫巫女《ヒメミコ》様って、名前の響きが歴史の教科書で聞いたことある気がします!」


『あぁ、それネ!"私"が名前の由来なんだよ〜☆』


「えぇ!ビッグスターじゃないですか!」


『そぉ〜なんです☆』



他愛もない会話が続く。



『そろそろ行かないとかな?御環《ミタマ》くんと、御旗《ミハタ》ちゃんを宜しくネ☆じゃあ、楽しんで♪』



***



「んー!よく寝たぁ〜!なんか、いい夢見た気がする!温泉サイコー!」



コンディション抜群の目覚めであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。