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外星戦記  作者: 無名の凡夫
第1章 初陣~オペレーション・ギデオン~

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第72話 瓦解

――2020年9月30日 8時05分 神奈川県湯河原町――


黒煙が立ち昇る市街地を、第35普通科連隊第4中隊と第5中隊が慎重に進んでいた。


数分前まで兵站拠点である的山公園にいた彼らは、帝国軍の上陸に備えて市街地へ展開していた。しかし、敵は通信網を徹底的に妨害しており、上級司令部との連絡は極めて不安定な状態に陥っている。


味方がどこまで持ちこたえているのか。敵がどれほどの戦力で上陸してきたのか。誰にも分からなかった。


そんな緊迫した空気の中、一人だけ異様な勢いで前へ飛び出していく隊員がいた。


「おい運天! 突っ走るな! 足並みを揃えろ!」


厚巳 千宏三等陸曹が怒鳴る。しかし、その声は運天 要の耳には届いていなかった。要の頭を占めているのは、ただ一つ。


――ようやく戦える。


この10日間、住民の捜索、避難誘導や遺体収容ばかりを命じられ、前線へ出られなかった鬱屈が胸の中で膨れ上がっていた。


目の前には敵兵がいる。敵を倒せば、自分も英雄になれる。その思いだけが要の背中を押していた。


「駄目だアイツ……人の話を聞いていない。」


同期の田島が呆れたように漏らす。厚巳と田島は半ば引きずられるように要の後を追うしかなかった。


一方、その横では角南(すなみ) 朱杏(しゅあん)が地図と周囲の地形を見比べながら、冷静に状況を整理している。


(情報が遮断された今、グーリエ星人の規模がどれくらいなのか、戦闘機や装甲車があるのか、情報が分からない。どう備えればいいか分からない。)


未知の敵を相手に最も危険なのは、敵情を知らないまま戦闘へ入ることだ。だからこそ、朱杏は即座に判断した。


享乱(きょうらん)三佐! 私に斥候をさせて下さい! 敵の装備を探ります!」


享乱三佐はわずかに頷く。


「よし、隊を編成しよう。角南……」


命令を出そうとした、その瞬間だった。


「俺が行きます!」


要が言葉を遮るように叫ぶ。返事を待つことすらせず、彼は小銃を抱えて道路の先へ駆け出した。


「あのバカ……。」


厚巳が額を押さえる。享乱も顔をしかめた。


「房拭二曹!」


「はい!」


「運天を止めろ!」


房拭(ふさふき) 大文(だいもん)二等陸曹が即座に駆け出す。中隊長命令を無視した単独行動。戦場では、自殺行為である以前に部隊全体を危険へ晒す行為だった。


数分後、要は房拭に襟首を掴まれるようにして引き戻され、厚巳たちの前へ立たされていた。房拭の叱責を受けても、要の表情から高揚感は消えていない。むしろ前線へ出られる喜びの方が勝っていた。


「早く、奴らをぶっ殺したいです!」


その言葉に厚巳は思わずため息をつく。朱杏も呆れたように視線を逸らした。房拭だけが真っ直ぐ要を見据える。


「馬鹿者。」


低く、重い一言だった。そして続ける。


「お前はまず、自分が生き残ることを考えろ!」


房拭の声には怒りだけではない。これまで何度も戦場を経験してきた者だけが持つ現実が込められていた。だが、その言葉は要の胸へ届かない。


(英雄は死なない。)


そう思い込んでいる要には、それは臆病者の理屈にしか聞こえなかった。房拭は小さく息を吐き、享乱へ向き直る。


「申し訳ありません、三佐。」


「いや、今はいい。」


享乱は短く答え、地図を広げた。


「通信は依然として不安定だ。連隊本部との交信も断続的になっている。」


誰も口を挟まない。敵が電子戦能力を持っていることは、全員が理解していた。


「だからこそ敵情を把握する。角南。」


「はい。」


「由馬、羽毛を伴って前方偵察を実施。敵の規模、装備、進行方向を確認しろ。交戦は避けろ。発見された場合のみ自衛射撃を許可する。」


「了解。」


朱杏は即座に頷き、由馬(ゆま) 栄星(えいしょう)三等陸曹、羽毛(はも) 大和(やまと)一等陸士へ視線を送る。2人も短く返答し、小隊から離れて建物の陰へ消えていった。その様子を見ながら、要は内心で首を傾げる。


(敵がいるなら倒せばいいだけじゃないか。)


偵察など回りくどい。敵を見つけたら撃てばいい。彼には、それが最も単純で合理的な答えに思えた。しかし、それは戦場を知らない者だけが抱く幻想だった。


享乱は周囲を見渡しながら中隊全体へ命じる。


「各班、遮蔽物を利用して前進。建物を利用し、見通しの良い交差点には不用意に出るな。斥候からの報告が入るまで交戦は避ける。」


「了解!」


隊員たちが一斉に散開し、市街地へ溶け込んでいく。建物の壁、路地、崩れた塀。それらを利用しながら少しずつ前進する姿は、訓練どおりの動きだった。要だけが、その慎重さに苛立ちを覚えていた。


(こんなことをしていたら、敵に先を越される。)


英雄なら、もっと大胆に戦うはずだ――そう信じる要は、自分だけが正しいと思い込みながら、小銃を握り締めた。


彼はまだ知らない。戦場で最も危険なのは、敵ではない。自分だけは死なないという思い込みであることを。




一方、的山公園では、第10高射特科大隊が迫り来る航空脅威に備え、慌ただしく迎撃態勢を整えていた。


公園内に展開した11式短距離地対空誘導弾の発射機は次々と射撃位置へ据え付けられ、警戒レーダーが相模湾方面の空域を絶えず走査している。火器管制班では敵機の航跡が高速で更新され、隊員たちは緊迫した表情で表示器を見つめていた。


「敵機、距離40。高度1500。多数の小目標を伴います!」


観測員の報告に、大隊長・大板(だいばん) 右京(うきょう)二等陸佐は双眼鏡を下ろした。


空はまだ晴れている。しかし、その青空の向こうから押し寄せてくる敵影は、これまで経験したどの演習とも違っていた。


「第1射撃班、照準固定。」


「第2射撃班、発射準備完了!」


「全射撃班、撃てぇ!」


号令と同時に数基の発射機から11式短SAMが立て続けに発射される。白煙を引いた誘導弾は一斉に上昇し、敵編隊へ向けて飛翔した。だが、火器管制装置を監視していた隊員が息を呑む。


「敵ドローン群、ミサイルの未来位置を予測しています!」


「何……?」


「全弾、回避されます!」


表示器の中で、無数の目標がまるで生き物の群れのように散開する。本来なら回避不能な迎撃コースだった。しかし帝国軍のドローン群は、一瞬先の軌道すら読んでいるかのように誘導弾をかわしていく。


「馬鹿な……短SAMの機動性能を上回るのか!」


大板が思わず呻いた直後だった。レーダーが新たな目標群を捕捉する。


「大型機多数!」


「爆撃機です!」


「さらに……鹵獲されたAH-64Dアパッチ・ロングボウ!」


隊員たちの顔色が変わる。だが、それらは鹵獲しただけの航空機ではなかった。機首や胴体各所には帝国独自の装置が増設され、黒紫色の発光体が妖しく輝いている。


「敵ヘリより高出力電磁波を確認!」


「指向性エネルギー照射!」


次の瞬間だった。警戒レーダーが激しく火花を散らす。通信装置が一斉にブラックアウトし、火器管制盤の表示灯が次々と消えていった。


「火器管制不能!」


「誘導信号喪失!」


「第1射撃班、システムダウン!」


発射されたばかりの短SAMが誘導を失い、空中で自爆する。続いて第2射撃班、第3射撃班の管制装置も沈黙した。


「レーダーサイト損傷!」


「予備電源へ切り替えます!」


「間に合いません!」


帝国軍の電子攻撃は、迎撃システムそのものを殺していた。もはや高射特科大隊は、目を潰された状態だった。


その頃、公園南側のヘリポートでは、第102飛行隊が緊急発進の準備を進めていた。UH-60JAのローターが次々と回転を始める。


飛行隊長・木ノ宮(きのみや) 朗嵐(ろうらん)一等陸佐が無線を握った。


「各機、緊急離陸。機体間隔を保持しろ!」


その通信へ、片桐から割り込みが入る。


「飛行隊長、こちら第35普通科連隊。敵航空戦力が接近している。地上待機は危険だ。可能なら直ちに離陸を要請する。」


「了解。こちらもその判断です。」


飛行隊長は短く返答した。


「全機、離陸!」


最初のUH-60JAがゆっくりと機体を浮かせる。しかし、その直後、黒い雲のようなものが上空から降ってきた。


「何だ……?」


誰かが呟く。それは鳥ではない。無数の超小型ドローンだった。


「自爆型ドローンです!」


数百、いや数千。蜂の群れのように飛来した「自爆型ドローン・ビー」が、一斉にヘリへ襲い掛かる。


エンジン吸入口へ、メインローターへ。操縦席の風防へ。あらゆる隙間へ突入していく。


爆発、爆発、爆発。離陸したばかりのUH-60JAが炎を噴きながら姿勢を崩し、公園へ墜落する。まだ浮き上がっていない機体も次々と誘爆を起こし、燃え上がった。


「第1小隊被害甚大!」


「第2小隊、離陸不能!」


「格納機炎上!」


木ノ宮の声がノイズ混じりに響く。


「……第102飛行隊、戦闘継続不能!」


片桐は唇を噛んだ。航空支援も、高射特科も、一瞬で機能を奪われてしまった。その時だった。


「敵、海岸線に接近!」


「揚陸部隊です!」


監視員が叫ぶ。海岸には帝国軍の水陸両用装甲車が次々と上陸し、その後方から歩兵部隊が整然と展開していた。双眼鏡を覗いた片桐の表情が険しくなる。


「……連隊規模か。」


敵は奇襲ではない。完全な上陸作戦を開始していた。その瞬間、帝国軍の艦砲射撃が始まる。轟音が大地を揺らした。司令部付近へ数発の砲弾が命中し、猛烈な爆炎が噴き上がる。土砂とコンクリート片が空高く舞い上がり、仮設指揮所は一瞬で炎に包まれた。


「片桐一佐!」


「大板二佐が……!」


通信員が受話器を握る。


「こちら司令所! 大板二佐、応答願います!」


返ってくるのは、激しい雑音だけだった。


「レーダー班、応答なし!」


「第10高射特科大隊各射撃班とも通信途絶!」


さらに別の通信員が叫ぶ。


「司令部東側壊滅!」


「指揮所機能喪失!」


無線は激しいジャミングに飲み込まれ、報告は最後まで届かなかった。


的山公園の兵站拠点は、わずか数分のうちに防空能力、航空支援能力、そして指揮能力を次々と失い、組織としての機能を急速に瓦解させていった。




35普通科連隊第4中隊と第5中隊が市街地へ展開してから、まだ数分しか経っていなかった。


それにもかかわらず、背後に位置する的山公園の兵站拠点からは、絶え間なく爆発音が響き続けている。黒煙は勢いを増し、空高く立ち上っていた。


要は思わず立ち止まり、その光景を振り返る。


「な、何だ? 何が起こった?」


つい先ほどまで補給部隊や高射特科部隊が展開していた拠点は、すでに炎に包まれていた。次々と立ち上る爆煙を見つめながら、要は呆然とする。


頭の中で思い描いていた戦場とは、あまりにも違っていた。敵と正面から撃ち合い、自らの力で勝利をつかむ。


そんな英雄譚の舞台ではなく、現実の戦場は味方の拠点が一方的に破壊され、何が起きているのかすら把握できない混乱の中にあった。


「まずい、補給路が断たれた……。」


享乱が低く呟く。その直後、前方を警戒していた朱杏が双眼鏡を下ろした。


「享乱三佐、海辺から敵が上陸! 一個連隊規模と思われます!」


その報告に、中隊の空気が一変する。想定以上だった。敵は小規模な奇襲部隊ではない。揚陸部隊そのものが湯河原へ侵攻してきている。


「馬鹿、隠れろ!」


房拭が叫ぶと同時に、要の襟首を掴み、道路脇の廃ビルの陰へ強引に引きずり込んだ。その直後、頭上を機関砲弾が唸りを上げて通過する。要はようやく、自分が遮蔽物もない道路の真ん中へ立っていたことに気付いた。


「状況は最悪だな……。」


房拭が周囲を見回しながら呟く。


「侵攻されるのも時間の問題ですね。」


朱杏も視線を敵へ向けたまま答えた。その2人の会話を聞きながら、要だけは理解できなかった。


(そう思うなら、何で攻撃しない?)


敵は目の前にいる。傷ついた仲間もいる。ならば助けに行き、敵を倒せばいい。そう考えるのが当然だと、要は信じて疑わなかった。


「待ってください、何で攻めないんですか? 仲間の救出を!」


思わず声を上げる。享乱は冷静な表情のまま地図を閉じた。


「待て、焦るな。まずは連隊本部との通信回復を優先する。若松は通信可能地点まで後退し、連隊本部への報告を試みろ。」


「了解しました。」


若松一統陸士長は素早く頷き、建物の陰を伝って後方へ走り出す。享乱は続けた。


「由馬、角南、羽毛の3名は、あのビル屋上へ移動。敵情を監視し、接近する敵に対して狙撃を実施しろ。」


「了解。」


「残りは地上で援護する。上下で火線を構成し、敵を近づけるな。」


各員が短く返答し、それぞれの持ち場へ散っていく。誰1人として慌ててはいない。それぞれが自分の役割を理解していた。しかし、その姿は要には別のように映っていた。


「待ってください! 逃げるんですか?」


その一言に、厚巳が顔をしかめる。


「おい、運天!」


だが、享乱は怒鳴らなかった。静かに問い返す。


「この人数でどうやって正面から仕掛ける? 敵の戦力を把握しているか?」


「……。」


言葉が出ない。敵の兵力も、装備も、後続も知らない。それでも突撃しようとしていた。


房拭が静かに続ける。


「焦って突撃すれば、俺達も死ぬぞ。それでは何の意味もない。今できることは、連隊からの命令が届くまで、この地域で持久戦に持ち込むことだ。それとも、他に良い案があるのか? あるなら教えろ。」


「それは……。」


結局、要は何も答えられなかった。不満は残る。それでも命令には従うしかない。要は渋々持ち場へ向かった。


(そもそも、あの砲撃じゃ司令部も無事じゃないだろ。連隊長の指示を待ってどうする?)


心の中では、なおも納得していなかった。ふと隣を見ると、厚巳千宏三等陸曹の肩が細かく震えている。


「厚巳三曹、大丈夫ですか?」


厚巳は青ざめた顔で頷いた。


「だ、大丈夫だ……。」


「そうですか。でも、その震え、バレたら笑われますよ。」


要は本気でそう言った。恐怖を押し隠そうとしている厚巳の姿が、彼には臆病にしか見えなかったのである。


(こんな臆病者が、よく今まで戦場を生き残れたな。)


そう思いながら、要は厚巳の背中を軽く叩く。


「俺が、厚巳三曹の分まで戦いますから。」


厚巳は何も言い返さない。ただ胸の内で呟く。


(好き勝手言いやがって……。)


その頃、屋上へ展開した由馬が、双眼鏡越しに敵部隊を捕捉していた。


「敵五、正面から接近。ビルまで100メートル。」


短い報告と同時に、朱杏が引き金を絞る。乾いた銃声が2度響き、先頭の敵兵2名が倒れ込んだ。


「狙撃手だ! 伏せろ!」


敵が混乱した隙を逃さず、房拭と田島が一斉射撃を浴びせる。残る敵兵も次々と倒れ、最初の接触は自衛隊側の勝利に終わった。


「見事なもんだ。」


要は感心したように呟く。田島の冷静な射撃を見ながら、自分も同じように冷静であると思い込んでいた。実際には、最も周囲が見えていないのは要自身であることに、本人だけが気付いていなかった。その時、由馬の声が再び無線へ流れる。


「右から10名、左から3名。右側には装甲車両一……いや、16式機動戦闘車です。」


要も照準器を覗く。そこに映っていた車体には、見慣れた桜の標章が残っていた。鹵獲された16式機動戦闘車。その現実に、要の表情が歪む。


「くそ!」


激情のまま89式小銃をフルオートで撃ち続ける。しかし、射程も照準も無視した銃撃は装甲車には届かない。


「馬鹿野郎、闇雲に撃つな!」


房拭の怒声が飛ぶ。その銃声によって、自分たちの位置は敵へ完全に知られてしまった。


「位置がバレました。撤退します!」


由馬が叫んだ直後、16式機動戦闘車の砲塔がゆっくりとビルへ向く。


「伏せろー!」


轟音。砲弾はビル上層部へ命中し、建物全体が激しく揺れた。


「うわああああああ!」


由馬と羽毛の悲鳴が響き、ビルは崩れ落ちていく。誰も無事とは思えなかった。さらに敵戦車は砲塔をこちらへ向け直す。


「また、砲弾がきます!」


田島が叫ぶ。房拭はなおも無線機を握り締めた。


「片桐一佐! こちら房拭! 敵は16式機動戦闘車を鹵獲しています! 被害は甚大! 我々は……我々は……!」


返ってきたのは、激しいノイズだけだった。それでも房拭は呼びかけをやめなかった。誰かに届くことを信じて。


しかし現実には、湯河原市街はすでに帝国軍によって各所を分断され、第35普通科連隊各中隊も孤立し始めていた。


要の耳へ届くのは、無線の雑音と砲撃、そして仲間たちの怒号だけだった。英雄になるはずだった場所で、仲間が倒れ、街が燃え、敵が迫ってくる。それでも要の足は、まるで地面へ縫い付けられたかのように、一歩も前へ踏み出すことができなかった。

登場人物紹介

運天うんてん かなめ……隼人や杏南の同期で分不相応な英雄志向を持つ

厚巳あつみ 千宏ちひろ……要と同じ35普連4中隊に所属する三等陸曹。

田島たじま 惇一じゅんいち……要の同期

角南すなみ 朱杏しゅあん……35普連4中隊のエース



本作に出てくる架空の装備

超小型の自爆ドローン「ビー」……帝国産の小型ドローン。地球上に存在するドローンよりもコンパクトで、機動性に優れ、火力も高い。「ビー」という名前は、帝国でドローンを開発した「ビーサック博士」の愛称からとったもの。

享乱きょうらん 瑞穂みずほ……35普連4中隊長

房拭ふさふき 大文だいもん……35普連4中隊のベテラン

若松わかまつ 一統いっとう……35普連4中隊の陸士長

由馬ゆな 栄星えいしょう……35普連4中隊の三等陸曹

羽毛はも 大和やまと……35普連4中隊の一等陸士

片桐かたぎり はじめ……35普連の連隊長

大板だいばん 右京うきょう……第10高射特科大隊長

木ノきのみや 朗嵐ろうらん……第102飛行隊長

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ミリタリー SF ファンタジー 自衛隊 戦争
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