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外星戦記~異星人に家族を殺された少年は、自衛官になって復讐を誓う~  作者: 無名の凡夫
第3章 九州奪還へ

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第346話 空港への疑念

砲弾が直撃したトラックは、車体から炎を噴き上げながら停止していた。爆発によって損傷した車内では、運転手が必死に脱出を試みていた。炎はすでに車体の各所へ広がり始めており、熱気と煙が容赦なく運転席へ入り込んでくる。


運転手は慌ててドアを開けようとしたが、何度取っ手を動かしても開く気配がなかった。砲弾の直撃によって車体が変形したのか、ドアは固く閉ざされたままだった。焦りを募らせた運転手は、力任せにドアを押しながら、車外にいる仲間へ助けを求めた。


しかし、救助に向かおうとした帝国兵にも、銃弾が襲い掛かっていた。ビービ達GASTの隊員が、炎上するトラックの周囲にいる帝国兵を狙撃していたのである。


運転席へ近づこうとした帝国兵が被弾して倒れ、その後ろにいた別の帝国兵も銃撃を受けた。残った帝国兵達は慌てて身を伏せたが、車内に取り残された運転手を助けに向かう余裕はなかった。


運転手は仲間達が次々と倒れる光景を目にしながら、なおも脱出を試みていた。しかし、炎は刻一刻と勢いを増しており、運転席にいられる時間は長くなさそうだった。


その様子を確認していたビービは、ふと別の車両へ目を向けた。そこで、以前には見られなかったものに気付いた。車両のタイヤに、独特な形状のチェーンが巻かれていたのである。通常の滑り止めとして使用するものとは異なり、タイヤを覆うように取り付けられている。ビービはその装備をしばらく観察すると、近くにいたブエンテロへ声を掛けた。


「ブエンテロ、あれ見て!」


ビービは帝国軍車両のタイヤを指さした。


ブエンテロは示された方向へ視線を向け、タイヤに巻かれた見慣れない装備を確認した。


「何だありゃ?」


「よく分からないけど……多分、タイヤを保護するために着けてるのよ」


これまでGASTは、帝国軍の輸送車両を無力化する際、タイヤへの銃撃を多用してきた。車体そのものを破壊できなくても、タイヤを損傷させれば走行を妨げられるからだ。しかし、目の前の車両には、その方法を通用させないための対策が施されているようだった。


ブエンテロも装備の目的を理解したらしく、苦々しそうに口を開いた。


「じゃあ、もうタイヤは狙えねぇな!」


「そうね、車両にはハチヨンを使うべきね」


ビービはそう答えると、帝国軍車両への攻撃を空挺団と普通科部隊に任せることにした。


GASTは84mm無反(ハチヨン)動砲を携行せずに行動しているため、車両を直接破壊する手段が限られている。一方、空挺団や普通科部隊には車両を攻撃できる装備があり、先程もトラックを撃破していた。


それならば、無理に同じ目標を狙う必要はない。


ビービ達が車外の帝国兵を攻撃し、空挺団や普通科部隊が輸送車両を無力化する。互いに攻撃対象を分担すれば、限られた戦力を無駄なく使うことができる。GASTの隊員達は引き続き、車両から降りている帝国兵を中心に狙いを定めた。


帝国軍も反撃を続けていたが、車両の周囲に身を隠したところで安全とは限らなかった。射撃のために姿を現した兵士が狙われ、仲間を助けようと移動した者にも銃弾が飛んでくる。


     *


エンリケ・アルサーフィン大尉は、複雑な思いを抱えながら戦場へ戻ってきた。つい先程まで中隊長だった今の役職は、第295小隊の小隊長である。階級そのものが下がったわけではない。しかし、中隊を指揮していた大尉が小隊長を務めることになったのだから、本人としては降格にも似た感覚を抱かずにはいられなかった。もっとも、その理由については納得していた。


アルサーフィンが率いていた第115歩兵科中隊は、度重なる戦闘によって壊滅的な損害を受け、残存兵力は小隊にも満たない規模となっていた。一方、第116歩兵科中隊にも大きな被害が出ていたが、こちらにはまだ2個小隊が健在だった。問題は、その指揮系統にあった。


116歩兵科中隊では、中隊長と副中隊長に加え、第295小隊長までもが相次いで戦死していたのである。兵力が残っていても、それを適切に指揮する者がいなければ、部隊として十分に機能させることは難しい。そこで、指揮官を失った295小隊を一時的に預かることになったのが、アルサーフィンだった。


それまで295小隊を率いていたのは、テイム・アロッコ准尉である。本来の小隊長が戦死したため、アロッコは急遽、部隊の指揮を引き受けていた。小隊が壊滅的な被害を受けずに済んだのは、彼の奮闘によるものだと、シグコプリニからも聞かされていた。その働きは評価されるべきものだった。


しかし、アロッコはまだ若く、経験も十分とはいえない。予期せず指揮官の役割を担うことになった彼には、能力とは別の意味で不安が残っていた。そうした事情を考えれば、経験のあるアルサーフィンが295小隊を指揮するのは合理的な判断だった。それでも、アルサーフィンの胸中から複雑な感情が消えるわけではなかった。


(落ち着け、卑屈になるな。隊が再編成されれば、また中隊長に戻れる。これは一時的な措置。)


アルサーフィンは自分自身へそう言い聞かせた。115中隊が壊滅的な損害を受けた事実は変えられないが、だからといって、いつまでも過去の指揮官職に固執していても仕方がない。今は与えられた任務を果たすことが先決だった。


その横では、アロッコが申し訳なさそうな表情を浮かべていた。アロッコ自身も、自分の経験不足を悔やんでいたのである。


突然、小隊の指揮を任されたにもかかわらず、彼は期待以上の働きを見せていた。部下達をまとめ、損害の拡大を防いだことは、決して小さな功績ではない。だが、本人はそれだけで満足していなかった。自分にもっと経験があれば、指揮官の交代など必要なかったのではないか。そう考えてしまうのも、無理からぬことだった。


アルサーフィンは、隣を歩くアロッコの表情に気付いた。彼もまた、今回の人事について思うところがあるのだろう。


(すまん)


アルサーフィンは心の中で短く詫びた。


アロッコが努力していたことは理解している。それでも、自分が295小隊長を任された以上、部隊を指揮する責任を果たさなければならなかった。アルサーフィンは、先程まで胸の内にあった葛藤を振り払った。


(何より、我々は補給部隊を守らねばならん。己の肩書よりも、そちらが大事だった)


今、帝国軍にとって重要なのは、補給活動を妨害しようとする下等生物の部隊を排除し、物資の輸送を継続させることだった。指揮官の肩書にこだわっている場合ではない。


その時、アルサーフィンのリストコミュニケーターに通信が入った。


『久留米付近で敵に遭遇。297小隊が戦闘に入った。』


アルサーフィンは足を止め、通信の内容を確認した。


『久留米に敵? 新しい部隊か?』


『それは分からん。だが、急ぎ向かってほしい』


先方も、敵の詳しい情報までは把握できていないようだ。しかし、297小隊が交戦している以上、援護を急ぐ必要がある。


『了解した』


アルサーフィンは通信を終えると、アロッコをはじめとする部下達を引き連れ、久留米の戦闘現場へ向かった。


     *


GASTにとって、今回の戦闘は思うように手を出せない場面が多かった。


帝国軍の輸送車両は、これまでと違ってタイヤに防護用の装備を取り付けていた。実際に銃撃を加えてみたものの、弾丸はタイヤを覆う装備に弾かれ、走行を妨げるほどの損傷を与えられなかった。


窓を狙った射撃も、期待したような効果は得られなかった。強化ガラスが使用されているのか、銃弾が命中しても表面に軽い傷を残す程度で、車内の帝国兵を直接攻撃することは難しかった。


結局、GASTが確実に狙えるのは、車両の外に出ている帝国兵だった。


しかし、車両を中心とした戦闘では、敵兵が常に車外へ姿を現すとは限らない。空挺団や普通科部隊が84mm無反(ハチヨン)動砲で車両を攻撃する一方、GASTの隊員達は射撃の機会をうかがう時間が増えていた。


そんな中、ビービはふと上空へ目を向けた。帝国軍の航空機が、何度か上空を行き来していたのである。


ドローンによる援護が始まったことで、敵航空機への対抗手段は増えていた。しかし、すべての航空機を抑え込めるわけではない。しかも、先ほど帝国軍もドローンを投入し、こちらのドローンに対抗してきたという報告が入っていた。今後も同じように航空機への妨害が成功するとは限らなかった。


ビービは空を見上げながら考え込んだ。


このまま敵の車両を相手にしていても、GASTの戦力を十分に活用できない。ならば、別の方面で動かせる部隊を使い、敵の航空機について調べてみる価値はある。そう考えたビービは、近くにいたブエンテロへ声を掛けた。


「ブエンテロ、どう思う?」


「何がです?」


「あの航空機の行き先」


ブエンテロは上空へ視線を向けた。


航空機がどこから飛来し、どこへ向かっているのかは、ここからでは分からない。ただ、飛行を続けている以上、いずれは着陸する場所が必要になる。


「無難な所じゃあ空港じゃないですか?」


「空港…」


ビービはブエンテロの言葉を繰り返した。確かに、航空機が使用する施設として空港を考えるのは自然だった。


もっとも、目の前の航空機が実際に空港へ向かっているという確証はない。別の場所を利用している可能性もあり、今の段階で断定することはできなかった。それでも、調べてみる価値はあった。


「ブエンテロ、なら空港へ行ってくれない?」


「空港? そりゃあ別に構いませんが」


「まだあの航空機が空港へ向かっているとは限らない。でも、そこに向かえば、敵の行き先も分かるかもしれない」


「斥候ってわけね」


「そう」


「了解。」


ブエンテロはビービの意図を理解すると、すぐに無線端末を操作した。


『おい、アルバトロス班は旧福岡空港へ向かう。斥候だ』


命令を受けたアルバトロス班の隊員達は、急いで高機動車へ乗り込んだ。


アルバトロス班に与えられた任務は、帝国軍航空機の行き先を探り、旧福岡空港に敵の動きがあるかどうかを確認することである。アルバトロス班を乗せた高機動車は、戦闘が続く場所を離れ、旧福岡空港へ向けて走り出した。


     *


「小隊長! 敵の一部が逃走します」


第297小隊のメイサ・チューヒ上等兵は、戦闘区域から離れていく高機動車に気付くと、近くにいた小隊長へ報告した。先程まで帝国軍の輸送車両を攻撃していた敵兵から、一部の隊員が車両に乗り込み、別の方向へ移動を始めたのである。


チューヒには、敵が何を考えているのか分からなかった。それでも、交戦中の敵が一部の戦力を移動させている以上、見逃してよいはずがない。ところが、その報告を聞いた小隊長は、チューヒを厳しい表情で睨みつけた。


「逃走? そんなわけあるか、戯けが!」


突然の叱責に、チューヒは思わず身をすくませた。


小隊長は、敵が逃げ出したという報告を信用していないらしかった。確かに、目の前の敵は今も攻撃を続けており、部隊全体が撤退しようとしている様子はない。


チューヒが伝えたかったのは、あくまでも敵の一部が戦場から離脱したという事実だった。しかし、焦って報告したために、言葉の選び方を間違えてしまったのである。


(違う、そういう意味じゃない!)


チューヒは急いで説明し直した。


「すみません! 言い間違えました。敵数匹が高機動車に乗り、その場を離れました! 急ぎ、追った方が良いと思い、具申致しました!」


小隊長は不機嫌そうな表情を崩さなかったが、今度は報告の意味を理解したらしく、離脱した敵の位置を尋ねた。


「それで、その敵は何処にいる?」


その問いを受けた瞬間、チューヒはハッとした。先程まで視界に捉えていた高機動車の姿が、いつの間にか見えなくなっていたのである。小隊長への報告に気を取られている間に、敵は移動を続けていた。車両がどちらへ進んだのかを確認しようとしたものの、すでにその姿を見つけることはできなかった。


「申し訳ありません! 見失いました」


「この戯けが!」


小隊長の怒声が響いた。しかし、その直後、彼らのすぐ横を銃弾が通過した。鋭い飛翔音に続いて近くの地面が弾け、チューヒは反射的に身を縮めた。小隊長も予想外の銃撃に驚き、声を上げた。


「むむ!」


敵との戦闘が続いている場所で、大声を張り上げていれば、こちらの位置を知られる危険がある。実際、今の銃撃が彼らを狙ったものなのかは分からなかったが、少なくとも現在の場所に留まるのは得策ではなかった。


その時、小隊長の傍らにいた曹長が、落ち着いた口調で進言した。


「小隊長殿、声を抑えて下さい。敵に気付かれます。ここはもう危険です。場所を変えましょう。」


知的な雰囲気を漂わせるその曹長は、周囲の状況を確かめながら小隊長へ移動を促した。小隊長も、すぐ近くを銃弾が通過したことで危険を認識したらしく、先程までの勢いを失っていた。


「う、うむ」


小隊長は曹長の進言を受け入れ、チューヒを引き連れてその場を離れた。移動中も周囲では銃声が続いていたが、3人は身を低くしながら、敵の射線を避けられる場所へ向かった。


やがて場所を変えた小隊長は、改めてチューヒへ向き直った。


「それで、その敵はどこへ向かったのだ?」


チューヒは返答に窮した。高機動車が戦闘区域から離れていくところまでは確認していたものの、その後の進路については把握できていない。まして、敵がどこを目的地としているのかなど、見当もつかなかった。それでも、何も報告しないよりは、小隊長に判断を仰いだ方がよいと考えていた。


「申し訳ありません。見当がつかず、それで小隊長殿から意見を頂こうかと思いまして…」


「戯けが」


小隊長は深いため息をついた。


(使えん奴だ)


胸中でそう吐き捨てたものの、チューヒを叱責したところで、見失った敵の行き先が分かるわけではなかった。その様子を見ていた曹長が、2人の会話に加わった。


「小隊長殿、敵の戦力を分析すれば、予測はつくと思います。敵は、航空戦力に手を焼いていました。ならば、航空戦力への対応をするでしょう。」


曹長は、これまでの戦闘で敵兵は、航空機への対応に苦慮していたことを踏まえ、離脱した敵の目的を推測していた。地上での戦闘を続けるだけなら、わざわざ一部の戦力を切り離す必要はない。別の場所へ向かったということは、現在の戦場では対処できない何らかの目標を探している可能性があった。


小隊長は曹長の説明を聞き、思い当たる場所があることに気付いた。


「つまり、奴らが向かったのは、空港の跡地だと言うのか?」


「可能性としてはそうでしょう。」


曹長は断定を避けた。


敵の高機動車を追跡できていない以上、実際に空港へ向かっているという証拠はない。しかし、航空戦力への対抗を考えているのであれば、航空機が利用する可能性のある場所を調べようとするのは不自然ではなかった。


小隊長も、その推測には一定の説得力があると感じたらしい。だが、だからといって自分達が空港へ向かえるわけではなかった。


「だが、我々は輸送部隊の援護だ。連中を無視して空港までは行けん」


現在も敵兵による攻撃が続いており、輸送車両には被害が出ている。ここで敵の一部を追跡するために小隊を移動させれば、本来守るべき補給部隊の警護が手薄になってしまう。


曹長は小隊長の懸念を理解したうえで、別の方法を提案した。


「ですので、空港の補給部隊に連絡だけで十分です。我々は、ここで戦闘。それでいいじゃありませんか」


敵が空港へ向かった可能性を伝えておけば、現地の部隊が警戒を強めることはできる。一方、297小隊は久留米での戦闘を継続し、補給部隊の護衛という任務を果たせばよい。確証のない情報を基に部隊を動かすよりも、現状ではその方が合理的だった。


小隊長はしばらく考えた後、曹長の提案を受け入れた。


「よし、ならば我々は引き続き、戦闘を継続するぞ。」


そう言うと、小隊長は鼻息荒く、その場を離れていった。


先程まで銃弾が飛び交う場所にいたことなど忘れたかのような勢いだったが、曹長はその背中を見送りながら、特に何も言わなかった。


チューヒは、ようやく小隊長の叱責から解放されたことに安堵していた。しかし、敵の車両を見失ったことへの後悔は残っていた。報告する際にもう少し落ち着いていれば、進路を確認し続けることもできたかもしれない。そんなチューヒの様子に気付いた曹長は、そっと近づいて耳打ちした。


「小隊長殿は、同期の中で出世が遅れてるんだよ。ここで戦果を挙げて昇進したいようだが、上手く行ってなくて気が立っている。君は悪くないから、気にしないでいいよ」


チューヒは思わず曹長の顔を見た。


先程までの小隊長の態度を考えれば、その説明には納得できるところがあった。もっとも、上官の事情を知ったからといって、自分の報告が十分だったことにはならない。チューヒは複雑な表情を浮かべながら、小さく返事をした。


「は、はい…」


曹長はそれ以上何も言わず、空港の補給部隊へ連絡を入れるため、リストコミュニケーターを操作した。


     *


「了解した。我々も警戒する」


旧福岡空港で輸送機の到着を待っていた帝国兵は、297小隊の曹長から伝えられた情報にそう答えた。


久留米付近で交戦している敵部隊から、一部の戦力が離脱したという。その行き先は確認できていないものの、航空戦力への対応を目的として、旧福岡空(こちら)港へ向かっている可能性があるらしい。不確知情報であったが、輸送機を待っている部隊にとって、無視できる内容ではなかった。


空港には、これから航空輸送を受け入れるための部隊が待機している。仮に敵が接近してくるのであれば、輸送機の到着前に警戒態勢を整えておく必要があった。


連絡を受けた帝国軍は、空港の各所へ兵を分散させ、周辺の警戒を強めていった。


1ヶ所に戦力を集中させるのではなく、空港全体を覆うように配置を広げることで、どの方向から敵が接近してきても対応できるようにするためだった。


旧福岡空港では、輸送機の到着を待つ帝国軍が、迫り来るかもしれない敵に備えて警戒態勢を強めていた。

登場人物紹介

ビービ……GASTアマゾネス班の班長

ブエンテロ……GASTアルバトロス班の班長

エンリケ・アルサーフィン……第115歩兵科中隊長だったが、急遽、第295小隊長に任命される

メイサ・チューヒ……陸軍上等兵で犬型獣人族の女性。第297歩兵科小隊所属

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ミリタリー SF ファンタジー 自衛隊 戦争
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