第4話:異世界での目覚め
「ううっ…ここは?」
目を開けるとなんというか…とても豪華な謁見場…だったんだろうな…っていうけど今はなんというか…金目のものを全部取り外したみたいな感じの場所に寝転がっていた。
なんというか…なりふり構っていられない?みたいな?雰囲気を感じる。
横には瑞恵も倒れている。よかった。離れ離れにされててもなんとかなると思うけど心配だし。
「よう。俺たちは敵じゃない。一度、話を聞いてくれないか?」
「ちょっと騎士団長…!また勝手に…」
「はい。わかりました。」
まぁ、これは無難に返答しとくか。
いかにも騎士みたいなムキムキな風貌の金髪の男とその横の…書記みたいな同じく金髪の女。
今のところは異世界らしさは…この謁見場?にしかかんじ…
「まぁいざとなったら私が魔法で焼き払いますのでいいっちゃいいのですが。まだもうちょっと待ちましょうね」
前言撤回。
普通に異世界だわ。
「えー、ここはお前らにとっての異世界ってとこだ。あ、話を始める前に…俺の名前は」
「だから待ってって…」
「ああ、すまんすま…………!ちょ、ちょ、ちょっと待って。」
「なに?」
「お前じゃない。そこの…」
「ケントです。」
「ケント、お前…そこの女の名前はなんて言う?」
「…?」
「いいから教えてくれ!」
「瑞恵ですけど…」
「苗字は?」
「トキヨミ…」
「時に詠唱の詠だよな…?」
「ええ。」
「乃刻空山って知ってるか?」
「ああ…いや、なんでそのことを…?」
「よかった…よかった…!」
「えーと?」
いきなり泣き出した騎士団長さん。
どう見ても日本人らしくはないけど…黒色の髪って言っても眼は蒼いし。
先ほどの女と2人、首を傾げてしまった。
* * * *
先ほどの男…イサムさんがようやく泣き止んだ。
それと同時に、瑞恵も起きた。
「うーん…魔力が満ち溢れすぎてて気絶したのかな…?…うん?」
「えー、俺のことはあとだあと!」
「おう、後で聞くわ。」
マブダチみたいだって?
まぁ、泣いてたやつだしな。
あとなんか親近感がある。なんでだ?
「…?」
話について来れていないのは瑞恵だけ。とりあえず…
「それでは、説明をしよう。」
召喚前
女
「この魔法陣発動させたら私の魔力無くなっちゃうけど…武術にあんたより優れてるやつ来たらどうしよう…」
男
「俺の故郷の人ならば、魔法をつかうとちらつかせたら問題ないだろう…お、新車が運転開始したな」
女
「わかったわ…ってそういやあんたこそ剣より魔法向きじゃないの」
男
「そうか?だって魔法使えないぞ?感覚わかんないもん。」
女
「えっ…魔力こんなにあるのに。」
男
「はいはいそろそろやるぞー」
女
「はいはーい」
実は他の作品【が】伏線。
最近更新してないけど。




