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お弁当つけて、どこ行くの?  作者: kyon²


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11/15

緊急対策会議

「今夜11時、作戦会議室に集合してね」

 ユミからスマホに、連絡が入った。

「エキストラさんの一人からね、言われたの」

「ん?」

「可能だったら、『原作か、プロットでもいいけど、PDFで流して欲しい』って」

「ふ~ん。……」

「一話一話の出演だと、全体の一つのパーツみたいな扱いで、面白さを感じられないっていうことらしい」

「ふ~ん……」

「エキストラなんだから、……」と、タカマサ。

「ボランティアで、やってくれてるし。……」と、ユミ。

「よし、分かった」。康祐だ。

「明日中には、プロットを配布するって、伝えて」。ユミに言う。

「うん、助かるよ。同じようなこと、言われてるし。……」

「そうだったの?」と、タカマサ。

 ユミが、コクッと頷く。

「言えば、いいのに」と、康祐。

「いちいち言わないわよ。必要だと思えば、言うし。……」

 ユミが、挨拶もなしに、消えた。

「なんだ、あいつは。言うだけ言ったら、何も言わずログアウトちちゃうし」

「録画、onになってるから、後で見られてるかもよ」

「構やしないよ。聞こえたほうがいい位だし。……」

 そうは言うが、康祐もゴーグルを外し、

「やっぱり、あいつちょっと、この頃、ナーバスかなぁ。……」

「そう感じるよね」

「うん。……」


 翌日、「これ、流して」と、ユミに全5話のプロットが、康祐から送られてきた。

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