68話「学校推薦」
朝、先生に
「神崎、昼休み職員室に来なさい。就職先について話がある。」
と言われた。
昼休みになり梓達とご飯を食べた後、私は職員室へ向かった。
「失礼します」
「おぉ、神崎。ちょっとここ座って」
「就職のことですよね?何かありましたか?」
「お前の希望するとこねんけどな、この高校からは1人しか行けんのや、それでもう1人行きたいっていうやつがおれん。やし、万が一の為に他の所も探しておきなさい」
「先生、推薦会議っていつですか?」
「明後日や」
「分かりました、失礼します」
「怜奈、なんの話やったん?」
「推薦貰えるかどうかー。何かもう1人行きたいっていう子おるみたいで、その子かうちのどっちかしか推薦貰えんらしくて、一応探しとけって言われた…」
「怜奈なら大丈夫やって!生徒会もしとるし!」
「そうかな?まぁあとは待つことしか出来んのやけどね…」
そして2日後…
「神崎、推薦貰えたぞ」
「本当ですか!」
「あぁ、先生らの会議で即神崎に決定した。成績もそうやし、生徒会も入っとるしでな」
「そうなんですね、良かったです」
『優大、推薦貰えた』
『良かったやん、後は本番だけやな』
『うん』
『日程とかまだ分からんのけ?』
『まだやね』
『そうか、決まったら教えてな』
『分かった』
推薦貰えなかったらどうしよう、他の所なんて分からない。とずっと考えていた。でも、推薦を無事に貰えてよかった。
そう思った。
あとは本番だけ。今から出来ることは全部やっておこう。




