第339話 撤退の断
マコンベリムト北部方面軍・第4歩兵科連隊の指揮下では、前線の各隷下部隊から寄せられる戦闘報告の整理と状況分析が、休む間もなく続けられていた。
第31歩兵科大隊の戦闘は長期化しており、帝国軍の輸送部隊を狙った敵の攻撃も収まる気配を見せていなかった。鹵獲された輸送トラックへの対処を命じられていた火力支援中隊からは、少し前まで砲撃の実施状況が報告されていたものの、いつの間にか連絡が途絶えていた。それまで断続的に響いていた砲声も聞こえなくなっており、連隊本部では何らかの異常が発生した可能性を懸念していた。
連隊長のフーリー・ティエング大佐は、その報告を受けると、直ちに第31歩兵科大隊の火力支援中隊へ連絡するよう命じた。
「ディアカテ中尉を呼び出せ。砲撃が途絶えた明確な理由を確認したい」
「了解しました」
通信担当兵は手元のリストコミュニケーターを操作し、火力支援中隊長のゴリンボ・ディアカテ中尉を呼び出した。しかし、通信が接続される気配はなく、呼び出しに対する応答も得られなかった。
『こちら第4歩兵科連隊本部。ディアカテ中尉、応答願います』
通信担当兵は間隔を置いて呼び出しを繰り返したものの、状況は変わらなかった。やがて、これ以上同じ操作を続けても進展は見込めないと判断したのか、困惑した表情でティエングへ顔を向けた。
「大佐殿、応答がありません」
「通信障害か?」
「現時点では原因不明です。直ちにほかの隊員への連絡も試みます」
ティエングは不機嫌そうに腕を組み、通信担当兵が別の連絡先を呼び出す様子を見守った。
ディアカテの火力支援中隊は、第31歩兵科大隊の戦闘を支える重要な戦力である。地上部隊が敵と交戦している最中に火力支援を失えば、前線の負担が増すことは避けられない。単なる通信障害であれば復旧を待つという選択肢もあったが、砲撃まで停止している以上、それだけで説明できる状況とは考えにくかった。
そのとき、別の帝国兵から緊急通信が入った。
『こちら295小隊、ツッツ・ゴヨウセ伍長! 第31歩兵科大隊火力支援中隊の陣地を確認しました!』
ティエングは通信担当兵の操作を待つことなく、報告してきた伍長へ応答した。
「状況を報告しろ」
『陣地は猛烈な砲撃を受けた模様です! 複数の遺体を確認いたしました……間違いありません、火力支援中隊の隊員達です!』
ゴヨウセの声には強い緊張が滲んでおり、報告の途中には周囲の状況を確かめているような間もあった。
ティエングの表情が険しくなった。
「ディアカテはどうした!?」
『急ぎ確認します。少々お待ちください!』
通信が一時的に中断すると、ティエングはそれ以上問いかけることなく、ゴヨウセからの続報を待った。
火力支援中隊の陣地が敵の砲撃を受け、多数の死者が出ているというだけでも重大な事態だった。中隊長の生死が分からなければ、指揮系統が維持されているのか、どの程度の戦力が残っているのかも判断できない。連隊本部としては、まず現地の被害状況を把握する必要があった。
しばらくして、再びゴヨウセから通信が入った。
『ディアカテ中尉の遺体を発見しました! 副中隊長も死亡しています。陣地は完全に壊滅的な被害を受けています!』
ティエングは目を閉じ、報告の内容を受け止めた。
「……ディアカテまでやられたか」
第31歩兵科大隊では、すでに歩兵部隊にも大きな損害が出ていた。そこへ火力支援中隊の壊滅的被害まで重なったことで、前線を支える戦力はさらに減少することになった。もっとも、失われた戦力を嘆いているだけでは事態は改善しない。ティエングは気持ちを切り替えると、通信担当兵へ向き直った。
「32大隊の火力支援中隊へ連絡しろ。31大隊の代わりに火力を投射させ、支援を行わせる」
「了解しました」
通信担当兵は直ちに第32歩兵科大隊の火力支援中隊を呼び出した。しかし、こちらも応答がなく、通信が成立しないまま時間だけが過ぎていった。
『こちら第4歩兵科連隊本部。サイモン・ダリ中尉、応答願います』
中隊長であるサイモン・ダリ中尉を繰り返し呼び出しても、返答はなかった。
「今度は何だ。32大隊まで通信が途絶えているというのか?」
ティエングが苛立ちを露わにしたところへ、別の緊急通信が割り込んできた。
『こちら32大隊・火力支援中隊のサッド・ムルアビ准尉です!』
「火力支援中隊の現在の状況を報告しろ」
ティエングは即座に応答し、相手からの説明を待った。
『火力支援中隊はすでに壊滅的被害! 敵の急襲を受け、部隊としての機能を完全に失いました! 残存兵は私を含め、5名のみです』
「何だと……?」
ティエングは耳を疑った。
31歩大隊の火力支援中隊に続き、第32歩兵科大隊の火力支援中隊まで失われたというのである。これでは、一方の部隊が火力支援を継続できなくなった際に、もう一方で補うという対応も取れない。
両大隊の火力支援が期待できなくなれば、前線の歩兵部隊は敵の攻撃を受けながら、限られた戦力で戦闘を継続しなければならない。とりわけ、輸送部隊の移動を確保するために敵を押し返そうとしている現状では、火力の不足が今後の行動を大きく制約することになる。
ティエングが対応を検討していると、さらに別の通信が入った。
『296小隊長、メディーナ……レンス少尉で、す……』
それまでの報告とは明らかに異なる、今にも消え入りそうな弱々しい声だった。
「何だ、どうした!?」
『小隊…は、……私を残し…戦死…。私も、もう助かりま…』
レンスの言葉は最後まで続かず、通信はそこで途絶えた。ティエングは再び応答があることを期待して耳を澄ませたが、レンスの声が戻ってくることはなかった。
「事切れたか…くそ、296小隊までもか!」
相次ぐ損害報告に、ティエングは抑えきれない怒りを声に滲ませた。
第31歩兵科大隊では、第115歩兵科中隊の残存戦力を第295小隊へ編入する措置を取ったばかりである。そこへ第296小隊の壊滅的被害まで重なったことで、部隊の再編だけでは戦力の減少を補いきれない状況になりつつあった。
第31歩兵科大隊長のラース・シグコプリニ中佐も、報告を受けて険しい表情を浮かべていた。
「これで、116中隊は2個小隊となりました。」
シグコプリニは、自らの指揮下で生じた損害を重く受け止めながら、申し訳なさそうに報告した。
「114中隊を呼び戻すのは無理か?」
ティエングの問いに、シグコプリニはすぐには頷かなかった。第114歩兵科中隊もまた、現在の戦線を支えるために戦闘を続けていたからである。
「戦闘中です。ここで引かせたら進軍されます。」
「むう…」
ティエングは唸り、手元に集められた報告へ視線を落とした。
114中隊を呼び戻せば、その分だけ別の場所で敵の前進を許す危険がある。一方で、116中隊の戦力が減少したまま戦闘を続ければ、残存部隊にかかる負担は増すばかりだった。このまま戦闘を継続すれば、残された部隊にも被害が広がる可能性は高い。しかし、輸送部隊の安全な移動を確保できなければ、作戦全体に支障が及ぶことも避けられなかった。
そのとき、次のフェーズで出撃する予定だった第33歩兵科大隊長が、ティエングへ向かって口を開いた。
「ティエング大佐殿、このままでは31大隊が持ちません。我々の部隊を投入させてください」
その声には、相次ぐ損害報告を聞き続けてきた焦りが滲んでいた。
「31大隊の残存戦力だけでは、敵の攻撃を抑え切れないでしょう。今なら、我々が前に出ることで戦線を立て直せるかもしれません」
ティエングは33大隊長へ視線を向けた。
増援の投入は、確かに検討すべき選択肢だった。31大隊の損害がさらに拡大すれば、輸送部隊の護衛に必要な戦力まで失いかねない。現状を立て直すために新たな部隊を投入するという提案には、十分な理由があった。しかし、第33歩兵科大隊は、もともと次のフェーズで投入する予定の戦力である。ここで予定を変更すれば、後の作戦に影響が及ぶことも明らかだった。
ティエングが返答しようとしたとき、ジャスティナ・ジーノンが口を挟んだ。
「待て。今、その部隊を動かすべきではない」
33大隊長は、納得できない様子でジーノンへ顔を向けた。
「しかし、このままでは31大隊の損害が拡大します」
「それは分かっている。だが、今の状況で新たな部隊を投入したところで、敵の攻撃を確実に止められる保証はない」
ジーノンはそう告げると、ティエングへ視線を移した。
「ティエング大佐、我々はすでに相当な損害を受けている。31大隊だけでなく、我が部隊も壊滅的被害を受ける。当初の戦力を前提とした作戦を続けるべきではない」
「ではどうする? 輸送部隊をどうするつもりだ? 作戦を練り直す時間はないぞ!」
「輸送そのものを諦める必要はない。ただし、現在の方法を続けることには問題がある」
ジーノンは地図へ目を向けた。
これまで使用していたAルートでは、輸送車両が繰り返し敵の攻撃を受けていた。敵の所在を十分に把握できないまま同じ経路を使い続ければ、損害がさらに拡大する可能性がある。だからといって、損害を埋め合わせるために予備の戦力を次々と投入していては、後に控える作戦を予定どおり実施することさえ難しくなってしまう。
「まずは現在の戦闘を整理する。33大隊の戦力は、予定どおり次のフェーズまで温存すべきだ」
33大隊長は、なおも納得しきれない様子だった。
「ですが、今の部隊を見捨てるわけにはいきません」
「見捨てるとは言っていない。これ以上の損害を防ぐために、戦い方を変える必要があるということだ」
ジーノンの言葉を受け、ティエングは改めて地図を見つめた。
31大隊の戦力が大きく減少した今、戦線を維持するためだけに新たな部隊を投入すれば、その部隊まで同じように損耗する危険がある。33大隊の投入によって一時的に戦況を立て直せたとしても、次のフェーズで必要となる戦力を失ってしまえば、作戦全体としては損失のほうが大きくなる可能性もあった。
ティエングはしばらく考え込んだ後、33大隊長へ向き直った。
「貴官の申し出は理解した。だが、今は予定を変更しない。33大隊は、次のフェーズまで待機させる」
「……了解しました」
大隊長は不本意そうな表情を浮かべたものの、ティエングの決定に従った。
ジーノンはそのやり取りを見届けると、地図上のAルートへ視線を戻した。
これまで帝国軍の輸送部隊が使用していた経路では、敵の攻撃によって車両の損失が相次いでいた。31大隊は第59輸送大隊の安全を確保するために戦闘を継続していたものの、歩兵部隊だけでなく火力支援中隊まで壊滅的な被害を受けたことで、従来の方法による護衛は限界に近づいていた。
ジーノンはAルートに沿って地図を確認した後、ティエングへ向き直った。
「敵の攻撃を受け続けている輸送経路を、これ以上そのまま使用するべきではない。少なくとも、現在の損害を食い止めるためには、輸送方法そのものを見直す必要がある。これから鳥栖へ向かう部隊には、Aルートではなく、迂回して行くよう伝えている。31大隊は、そちらの護衛に回ってもらいたい。今、Aルートにいる全ての兵は、一度撤退させる」
その提案に、ティエングは眉をひそめた。輸送経路を変更するという判断自体は理解できる。敵がAルートを狙って攻撃を繰り返している以上、同じ場所へ車両を送り続けることには危険が伴う。しかし、現在の戦線から部隊を撤退させれば、これまで帝国軍の進出を阻んでいた敵に前進の機会を与えることになる。
「それでは進軍されるだろう?」
迂回すること自体に異論はないが、敵を進ませてしまっては意味がない。ティエングは訝しげに尋ねた。
「進軍してくるだろうな。だが、奴らの目的は何だ?」
「我々の輸送部隊を叩くことだろう」
「そうだ。ならば、こちらが輸送経路を変えれば、奴らは今までのように待ち構えて攻撃することができなくなる。仮に進軍してきたとしても、そこに我々の輸送部隊はいない」
ジーノンは、敵が前進してくる可能性を否定しなかった。むしろ、それを承知したうえで、敵の攻撃対象となっている輸送部隊を別の経路へ移すべきだと考えていた。だが、ティエングにとっては、輸送部隊の安全だけを考えれば済む問題ではなかった。
「だが、奴らがそのまま前進を続ければ、別の部隊が攻撃を受けることになるぞ」
「だからこそ、撤退させるのだ。今の31大隊に戦線を維持させようとすれば、いずれ護衛に回す戦力すら失う。そうなれば、輸送部隊を守ることもできなくなる」
ジーノンは地図上のAルートを強く指し示した。
「奴らに多少の土地を明け渡すことになっても構わん。今、我々が守るべきなのは、この道路そのものではない。次の作戦に必要な兵站と、それを運ぶ部隊だ」
その言葉を聞いたティエングは、地図から視線を上げた。
「……敵に進軍を許してでも、輸送を優先するというのか?」
「そうだ。失った土地は取り返せるが、失った兵と物資はすぐには戻らん。それに、33大隊を投入するのは次のフェーズだろう? ここで無理に戦線を維持しようとして、その計画まで台無しにするつもりか?」
ジーノンの指摘に、ティエングはすぐには返答しなかった。
Aルートから部隊を撤退させれば、それまで帝国軍が確保していた地域の一部を敵に明け渡すことになる。敵がその機会を利用してさらに前進すれば、後の作戦に影響が及ぶ可能性も否定できない。しかし、現状のまま戦闘を継続したところで、戦線を維持できる保証はなかった。各部隊は損耗が進んでいる。残存戦力を前線に留め続ければ、輸送部隊の護衛に回せる兵士がさらに減少することになる。
ティエングは33大隊長の姿を一瞥した。
先程、増援の投入を見送ったのは、次のフェーズに必要な戦力を温存するためである。それにも関わらず、31大隊へ従来どおりの戦闘を強いれば、結局は新たな増援を投入せざるを得なくなるかもしれない。
ジーノンの提案にも危険はあるが、現在の戦闘を続けることにも、それ以上の損失を招く危険があった。ティエングは地図へ視線を戻し、しばらく考えた末に口を開いた。
「……分かった。31大隊の残存戦力を輸送部隊の護衛に回そう」
その決定を受け、シグコプリニは自らの指揮下に残された戦力を、今後どのように運用するか考え始めた。31大隊の損害は大きく、部隊の再編も容易ではない。それでも、前線で戦闘を続けるよりは、残存部隊を輸送部隊の護衛に集中させたほうが、与えられた任務を遂行できる可能性は高かった。
ジーノンもまた、ティエングの判断を受け入れると、地図上の迂回経路へ視線を移した。
ところが、彼らが今後の輸送について検討を続けようとしたとき、それまでの議論に加わっていなかった人物が口を開いた。
「輸送は空も使おう」
その重厚な声に、詰所にいた兵士たちは一斉に振り返った。
声の主は、大分方面軍司令官のエミッショ・コイン陸軍准将だった。その傍らには、第20航空支援隊長を務めるアルマルク・シビスエ空軍大佐も立っていた。
陸路での輸送を継続することさえ困難になりつつある状況で、航空支援隊の指揮官まで姿を見せたことに、ジーノンは関心を向けた。
「空も、ですか?」
ジーノンの問いに、コインは頷いた。
「そうだ。タブレットが奪われたのは、もはや確実だ。ならば、陸路だけでなく空路で運んだほうが良いだろう。ここから鳥栖など、輸送機を遣えばあっという間だ。既にルートに斥候を向かわせ、地対空ミサイルの配備もないことが確認された。」
コインは、敵にタブレットを奪われたことを重大な問題として捉えていた。
輸送に関する情報が敵の手に渡っている以上、従来の経路だけに頼り続ければ、再び輸送部隊が待ち伏せを受ける可能性がある。ジーノンが提案した陸路の迂回に加えて空路を利用すれば、輸送手段を分散させることができ、特定の経路が攻撃された場合にも、物資の輸送を継続しやすくなる。もっとも、航空輸送にも敵の対空攻撃という危険が存在する。そのため、コインは事前に斥候を派遣し、輸送機が通過する経路に地対空ミサイルが配備されていないことを確認させていた。
ただし、確認された経路に地対空ミサイルが存在しないという報告は、空からの輸送が完全に安全であることを意味しない。敵が新たに対空兵器を持ち込む可能性もあり、航空輸送を実施する以上、その危険を考慮する必要があった。
ティエングは、コインの隣に立つシビスエへ目を向けた。
「それでシビスエもいるわけですね」
陸路だけでは不足する輸送能力を空路で補えるのであれば、現在の状況において大きな助けとなる。特に、輸送を担ってきた部隊そのものが損耗している以上、別の手段を確保する意義は小さくなかった。
ジーノンは、これまでの輸送部隊の被害を踏まえて口を開いた。
「59大隊もかなり損耗があります。部隊を総動員するつもりでしたが、空路も使えるのはありがたいです」
第59輸送大隊の損害を補うために残された戦力を総動員することも考えていたが、それだけでは輸送能力の確保と部隊の負担軽減を両立させることは難しかった。その点、航空輸送を併用できれば、陸路で運ぶ物資の一部を空路へ振り分けられる。地上の輸送部隊が担う負担を減らしながら、鳥栖方面への兵站輸送を継続できる可能性が生まれたのである。
コインはティエングとジーノンの反応を確認すると、それ以上の議論に時間を費やすことなく、居合わせた指揮官たちへ命令を下した。
「よし、迅速に動くぞ。シグコプリニ、ジーノンは部下へ撤退命令を出せ。私はラリグアン少将に、兵站を空路でも送ることを伝える。」
「了解!」
シグコプリニとジーノンは揃って力強く返答した。
両者は、これまでの戦闘によって大きな損害を受けた部隊を撤退させ、残存戦力を輸送部隊の護衛へ振り向けるという方針に従い、それぞれの指揮下にある部隊へ命令を伝えることになった。
一方、コインはラリグアン少将との連絡を通じて、陸路に加えた航空輸送の実施を進めることになる。輸送経路を変更するだけでなく、輸送手段そのものを増やすという判断は、これまでの損害を踏まえた作戦の見直しでもあった。
敵の攻撃によって失われた戦力を、すぐに取り戻すことはできない。だからこそ、帝国軍はこれ以上の損耗を抑えながら、次のフェーズに必要な物資と戦力を確保しなければならなかった。
こうして帝国軍は、従来の戦線維持に固執する方針を改め、兵站の確保を優先するため、各部隊の戦術的撤退と輸送経路の再編に着手することとなった。
登場人物紹介
フーリー・ティエング……陸軍大佐でダークエルフの男性。第4歩兵科連隊長
ラース・シグコプリニ……陸軍中佐でハイエルフの男性。第31歩兵科大隊長
ジャスティナ・ジーノン……陸軍大佐でヒト族の女性。第12補給連隊長
エミッショ・コイン……陸軍准将でハイエルフの女性。大分方面軍の司令官
アルマルク・シビスエ……空軍大佐で天使族の男性。第20航空支援隊長




