第326話 交錯する進路
第59輸送大隊の将兵たちは、Aルートへ向けて移動を続けていた。
輸送部隊を指揮するヨン・ベアード大尉は、部下たちに指示を出しながらも、内心では落ち着かない時間を過ごしていた。アルカラが紛失したタブレットには、帝国軍の兵站に関する重要な情報が収められており、敵がその内容を解析していれば、Aルートが攻撃対象になる可能性は十分にあった。
もっとも、その危険性については大隊長のクッシャー・チュリプリム中佐も認識しており、第4歩兵科連隊への援軍要請を行っていた。ベアードにとって、それは唯一の救いだった。
(援軍さえ到着すれば、何とかなるはずだ。いや、何とかなってもらわなければ困る……)
彼は周囲の兵士たちに不安を悟られないよう、努めて平静な表情を保っていた。しかし、援軍が到着したとしても、敵がいつ現れるかまでは分からない。輸送を続けるためには部隊を動かさなければならず、警戒にばかり戦力を割くわけにもいかなかった。
ベアードは何度も周囲へ視線を巡らせながら、部下たちの動きを確認していた。何か異変が起きていないか気になって仕方がなかったものの、兵士たちの前ではあくまで冷静な指揮官でいなければならない。少なくとも、彼自身はそう考えていた。
第12補給連隊の詰所では、チュリプリムが頭を抱えていた。
タブレットの紛失が判明してからというもの、彼はその対応に追われていた。Aルートへの輸送を急がせ、これから第4歩兵科連隊への援軍要請も行うのだが、それで問題が片づいたわけではない。何より、上官への報告という厄介な仕事が残っていた。
「まずは、ウチの連隊長、次は4歩連の連隊長。これ、コイン准将殿にも報告を? いや、これは連隊長でいいはず…ひとまず、連隊長に報告を…。」
チュリプリムは、報告すべき相手とその順序を考えながら、しばらくその場で頭を悩ませていた。
「はあ…」
深いため息をついた彼は、いつまでも考えていても仕方がないと判断し、連隊長室へ向かうことにした。部屋の前まで来ると、チュリプリムは一度姿勢を正し、扉をノックした。
「連隊長、失礼します。」
入室した彼が目にしたのは、第12補給連隊長のジャスティナ・ジーノン大佐と、そこに同席していた第9工兵群長のヤーマ・プリュゲン上級大佐だった。ジーノンがいるのは当然としても、別部隊を率いるプリュゲンまで同席しているとは思っていなかったため、チュリプリムは意外そうな表情を浮かべた。
「プリュゲン上級大佐殿、どうしてここに?」
ところが、プリュゲンが答えるよりも早く、ジーノンが口を開いた。
「何、ちょっと逢引をな。」
「ぶっっ!」
その言葉を聞いた途端、茶を飲んでいたプリュゲンが盛大に吹き出した。予想もしなかった発言にむせ返りながら、プリュゲンはジーノンへ抗議する。
「おいおい、そんな仲じゃないだろう…」
「冗談だ」
ジーノンは平然と答えたが、チュリプリムには笑っている余裕などなかった。自分の大隊で発生した失態が、帝国軍の補給活動に重大な影響を及ぼすかもしれないのである。
「今はそんな冗談を言っている場合ではありません」
チュリプリムは表情を引き締めると、アルカラが重要なタブレットを紛失したこと、その端末が敵の手に渡った可能性があること、そして情報流出を警戒して輸送部隊の移動を急がせていることを説明した。さらに、これから第4歩兵科連隊へ援軍を要請したい旨を報告したが、話を聞き終えたジーノンの反応は、彼が予想していたものとは違っていた。
「知っておるよ。」
「え?」
チュリプリムは思わず聞き返した。自分から報告する前に、連隊長が事情を把握しているとは思わなかったのである。ジーノンは驚いている部下を見ながら、落ち着いた口調で説明した。
「貴官の隊が、移動速度を上げてたのでな。何事か問いただしたところだ。ミスは許せないが、その後の対応は悪くないぞ。4歩連には私から頼んでおいた。31大隊を貸すそうだ。もっとも、ティエング大佐には貴官からも詫びを入れておけ」
チュリプリムにとって、何よりありがたかったのは、第31歩兵科大隊の派遣がすでに決まっているという事実だった。自分の判断だけでは援軍の確保まで確約できなかったが、連隊長が直接働きかけたことで、輸送部隊を援護する戦力が用意されたのである。
「了解しました」
チュリプリムはそう答えると、ようやく胸を撫で下ろした。もちろん、紛失したタブレットが戻ってきたわけではなく、敵に情報が渡った可能性も消えていない。それでも、最悪の事態に備えるための手段が一つ増えたことは、彼にとって大きな安心材料となった。
第4歩兵科連隊隷下の第31歩兵科大隊では、大隊長のラース・シグコプリニ中佐が、連隊本部から届いた命令を確認していた。
その内容は、Aルートへ部隊を派遣し、第12補給連隊の輸送活動を援護するというものだった。ただし、通常の輸送警護とは事情が異なる。帝国軍の兵站情報が敵の手に渡った可能性があり、輸送経路を把握した敵がAルートを攻撃してくることも想定しなければならなかった。
シグコプリニは報告のメールから顔を上げると、連隊本部との通信を続けた。
「つまり、補給部隊が重要な情報を紛失し、それを下等生物どもに奪われた可能性があるということですか?」
『そういうことだ。もっとも、敵が情報を解析できたかどうかまでは分かっていない』
通信の相手は、第4歩兵科連隊長のフーリー・ティエング大佐だった。
兵站情報の紛失という事態に、シグコプリニは内心で呆れていた。敵が端末の内容を理解できるかどうかは不明だが、重要な情報を収めたものを失ったというだけでも、十分に警戒すべき問題だった。
「それで、我々がAルートの警備を担当するわけですね」
『ああ。第12補給連隊からの要請だ。輸送部隊はすでに移動を開始している。貴官の大隊も速やかに出動してもらいたい』
「了解しました。ただ、第115中隊は先の戦闘で大きな損害を受けております。現在の戦力では、中隊として十分な任務を遂行できる状態ではありません」
シグコプリニが懸念していたのは、第115歩兵科中隊の戦力だった。
同中隊はこれまでの戦闘で多数の兵士を失い、現在は1個小隊程度の戦力しか残されていない。名目上は中隊であっても、以前と同じ規模の任務を割り当てることはできなかった。
『承知している。第116中隊を主力とし、第115中隊は残存戦力に応じて運用しろ。具体的な配置は貴官に任せる』
「了解しました」
『それと、今回の件については第12補給連隊も相当慌てているようだ。向こうの事情に振り回される必要はないが、輸送が滞れば前線にも影響が出る。十分に注意してくれ』
「はっ。輸送部隊の安全確保に努めます」
通信を終えたシグコプリニは、しばらく考え込んだ。補給部隊の失態によって歩兵部隊が動員されることになったのは、決して愉快な話ではない。しかし、敵に兵站情報が渡った可能性がある以上、今は責任の所在を論じている場合ではなかった。輸送路が攻撃を受ければ、運搬中の補給物資が失われるだけでなく、輸送に従事する兵士たちにも被害が及ぶ。そうなれば、補給を待っている前線部隊への影響も避けられないだろう。
シグコプリニは部下を呼び、第115歩兵科中隊長のエンリケ・アルサーフィン大尉、第116歩兵科中隊長のアルベルト・ヨッシー大尉、火力支援中隊長のゴリンボ・ディアカテ中尉を招集するよう命じた。
ほどなくして、3人が大隊長のもとへ集まった。
「急に呼び出してすまない。第4歩兵科連隊本部から、新たな命令が下った」
シグコプリニは3人を見渡し、Aルートへの派遣が決まったことを告げた。
「12連隊の輸送部隊が、Aルートを使用することになっている。我々の任務は、その輸送活動を援護し、敵の攻撃を阻止することだ」
「輸送部隊の警護ですか?」
ヨッシーが尋ねると、シグコプリニは首を横に振った。
「単なる警護ではない。補給部隊が兵站情報を収めた端末を紛失したらしい。しかも、敵に奪われた可能性がある」
「はあ!?」
思わず唸ったのはディアカテだった。敵に重要な兵站情報を奪われたかもしれないという話は、火力支援中隊を率いる彼にとっても、到底聞き流せるものではなかった。
「それは……随分と厄介な話ですね」
アルサーフィンも顔をしかめた。彼が率いる第115中隊は、すでに大きな損害を受けている。十分な戦力を回復できないまま、再び敵との交戦が予想される任務に就くことになったのである。
「敵が輸送経路を把握していれば、待ち伏せを仕掛けてくる可能性もあります」
「その通りだ。だからこそ、我々が派遣されることになった」
シグコプリニはそう答えると、まずヨッシーへ視線を向けた。
「第116中隊を今回の主力とする。輸送部隊の行動を妨げられないよう、周辺の警戒と敵襲への対応を担当してもらいたい」
「了解しました」
ヨッシーが応じると、シグコプリニは続いてアルサーフィンへ向き直った。
「アルサーフィン大尉。第115中隊については、現在の戦力を考慮して任務を割り当てる。無理に広い範囲を担当する必要はない」
「お気遣い、感謝します。残った兵士たちも、戦える状態にはあります」
「それは承知している。ただし、これ以上の損害は避けたい。第116中隊との連携を重視してくれ」
「了解しました」
第115中隊の兵士たちは、GASTとの戦闘によって仲間の多くを失っていた。それでも戦意を失ったわけではなかったが、人数の不足を精神力だけで補うことはできない。シグコプリニもその事情を理解しており、残存戦力に見合った任務を与えるつもりだった。
続いて、彼はディアカテへ向き直った。
「火力支援中隊は、両中隊を支援できるよう準備を進めろ。ただし、輸送部隊が付近にいることを忘れるな。敵の位置だけでなく、味方の配置も十分に確認する必要がある」
「了解しました。各中隊との連絡を密にしておきます」
火力支援を行う以上、敵の位置を把握するだけでは不十分だった。輸送部隊と警備に当たる各中隊の配置を確認し、味方を危険にさらさないよう注意する必要がある。
「頼む。今回は敵が攻撃してくる可能性を前提に動く。現地へ到着してから慌てることのないよう、準備を整えておけ」
3人が返事をすると、シグコプリニは出動準備に取りかかるよう命じた。
アルサーフィンとヨッシーは、それぞれの中隊へ戻って命令を伝えることになった。第115中隊ではエンリケ・トーテ少尉が、第116中隊ではアルセフィーナ・メロッティ少尉が狙撃班を率いており、両中隊長は彼らにも出動に備えるよう指示する必要があった。
一方、ディアカテは火力支援中隊の準備状況を確認するため、その場を後にした。
3人を見送ったシグコプリニは、再びAルートに関する資料へ目を落とした。
敵が本当に兵站情報を入手しているのであれば、こちらの輸送経路を把握している可能性は高い。しかし、敵がどこに潜んでいるのか、いつ攻撃を仕掛けてくるのかは分からなかった。
(こちらが警戒していることを、敵は知らないはずだ。だが、それだけで有利になるとは限らん)
シグコプリニは資料を閉じると、自らも出動の準備を進めた。
第31歩兵科大隊は、大隊長の指揮のもと、Aルートへ向かうことになった。
第115歩兵科中隊へ戻ったエンリケ・アルサーフィン大尉は、出動準備に取りかかっている兵士たちの様子を確認していた。
かつて中隊を構成していた多くの兵士は、これまでの戦闘で失われている。現在の戦力は1個小隊程度にまで減少しており、装備の点検や携行品の確認を行っている兵士たちの数も、以前と比べれば明らかに少なかった。
それでも、残された兵士たちは命令に従い、それぞれの準備を進めていた。中隊としての戦力が大幅に低下していることは誰もが承知していたが、出動を命じられた以上、任務に必要な態勢を整えなければならない。
アルサーフィンは兵士たちの間を歩きながら準備状況を確認し、その中にいたエンリケ・トーテ少尉を呼び止めた。
「トーテ、狙撃班の準備はどうだ?」
「問題ありません。いつでも出動できます」
「今回の任務は、補給部隊が使用する輸送路の警備だ。ただし、敵に兵站情報が渡った可能性がある。戦闘になることも考えておけ」
「了解しました」
トーテの返答を聞いたアルサーフィンは、続けて今回の任務で注意すべき点を伝えた。
「我々の中隊は、以前ほどの戦力を持っていない。無理な行動は避け、第116中隊との連携を優先する」
トーテは頷くと、狙撃班の隊員たちのもとへ戻っていった。
アルサーフィンはその背中を見送りながら、改めて中隊の現状を考えていた。残った兵士たちに任務を遂行する意思があっても、失われた戦力が戻ってくるわけではない。第116中隊との連携を前提とする以上、限られた兵力をどこに配置し、どのような任務を担当させるかが重要になる。
今回の出動では、敵との交戦を避けられる保証もなかった。アルサーフィンは部下たちの準備状況を確認しながら、与えられた戦力で任務を遂行するための判断を迫られていた。
一方、第116歩兵科中隊でも、Aルートへの出動に向けた準備が進められていた。
中隊長のアルベルト・ヨッシー大尉は、部下たちの装備や準備状況を確認すると、狙撃班長のアルセフィーナ・メロッティ少尉を呼び寄せた。
「メロッティ、今回の任務については聞いているな?」
「はい。Aルートへ向かい、補給部隊の輸送を援護ですよね?」
「そうだ。ただし、敵が輸送経路を把握している可能性がある。現地に到着したら、周囲の警戒を徹底してもらいたい」
「了解しました」
兎型獣人族の女性であるメロッティは、第116中隊の狙撃班を率いる少尉だった。ヨッシーから命令を受けた彼女は、狙撃班の隊員たちのもとへ戻ると、出動に向けた準備を急ぐよう指示した。ヨッシーはその様子を確認してから、中隊全体の準備へと注意を戻した。
第31歩兵科大隊が命じられたのは、輸送路の警備と補給部隊の援護である。輸送が妨害されることなく終われば、それに越したことはない。しかし、敵に兵站情報が流出した可能性を知らされている以上、何事も起きないという前提で行動するわけにはいかなかった。まして、第116中隊は今回の任務で主力を担うことになっている。第115中隊の戦力が大きく減少していることもあり、敵襲が発生した場合には、自分たちが対応の中心になる可能性が高かった。
ヨッシーは各隊員の準備が進んでいることを確かめながら、出動命令に備えていた。
一方、耶馬渓の山中では、GASTの隊員たちが険しい道を進んでいた。
ビービは足元に注意しながら歩き、時折、小型端末で現在位置を確かめていた。周囲には木々が生い茂り、少し先の地形さえ見通しにくい場所もあるため、隊員たちは前方の様子に注意を払いながら、慎重に歩みを進めていた。
「まだ歩くんですか?」
隣を歩いていたスライスが尋ねると、ビービは端末から顔を上げた。
「もう少しよ」
「さっきも同じことを言って気が…」
「そうだったかしら?」
何食わぬ顔で答えるビービに、スライスは呆れたように息を吐いた。もっとも、ここで言い合いを始めたところで目的地が近づくわけでもなく、彼女はそれ以上追及せずに歩き続けた。
少し後方では、ブエンテロがアルバトロス班の隊員たちを率いていた。隊員たちは周囲への警戒を続けながら進んでいたが、足場の悪い場所では歩調を落とさざるを得ず、前方の隊列との間隔にも気を配る必要があった。ブエンテロは隊員たちの様子を確認すると、無線端末を手に取った。
「こちらアルバトロス01。異常なし」
『こちらアマゾネス01。了解』
ビービからの応答を確認したブエンテロは通信を終え、再び前方へ目を向けた。今のところ、周囲に異常は認められず、隊員たちの移動を妨げるような事態も起きていなかった。
セイレーン班とフォックス班も、山中を移動していた。
ローレライは途中で足を止めると、周囲の様子を確認しながら、後続の隊員たちが近づいてくるのを待った。木々の間を風が吹き抜け、枝葉の擦れ合う音が聞こえていたものの、それ以外に目立った物音はなかった。
近くにいたコルガンも隊員たちの様子を確かめており、ローレライとともに後続の移動状況を確認すると、再び歩き始めた。
別の場所で行動しているスネーク班からも、定期的な連絡が入っていた。各班はそれぞれ周囲への警戒を続けていたが、今のところ移動を妨げるような問題は起きていない。
ビービは小型端末に表示された地図をもう一度確認すると、画面を消してポケットへしまった。
「行きましょう」
その言葉を合図に、隊員たちは再び山道を進み始めた。
第31歩兵科大隊では、各中隊の出動準備が整いつつあった。
大隊長のラース・シグコプリニ中佐は、部下から準備状況の報告を受けると、Aルートへの移動を開始するよう命じた。
第115歩兵科中隊と第116歩兵科中隊、そして火力支援中隊は、シグコプリニの指揮のもと、第12補給連隊の輸送部隊を援護するために出動することになった。
すでにAルートから筑紫野へ向かっている第59輸送大隊にとって、増援の到着は重要な意味を持っていた。敵が兵站情報を入手していたとしても、警備部隊が展開していれば、容易に攻撃を許すことにはならないはずだった。
もっとも、帝国軍は敵の現在位置を把握しておらず、輸送経路がいつ、どこで攻撃を受けるのかも分かっていなかった。
その一方で、GASTもまた、Aルートへ向けて帝国軍の増援が移動を開始したことまでは知らなかった。
帝国軍は輸送部隊の安全を確保するため、GASTは自らの目的を果たすため、それぞれ行動を続けていた。両軍は同じ地域へ向かっていたものの、実際に接触するまでには、まだ時間が残されていた。
※備考 大分方面に進軍しているGASTのメンバー
GASTアマゾネス班
ビービ(班長)、スライス(副班長)、キーラ、ピケット
GASTアルバトロス班
ブエンテロ(班長)、クラウスレイ(副班長)、ゴルム、ソブラウ、マメッド
GASTスネーク班(火力支援部隊)
シャウブ(班長)、ロン(副班長)、ハン、ロスタ、ビアボーム、カカレコ
GASTセイレーン班
ローレライ(班長)、ボナー(副班長)、シリング、ラスタ、ベルチャー、ファス、ビュー
GASTフォックス班
コルガン(班長)、ダンタス(副班長)、ジミー、グイダ、ラーキン 、ワード、シールズ、ミルトン
登場人物紹介(アステリム帝国軍)
クッシャー・チュリプリム……陸軍中佐でドワーフの男性。第59輸送大隊長
ジャスティナ・ジーノン……陸軍大佐で、ヒト族の女性。第12補給連隊長
ヤーマ・プリュゲン……陸軍上級大佐で、エルダードワーフの男性。第9工兵群長
フーリー・ティエング……陸軍大佐で、ダークエルフの男性。第4歩兵科連隊長
ラース・シグコプリニ……陸軍中佐で、ハイエルフの男性。第31歩兵科大隊長
エンリケ・アルサーフィン……陸軍大尉で、猿型獣人族の男性。第115歩兵科中隊長
エンリケ・トーテ……陸軍少尉で、エルフの男性。第115歩兵科中隊・狙撃班長
アルベルト・ヨッシー……陸軍大尉で、リザードマンの男性。第116歩兵科中隊長
アルセフィーナ・メロッティ……陸軍少尉で、兎型獣人族の女性。第116歩兵科中隊・狙撃班長
ゴリンボ・ディアカテ……陸軍中尉で、ゴリラ型獣人族の男性。第31歩兵科大隊・火力支援中隊長
※)上級大佐……大佐と准将の間に位置する階級で、准将に近い立ち位置にいる大佐に与えられる階級。




