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初恋  作者: rein
第2章〜高校2年生〜
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35話「話し合い」

次の日から男子の目線が凄かった。

優大と少しでも会話をしようものなら

一気にこっちを振り向く男子。

ノックで同じチームになったら

見続ける男子。もう見られすぎて集中出来ない。


「さっきからめっちゃ見られてない?」


梓が話しかけてきた


「そうなんだよね。実は…」


私は昨日の出来事を梓に話した。


「そんなことがあったんだ。大変だったね。でも女子より男子に先に知られちゃうなんてね」


「もう参ったよ〜」


練習が終わったあとも目線を感じた。


「何か、悪いな」


こそっと優大がそう言った。


「慣れればそんなもんだよ」


「後でちょっといいか?」


「うん」


「じゃあ自転車小屋で待っとる」


小さな声で会話していたため誰にも聞こえていなかったようだ。


「怜奈ごめん!自転車のタイヤパンクしちゃって今日車なんだよね…」


「ううん、大丈夫だよ。でも大変だね」


「もう最悪だよー」


美鈴と一緒に帰れないのは残念だけど今日に限っては良かったかもしれない。先に帰っててというつもりだったから。


「じゃあまた明日ねー!」


梓と美鈴が帰ったあと私は自転車小屋に向かった。

するとそこには昨日会場にいたメンバー全員

揃っていた。


「何、この人数…」


「あ、やっと来た」


私が来たことを確認し、優大が口を開いた


「俺らが付き合っとること誰にも言いふらさんといてほしい。部活内だけの秘密にしてくれ」


「なんで?」


1年生がそう言った。普通の反応だよね、と私は思った


「今日お前らの視線感じて思ってん。部活やりにくいって。それはこいつも感じとると思う」


「まぁ、確かに視線がやばかった。ちょっとやりづらかったかな…」


「今は部活内だけやけど、これが学校中に知られるとなると大変なことになると思うんやって」


「まぁ、確かに。優大生徒会のメンバーやしその分友達も多いしな。これよりもっと視線やばくなるやろうな」


「それが原因でストレス溜めてほしくないんや?」


そう言って私の方を向いた。


「うちも優大にはストレス溜めてほしくないしこのことが原因で…とにかくうちからもお願いします」


そういうと皆納得したようで頷いた。


「さんきゅーな。では解散!」


私も帰ろうとした。すると


「お前はちょっと残れ。中野ー!悪いけど今日こいつと一緒に帰るから先に帰ってくれ」


「りょーかい。じゃあなー」


何か言われるんだろうか…そう思い少し怖かった


「さっき皆の前で何か言いかけてたやん?あれって何?」


私は少し震えた声で


「これが原因で優大と別れたくないって…」


私は本当にそれが心配だった。

今にも泣きそうだった。


「こんなことで別れるわけねーやん」


そう言うと優大は優しく抱きしめてくれた。

不安という気持ちを察して心配してくれていたみたいだった。


「怖かった…」


「大丈夫や。もし万が一知られたとしても俺が守ってやるからな。冷やかされたらすぐ言えや?」


「うん、ありがとう」


その後私は優大と話しながら一緒に帰った

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